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ポーラースター ゲバラ覚醒
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ポーラースター ゲバラ覚醒の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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「モーターサイクルダイアリーズ」「革命戦争回顧録」読後に手に取りました。 え?ピョートル?だれ?もう全然頭に入ってこない。史実と異なることは明確にして、主人公の名前も変えたほうがよかったのではないかと思う。 歴史小説として読めばいいのかもしれない。 しかし、キューバ、ベネゼエラ、ブラジルなど南米の現状を考えると歴史、過去の出来事として読めないし、全く楽しくない。 | ||||
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海堂尊の ゲバラ覚醒 ゲバラ漂流 フィデル誕生 を読み深い感動を覚えた。作者の世界観人生観に深く感銘する。物語は実に良く作られている。海外の人物、出来事を描いた小説でこんなにも生き生きとして、面白い小説を、この超高年齢で桁違いの読書家を自認する私も今まで読んだことがない。世界中の特に若い人達に是非読ませたい。 | ||||
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エルンストを通し南米の19世紀から20世紀前半までの人と歴史をたどる作品。 全てを書き尽くしたいのかと思うほどの情報量。 時に歴史をたどるあまり説明的であり、全てをゲバラと接続するストーリーは時にてんこ盛りである。 が引き込まれ一気に読み終わる。 南米の歴史に疎かったわたしはこの作品で一気に歴史感が変化。 感謝しています。 | ||||
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小説というよりは歴史書を主観的にまとめた本です。ざっと出来事を見るには良いかもしれませんが、海堂さんがどんな小説を書くのだろうと期待してたラインよりはかなり低かったです。 | ||||
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この物語には「詩」がある。革命家としてのゲバラではなく「詩人」としての ゲバラの実像が描かれる。 改めて、彼はロマンチストだったのだと実感した。 お勧めの一冊です。 | ||||
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「チームパチスタ」に始まる一連の、ほとんど自己増殖的に話が拡がっていくシリーズで知られる著者による、革命家ゲバラを題材にしたフィクション。「チームパチスタ」シリーズでも手術やその周辺など詳細な細部を描く現実性と、妙に医者の数が少なそうな大学病院の描写などの物語の邪魔になる部分を容赦なく切り捨てて虚構に徹する潔さ・大胆なメリハリの付け方に感心したが、本作も史実を追うようでいて実は全く虚構というところのメリハリがきいている。本作で亡くなる重要登場人物について調べてみたら、史実では天寿を全うしていた。そのことを知ってほっとしてしまった。考えて見たらゲバラの日記や伝記は山ほど出版されているので、今更著者がそれをなぞるはずがない。そもそも著者はAI(CTスキャンによる死後の検索)を自らの小説の力で世の中に普及させてしまうほどの戦略家なので。いまのところ年に1冊のペースで発刊されている本作(大家の風格だ)において、どのような「ゲバラ」を生み出すのが堪能させていただこうというところ。 | ||||
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海堂尊の美しい文章が当時の、混乱した情勢の南米を描いています。 参考文献の多さが、緻密に深く掘り下げられたリアリティに感心します。 この一冊から、ゲバラ関連の書籍や映画を見ようと興味が出ました。 | ||||
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キューバ革命のリーダーだということのほかには、星の印の付いたベレー帽をかぶったイラストが私にとってのゲバラだった。ベストセラー作家がゲバラを描いた4部作の1作目だという。 喘息の発作で「まだ早いよ」と死神に嫌われた幼いゲバラが、ベッド際で両手を組み合わせていた母に、自分のために神に祈っていたのかと聞いた息子に、否と。さらに、どうして神を信じないのかと問うた息子に母は答える。「神様を信じないのではなくて、神さまなんていないと思っているだけ。もしも神さまがいるのなら、世の中に不幸せの人がいるはずがないでしょう?」それでも、母は何かに祈っていたのだ。 啓示的な物語が時間を行き来しながら語られる。まだ100ページをすこし超えたところだが、この本は450ページしかない。もう4分の1を超えているじゃあないか。なんと惜しむ時間の短いことか。オレンジ色の表紙の本に魅せられている。こんなに、続きを早く読みたいと思ったことは、このところついぞなかった。 | ||||
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アルゼンチンに生まれ、医学生として奔放な生活をするゲバラ。 エバ・ペロン、ガルシア・マルケスとも親交があり、裕福な家に育った。 卒業前にチリやボリビアなどをヒッチハイクで旅をし、征服したスペイン系の 地主層と、虐げられている労働者や原住民との過酷な二重構造、南米各国の 為政者の堕落と独裁化が、ゲバラの心に不吉な影を落としてゆく…。 カストロとともにキューバ革命を成功させたゲバラ。 革命に生き、革命に死んだゲバラ。 その程度のイメージしかなかったゲバラの学生時代を描いた本書は、同時に 南米各国の歴史をも勉強させてくれる…。 | ||||
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チェ・ゲバラを知らない人にとって、物語風に書いてあるこの本はとても読みやすいと思いました。 きっかけを作り、関心を持つことが読書の大切な側面であると思いますので、偉大な歴史を作った人の話を、物語風に読めるのでオススメです。 | ||||
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フィクションとしては面白いと思いますし、 当時の南米の政治の流れもおおまかにつかめます。 ただ、ゲバラについて史実を勉強したくて購入したので、わざわさわ買わなくても良かったかなと思います。 帯のあおりが、あたかもゲバラについてありのままに書いてあるような印象を与えるのがマイナスポイント。 また、英雄性を強調したり話を盛り上げるために、実在した人物との架空の関係性を盛り込んだり、史実と異なるストーリーになっていたり…。作られた英雄像になってしまっているのが残念です。 | ||||
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元々がゲバラという人が余り好きな系統の人間ではない。が、海堂氏の筆になれば、楽しんで読めるかと期待した。 ついでに嫌いが故に、漠然と何やった人だかは知っているが、流れや生い立ちは曖昧にしか知らない。 面白く読めば何となくでも整理整頓されるのではないか、と期待したが… やっぱダメだ。コイツは嫌いだw 浅慮で迷惑まき散らして、好意をあだで返して、3歩あるけば忘れてしまう系統の人物は好かない。 「形見」という付加価値があるブレスレット勝手に持ってきて、あっという間に「もういいや」と、他人に譲渡されたら「これで私を偲んでね」の心情踏みにじりまくりだなあ…と。全編そんな感じを繰り返す「鈍感か無神経で、相手の心情や状況を慮れないヤツ」としか思えませんでした。 ようよう読み通しました | ||||
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海堂尊がゲバラを描く。話題性は十分。内容もドラマチックだけれども、史実()とは異なる「小説」だ。 史実と異なることが必ずしも悪いとは思わないけれど、モーターサイクル・ダイアリーズはゲバラ本人の著書なんだから、少なくとも本人が書いたものと違った視点で読者を唸らせてくれなきゃ。 他人はおろか南米人でない日本人には至難の業なんじゃないだろうか? | ||||
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この話は海堂さんの物語のゲバラ。 モーターサイクルでゲバラが見たものはもっと(政治とから遠い)ピュアな目を通していたと思う。 だからこそ、青年時代に持つ「不条理に対する怒り」みたいなものがあったのではないだろうか。 その純粋な目がないのが残念。 | ||||
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