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火車



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【この小説が収録されている参考書籍】
火車 (新潮文庫)

火車の評価: 3.96/5点 レビュー 517件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.96pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全61件 21~40 2/4ページ
No.41:
(3pt)

テンポが悪い。

読んでも読んでも話が、進まない。テンポがあまりにも悪い。登場人物に魅力がない。それでも最後まで読んでしまったのは、作者の文章力だろうか。カード破産をテーマにしたのはよかった。ラストは意見が分かれるのではないか。
火車 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:火車 (新潮文庫)より
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No.40:
(3pt)

助かりました。

いいタイミングで発送していただき、感謝します。おかげで読了できました。ありがとうございます。
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No.39:
(3pt)

捜査の成り行きは楽しんだが、主義は理解しない

事件と捜査は楽しんだ。が、遊興のクレジット破産には何の同情もしないし、「誰にでも起こりうること」だとは全然思えない。
15万の手取り給料で、10万借りて月3千円の利息に対し「そんなに高いと思わなった」だと?とんでもない。自分なら「3千円も」いらん利息払った事を「痛恨のミス」と捉える。「生真面目」も「気が小さい」も関係ない。単に「経済観念がゆるい人」。
ローン組んで家建てるのが悪いとも思わない。悪いのは「甘い見込み」。これも経済観念がゆるい。順調且つ堅実な見通しで計画を立てていたが事故や病などの不測の事態でパンクした場合なら同情する。心情的事情なんか関係ない。「払える分しか買えない」のが健全で健康な経済観念。狙い定められて「嵌められた」場合は半分同情位だな。
なので、「バカより、愚と無知の方が罪ってホントだなあ」と、クレジット破産への「理解」描写が出てくる度に思った。
しかもこの手のヤツって、自分が破産したのは「騙された」と認識してるから始末が悪い。と思う。
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No.38:
(3pt)

言葉が生きている

読み始めて7、8分目ぐらいに辿り着くまで、【この話イマイチかなぁ】と思ってしまいましたが後半になって、捜索中の行方不明者の過去が暴かれるにつれて一気に心奪われゾワゾワっとしました。心がえぐられるような気持ちにすらなりました。

切ない、切な過ぎる。
世の中には、本当にこんな孤独な人生を歩む人もいるのだろうか・・・と。悲しくなりました。

ただ話し全体として微妙な時代背景のせいもあるとは思いますがバブル後世代の私としては、たびたび理解に苦しい時代背景(携帯やパソコンがまだ普及していない世の中等)、腑に落ちない点(そんなに役所の個人情報ってだだ漏れなの?等)、なんでそうなるのか理解できない登場人物の心理(冒頭で逆切れしたまま音沙汰のない和也など)がいろいろと話しに入り込む邪魔をしてきました。

それでもやはり宮部みゆきさん。
ところどころに唸りたくなる様な絶妙な表現があってはっとさせられました。

例えば、言いたくて仕方ない事があって焦っているのにそれを悟られないようにしている様子を表しているこの文章、
『出かかった言葉という生きものがそこで噛み殺され、尻尾だけがピクピク動いているようだった。』
(-18ページ)

この表現、なんだか言葉自体が生きているような感覚すら覚えました。

そして。ラストはもう少し続きまで書いて欲しかった!!!私が知りたかった肝心の部分!

話はまぁまぁ面白かったけれども、個人的には宮部みゆきさんは『あかんべぇ』などの長編時代小説の方が好みみたいです。むしろ江戸時代までさかのぼってくれたほうが入り込みやすいと今回改めて実感しました。
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No.37:
(3pt)

刑事の苦労だけを味わわされる

とにかく長い。
宮部みゆきさんの中でも面白い方だと聞くし、面白いと思うが、
犯人に至るまでの経過が緻密に描写され過ぎていてまるで刑事になったかのような疲労を味わわされた。

犯人像にたどり着くまでの推理は面白いのだが、いかんせん宮部氏は犯人の動機にスポットを当てて掘り下げまくる。
はっきり言って心理面の掘り下げすぎはエンターテイメントとは感じ辛い。どちらかというと国語の教科書だ。

500P越えの教科書なんてもう苦痛と言い表すしかない。
おまけに犯人を捕まえる達成感は味わわせてもらえない。肩を叩いて終わりだ。
刑事の苦労だけ味わわせといて犯人にたどり着いたその瞬間に幕を引きやがった!

