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ゲームの王国
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ゲームの王国の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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オーディブルで聴取しました。 上巻は、ポルポト時代前後のベトナムの話が中心。本作の背景となる。 下巻は、新時代ゲームを媒体としてかつての復讐?を果たしていこうとする現代の話。 小説自体は平易な文章でとても聞きやすくわかりやすい。 ベトナムの実の歴史を背景としたことで、小説の背景に深みが加わっていることも楽しく感じた。 いまいちわからないのが、いわゆる漫画やゲームでいうところの「能力者」の存在。 この小説にそれらの登場人物は必要だったのか? しかも、数人しか登場しないために能力者の話がメインになることもない。 かつ、能力者の能力の威力が違いすぎ不自然に感じた。 上記一部の違和感はあったが話自体がわかりやすく楽しかったため最後の最後直前まで非常に楽しめた。 残念なのはオチというか、結末がいまいちに感じたこと。 もちろん主観なので、人によって感じ方は様々だろうがこれだけ長い物語をその終わらせ方にするの?というのが私自身の感想。 できれば、この作者さんにベトナムや東南アジアの近代史の本などをわかりやすく書いてもらえればぜひ読んでみたい。 | ||||
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あまり人物描写がうまくない。 作者としては魅力的に描きたかったのだろうと思われる人物に、全く魅力を感じなかった。 | ||||
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個人的なことを言えば、物語としては少々枝葉はあるが大きな幹に沿って伸びて行き、次第に一点に収束 して行く「杉の木」タイプを好む。熱帯雨林のジャングルの様に四方八方に手を広げたり、本筋に無関係な 寄生木が取り巻いたりで何の木なのか何を言いたいのか不明なものはどうも好かない。 ようやく最近になって気付いたことがあり、その本が面白いのか否かの判断に奥付の重版数を参考にする というもの。いくらレビューの評価が高くても或いは帯の惹句が扇情的であっても、発行年が古いわりに 「初版第1刷発行」のままだったらハズレである。但しネット通販では確認できないのが欠点。 玉石混交の中から時々これは!と思う玉を発見する。それこそが読書の醍醐味であり、またゲーム(とい うか賭け)でもある。常に負けてばかりは勿論のこと、勝ってばかりでも面白くないかもしれない。 | ||||
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まず、下巻をメインとするのなら上巻はほぼ全て要らないんじゃないか? 「嘘を見抜く」なんていうチート能力は設定しただけでほぼ活躍しなかったよ? 土と会話できるのもそう、綱引きでジャッジできるのもそう。もう多数の登場人物に本編とは大きく関係のない挿話にとにかく疲れる。 登場人物の描き方も頂けない。主人公の二人、幼少期から50歳超えまで、同じ話し方で描かれている。どちらかというと幼少期が異様すぎる。 脳波を利用したゲームで、第三者に自身の思考もしくは体験をトレースさせるという設定は面白かったけど、それを武器として現実を覆すような事も結局なく、消化不良。 何が書きたかったんだろうという読後感。 | ||||
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導入部分から複雑な人間模様が織りなす骨太なストーリー展開に期待を膨らませつつ読み進めましたが、後半は安直なこじつけとオカルト的なやっつけ仕事が目につき、残念な読後感でした。上巻は何とか読み終えましたが、下巻は読むのを止めておきます。 | ||||
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久々に難解?な作品だった。ゲームが意味するものが何だったのかな。 | ||||
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ポストに投函されていました。 梱包を解くと帯に破れがありました。 帯は読むのに支障なく、返品や交換は 不要なのですが、出荷時の製品外観 確認、並びに輸送の途上の乱雑な 扱いはあり得るとの前提に立った 梱包を検討いただくべきと存じます。 | ||||
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「クメール・ルージュ」の単語検索で「ゲームの王国」が出てきたので読みました。 下巻最後に記載されている「主要参考文献」のほとんどは、 私も過去に読んできました。 作者さんは「1986年」生まれなので、 ニュースで毎日のように「ポル・ポト派」の単語が流れ、 幼稚園児未満にさえも刷り込まれた世代の「後」になります。 幼心に「とんでもない事が起こって大人が騒いでいる」と、 不穏な空気を体感した事もないでしょう。 「クメール・ルージュ」等カンボジア内戦は、 「あくまで小説の主題のネタ」として中途半端に描かれます。 「外部者の日本人ごときが面白がって創作して、何を偉そうに」と 読み進めるうちに、実に白けた気持ちになりました。 若い日本人作家のフィクションSFは、 私にとっては「興味の対象外」でした。 | ||||
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上巻は、ポルポト時代のカンボジアが、それこそ”まるで見てきたように”生き生きと丁寧に表現され、このような苛烈な歴史を負った国をゲームに繋げてゆくことに興味も沸き、下巻を期待しておりましたが、ちょっと期待外れでした。 まず脳作用をゲームに応用する、またゲームを通じてプレーヤーの脳作用に意図的に影響を与えるというSFとしてはメインとなるテーマが、あまり説得性のある小説とはなっておりませんでした。 いかにファンタジーとはいえ、それらしき説得性は必要と思います。 次に終わり方が唐突で、「死」で全てを終わらせることに、作家の無責任さを些少ながら感じてしまいました。 | ||||
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