ブルーローズは眠らない
評判
ブルーローズは眠らないの評価:
3.62/5点 レビュー 29件。 A ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1〜7 1/1ページ
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ブルーローズは眠らないの評価:
3.62/5点 レビュー 29件。 A ランク
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「ジェリーフィッシュ」はあれほど複雑なプロットとトリックに関して分かりやすく解決が提示され、(最後の顛末はやや飛躍気味でしたが)誰にでも納得できるかたちで真犯人の心理が独白され、素晴らしかった。誇張ではなく、十角館に比肩するデキでした。
一方、本作ではどうでしょう…。
二つのパートを行き来するプロットと、その有機的なつながりはたしかに面白い。ただ、肝腎の密室トリックが何のために存在するのか?ワケが分かりません。
(以下ネタバレ)
8割過ぎの地点で提示される解決編で、密室殺人の必然性については「犯人をおびき出す必要があった」「難解な条件をクリアするために偽装他殺を行った」と説明されていますが…はっきり言って意味不明です。この点に関して疑問を抱いた読者は多いのではないでしょうか?
そりゃ警察である真犯人が働いている管轄内で、真犯人が暗躍した過去の出来事を暗示するようなハデな事件を起こせばおびき出せるかもしれない。でも、そんな迂遠な手段をとる必要があったのか?甚だ疑問です。だって、そもそも偽装した二人組はおびき出すまでもなく真犯人が誰なのか既に知っていたわけですから。
おびき出していったい何をどうするつもりだったのか?
その存在意義が不明な偽装他殺の演出のために、幼少時から愛し続けたパートナー(子供まで作った)を自ら手にかけ、首まで斬り落とすなんて、あまりにもおかしいでしょう。末期がんだからこそ、彼女に大役は任せずに男の方が身を挺して真犯人を葬り去り、あの世に旅立つ彼女への手向けにする...というのならまだ分かりますが。
本当に意味不明でした。3作目は読まないかな…。