それでも懲りずに「理由」を読んだが本作よりも色濃く動機にスポットが充てられて随所読み飛ばした有様。もう宮部氏の推理小説は読まない。
ガキの頃、映画ブレイブストーリーにはまったのになぁ
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No.36:
(3pt)

その後の展開

結局、関根彰子は新城喬子に殺害されたのか?
もしそうだとしたら、殺害方法は死体はどうしたのか?
上記は読者が自由に想像して良いそうです。
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No.35:
(3pt)

二つの名前を持つ人・・・・・・けっこう居ましたよ

プラスチックマネーの怖い話です・・・・・・・・・・・・・
前半わページを捲る手が止まらないほど入り込めましたが、後半わ少し期待ハズレの展開で締め括られておりました。
・・・・・思い出しました、この話わ、以前バブルの頃にわ良く聞く話でした
 あの頃わ、人手不足の為、履歴書のみの持参で、直に正社員、勿論経歴わデタラメ、現在とわ違い個人情報など誰も気にしていない垂れ流しの時代、住民票も友人、同級生の物を取り、移転届けを出しナリスマシ、社員証と健康保険証を手に入れれば、直に会社をやめて次ぎへと、次ぎと ・・・・・・・・・・・。
銀行に行けば、審査がないので、クレジットカードを作って下さいと、窓口の行員の方に無理やりお願いされて、VISA、JCB、その他、何枚も小説同様、作れた時代、現在でわ考えられないような事が簡単に出来ていました
事実、セキュリティーと言う言葉が認識されたのわ、此処、十数年前の事ですので
この小説も少し前の(1993年)お話ですので、非常にガードのゆるい展開になっています、現在の感覚で読むと少し、違和感があるかもしれませんね・・・・・・・・・・・・・・・・・
宮部ランキング上位ですが・・・・・・申し訳有りません・・・・合いませんでした
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No.34:
(3pt)

読んでいてめちゃくちゃ疲れる。でも疲れるって事はこの小説が面白い証拠。

ボリュームが多くて疲れるのではありません。
本間の視線で読み、ある人物を追っていくから疲れるんです。
届きそうで届かない、状況証拠も証言も乏しく、何度もくじけそうになる本間。
それを見ている読者も精神的に苦しくなっていく。
でもそれは、この小説にのめり込んでいる証拠。つまり面白くてハマっている証拠。
後、ラストシーンは良かったと思います。読んでいる途中で、ラストシーンこう終われば良いのにな〜って、
思っていたら、その通りの終わり方をしていたのでびっくりしました。
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No.33:
(3pt)

推理小説……?

社会派ミステリーとしてはよく出来ている。
クレジットカードの持つ落とし穴を丁寧に描き、身近に起きそうな事件として読者を身震いさせる。
婚約者の足跡を1つずつ辿り、ようやく見えたゴールに達成感を得たのも事実。

でもこれって、推理小説なんだろうか?
どうやって個人情報を得た?
どうやってあの人物を殺害した?
確かに個々の謎は存在するが、それを読者が推理するには情報が少な過ぎる。
少なくとも自分は推理はせずに、淡々と文字を追い続けた。

読み終えてから気付いた。
ああ、これは推理小説ではなく、探偵小説なんだって。
1人の刑事が1人の女性を追い続ける様を読む、ストーリー物だったんだ。
誰がどうやって殺した?とか最後のどんでん返しとか、そういうのを期待していると肩透かしを食らってしまいます。
自分はそういう推理小説が好きなんで、この火車は拍子抜けでした。

美味しいと評判のラーメン屋に行ったらパスタが出てきた。
確かに美味しいんだけど思っていたのとはちょっと違った。
今はそんな気分です。
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No.32:
(3pt)

(^^)

時間を忘れて読みふけり、気がついたら夜が明けていました(^_^;)

描かれていたのはまさしく蟻地獄の世界…
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No.31:
(3pt)

評価レビュー。

現代では不可能な事も当時では出来てしまったんだよな。

そんな思いで読みきってしまいました。

今読むと、けっこう斬新なエンディングだなぁと思ってみたり。

最近の『最後の1ページ〜』とか『最後の1行まで〜』に食傷気味な人には新鮮かも・・・

文体も読み易くボリュームがあって良い。

ただし内容が古い時代(笑)。

読後の想像力を描きたてられるラストは、ある意味、衝撃的ですね。

内容はまさに『火の車』って感じです。

読んでみれば分かります。
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No.30:
(3pt)

普通

以前に読んだものをなくしてしまってまた読んでみたくなり購入したものであった。
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No.29:
(3pt)

長い

宮部みゆきさんの本を読むのは初めてでしたが…。長い。
最初は理由を読もうと思ったのですが、適度な長さのこちらに。
それでも600ページ弱で文字もギッシリ詰め込んでいます。
結局読むのに10時間もかかってしまいました。

細かい描写の数々はさすが女性作家というものか。
ちょっと想像で男性像を書いてる所もあるのかなという気はしましたが
長い文章を飽きさせずに読ませる筆力はさすがだと思います。
しかし、エンタメ作品として見た場合面白いかと言われると…。
うーんと言わざるを得ないと思います。

