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今夜は眠れない
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【この小説が収録されている参考書籍】
今夜は眠れないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全56件 41~56 3/3ページ
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主人公が中学生・・・ということでなんとなく敬遠していた作品ですが、読んでみると物語の展開のうまさに圧倒されました。さすが宮部みゆき、と舌を巻きました。作品の設定によらず、読ませるなあ。物語はその謎解きの鮮やかさのみならず、「温かさ」が胸を打つ作品です。 | ||||
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活字に抵抗の無い、ミステリー好きの方だと少々ものたりないかもしれません。暇が出来たし、読書を始めてみようかな。ミステリーを読んでみようかな、そんな方は、読みやすくてよいと思います。ものすごく凝った内容でもないし、ちょっとそれは都合がいいな、と思うストーリー展開ですが、子供視点なので許せるかなという感じです。普通の家庭に飛び込んできた突然の転機と、親の過去と今、それに対する子供の反応が少し客観的に書かれていておもしろいです。最後まで読んで、「えー、そうだったの!」と驚いた後、また読み返して「あー、なるほど」と納得するのもまたいいのでは。 | ||||
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大金を得た家族に対する興味、妬み、そして、バラバラになる家族。コミカルに進みながらも笑えない現実、それだけに、結末が判った時の安心感も大きかった。「僕」の視点で、簡易な言葉遣いで書かれているので読みなれていない人でも簡単に入れるし読みやすいと思う。ただ、ちょっとご都合主義すぎる感はした。 | ||||
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ある日、突然大金が手元に舞い込んできたら・・・・そんなことがあったら家族は、どうなるか。決して幸運だけでは終わらないだろう、そんな大金をめぐるどたばたを描いた小説です。物語は、サッカーの試合を模して前後半、それでも決着が着かないので延長・PK戦にもつれるといった構成にしてあります。もちろんこれには、理由があるのですが・・・主人公の緒方と知能指数高そうな島崎とのかけあいも、ホームズとワトソンとまではいかないけど物語を楽しくさせてくれます。果たして、試合では勝利することができるかどうか。物語りもそれほど複雑でなくページ数も少ないのですんなり読める本だと思います。この作品は、同著者の「夢にも思わない」にもつながる作品なので、そちらもどうぞ。 | ||||
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私は「夢にも思わない」を先に読んでいて、「今夜は眠れない」が読みたくなって読みました。途中で「えっ?なんで??」と思う点がいくつかあったんですけど、後のほうで「あぁ、そういうことか」と納得しました。話の途中で小さな疑問点を残して後の方でそのことがわかる。私にとってはそんな感じでした。なので、すごいな~と思いました。話の構成に感動しました!小さな出来事でも記憶に残ってますし、読みやすいです!また主人公とその親友の性格もまた良いと思いました!ドキドキしながら読んでいける本でした! | ||||
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しっかり理解できるミステリーでした。島崎が名探偵コナンみたいな子で(笑)、しっかり主人公の雅男君を助けてくれます。大金と大きな賭け。色々と考えさせられる作品です。 | ||||
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個人的に言うと、私が宮部作品のなかで一番好きな作品です。主人公は中一の男の子なんですが、この男の子の目から見た、世間や大人に対する思い・考え方などがなんとも言えずいいです!もう良すぎて言葉では表現できません。また、最後は「え!?そうだったの!?」という風に本に向かって叫んでしまうほどのどんでん返しも素晴らしい!とりあえず読んでみて! | ||||
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すごくおもしろかったー。先が気になってしまって一気に読んでしまいました。ミステリー小説って読んでいるうちに先が見えてしまうことが多いけれど、これには私も騙されました。 | ||||
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宮部さんの作品のなかでも、家族をテーマにしたものにはアタリが多いのですが、これは最高に素敵です。狂言回しの中学生の「僕」にあわせて文体が児童文学のように軽く、普段本を読まない人やミステリ初心者にもお勧めではないかと思います。自分の息子も、この主人公のように、よい友達に恵まれ、少しませながらも、かつ優しい心を持っていたらいいなあと思いました。でも、ちょっとできすぎでしょうね、余計な期待はしないようにします。そういう意味では、もう少年少女ではなくなった大人のためのファンタジーなのかも。結末も含めて。 | ||||
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ミステリー=殺人のような印象を受けてた私にとって、この小説はすごく優しい気持ちで読めました。ミステリーでは殺人というか、内容が悲しく、読んでいて辛くなるときが多いです。だからか、この本を読んでいてッホっという気持ちを味わって欲しいです。 | ||||
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薄かったので一気に読みきりました。すごかったです。いままでいろんな本を読みましたが、こんなに気持ちいい本は久しぶりでした。主人公とその親友のキャラクターや事件の真相など見所はたくさんありますが、僕は中でも最後の主人公のある言葉に一番感動を覚えました。短い言葉ですが、その言葉があってこそこの本があると思います。 | ||||
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私は宮部みゆきファンです。宮部さんは「火車」「クロスファイヤー」などで有名ですが、私はいまいちあの世界になじめませんでした。でも!これは普通の日常のなかで起こる実際にはあり得ないような話です。主人公は中学生。子供です・・・だ・け・ど!おもしろい!!ここがミソです。ぜひぜひおすすめします。続編の「夢にも思わない」も必読です。 | ||||
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話の中で人が抱える問題や思いの描写に息を呑み、中学生の雅男の視点にドキドキしたり、大人びた島崎に「自分の方が子供だなあ・・・」と思ったりしながらも、人と人のつながりというのはいいもんだな~と素直に思えました。 単に犯人を見つけたり行為を暴くミステリーではなく、その根底にある人のの感情を露わすると同時に登場する人々のやさしさも伝わってくる、厳しいけれどあたたかい物語です。 | ||||
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ありきたりの背景にありがちな展開、でも心配ご無用。平凡な設定でも、その下で繰り広げられるのはやっぱり宮部みゆきの非凡なストーリー。いままで読んだなかで「一本取られた」感は一番強かったです。 | ||||
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児童文学っぽい装丁ですが、オトナでも充分楽しめる一冊。宮部みゆきが少年・少女を描くと、本当に生き生きとしてそのころにもどりたくなります。下手に純粋な子供像を書かずに、繊細な心の動きの描写はすばらしく、またストーリーテリングの妙も楽しめます。軽く読めて、後に考えさせられる本です。 | ||||
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宮部みゆきと言うと「火車」や「理由」などが代表作としてあげられることが多いようですが、私は断然この「今夜は眠れない」が好きです。とにかくやさしくて暖かな物語です。なによりも主人公の少年がやさしい。少年を取り巻く人々がやさしい。そうして、物語そのものがやさしい……。ミステリーなので、あまり詳しく書くことが出来ないのですが「家族っていいもんだなぁ」なんて、ついつい思ってしまいます。普段だったら、照れくさくてどうしようもない言葉なんですが、この物語を読み終えると、心がちょっぴり素直になって、そうして自然とそう思えるのです。ドロドロとしたミステリーに食傷気味の方、宮部ワールドの優しさに触れたい方、お薦めの一冊ですよ。 | ||||
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