名作と聞いていて爽快な謎解きがあるんだろうなと思っていた
私の先入観が邪魔したのでしょうが、そんな名作か?
というのが正直な感想でした。
長いRPGを終えたけど「あー、普通だったぜ」という感じでしょうか。
レベル上げとかさんざんやっといて何言ってんだよってツッコミが入りそうですが。

考えさせられるようなことは多々ありました。
蛇のたとえや井坂さんのコメントとかはとても深く気に入りました。
が、作品全体の評価としては普通。
名作…とはちょっと違うと思います。
終わり方も爽快感はなかったですし。

多分自分が求めているのはこういった社会派作品ではなく、謎解きや異常殺人鬼とか
もっとフィクション寄りの話なんでしょうね。
次はフィクション性の高いブレイブ・ストーリーとかに手を出してみたいと思います。
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No.28:
(3pt)

良い商品でした。

とても良い商品でした。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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No.27:
(3pt)

一気に読みましたが…

一気に読んでしまうほど、吸い込まれましたが、その割には最後があっけなく感じました〜。

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No.26:
(3pt)

大変面白かったけど・・・

面白く読ませていただきました。

文庫で590ページ。長編でした。

でも、余談が多いと感じてしまいます。
たとえば、弁護士と主人公が話す、クレジットカードのことは
長い。
こんなに必要なのだろうかと考えてしまいます。

詳細に調べた結果なんでしょうけど、これでもか、これでもか
と書かれています。

また、最後は余韻を残した終わり方にしたんでしょうが、ちょっと
モヤモヤ感が残ってしまいました。


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No.25:
(3pt)

単なる社会派ミステリーに留まってしまった惜しい作品

消費者金融や個人情報など社会問題を踏まえた広大な素晴らしい構成力を持つ作品であることに、疑いは無い。
しかし、社会問題は根っこにある部分は別として、法律や判例が新しくなり、時代背景が変われば、注釈なしには読めないものになってしまう。また、ミステリーとしての筋書きも一度知れば、繰り返し読みたいものではなくなってしまうことが多い。そして、本品は、そのレベルに留まってしまった残念な作品だと思う。
 要は、健気に旅館の女中をしていた犯人が、どの時点で、人殺しが出来るほどに堕ちてしまったかが知りたいし、そこが普遍的なテーマではなかろうか。夫に鬼女と言われたときから何かが崩れたのか、離婚によって失ったものが本当は何だったのか、捉まって酷い仕事をさせられて母親と同様に内臓の代わりに何か汚いものが詰まった人間の殻を被っただけのものになったのか、それでも僅かに残った彼女の生きる希望と人間性とそれらを支えているものについての何かが、読者の想像を超えるものとして、作者自身の手で掘り起こされていれば、不朽の名作になり得たと考えられる。
そして、もう一つ。中宮彰子も皇后定子も、一条天皇の「妃」ではなく、「后」である。日本文学を書かれる以上、その位の心得は欲しいものである。
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No.24:
(3pt)

リアリティが……

社会派ミステリーを書く上で重要なのはリアリティだと思う。30Pほどで出てくる、銀行社員である同僚が婚約者のクレジットカードのブラックリストを勝手に見ているが、モラルも何もあったもんじゃない。社内で個人の目的で閲覧してよいのだろうか。個人情報保護法施行前ってこんなだったっけ?少し冗長だて思いつつ、良い小説だと思ったのに、そこが引っ掛かってしまい、読み進められなくなった。
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No.23:
(3pt)

評判の割には・・・

読みやすいし、悪くはないんだけど全体的に盛り上がりに欠ける印象
終始淡々と進む上に登場人物のキャラが薄いので、読んでいてあまり面白くない
トリックも別段大した事はないし、そのくせしてページ数が多い・・
ボリューム的にはこれの半分くらいで終わらせてくれたら良かったかも

結果、社会派作品としても娯楽作品としても中途半端な仕上がりに思えた
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No.22:
(3pt)

ラストシーンが書きたかっただけじゃないかと

松本清張のゼロの焦点を思い出した。実際ひな型にしたのではないか。家の写真が出てくるくだりは、作者の清張へのオマージュじゃないかと。

カード破産についてそれなりに知識がある者にとってはそれほど目新しい話でもなく、個人的には佳作の域を出ていないと思ったが、とにかく文章が平易で読みやすく、堅いテーマの割にはエンタテイメント性が高いのは見事だと思った。

ラストシーンが大変印象的。素晴らしい。悲愴なストーリーも、すべてはこのシーンを描くためだけにあるのではないかとすら思った。
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