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長い長い殺人
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長い長い殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全78件 1~20 1/4ページ
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この1992年に出版された本を読むことを通して経済が解るようになりました。この話には、財布が語り手で、人間にとって財布の中身は大事だが、財布は全ての人間の行動が見られなくて、持っている人が殺されても、何もできなません。「失われた10年」という90年代には、経済の問題が多くて、宮部みゆきさんはそのことを見て、お金が人間関係を壊しているという感じがいっぱいの話を書きました。読んでよかったです。皆に勧めたいです! | ||||
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前代未聞、驚天動地などと書かれていたのでかなり期待しながら読み進めました。途中まで面白かったのですが…犯人の章が始まった途端、一気に拍子抜けしてしまったのが残念でした。 | ||||
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一つの事件をあらゆる角度から見て、丁寧に表現しているため、とても長く感じた。さすが宮部さんだ。 | ||||
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ジュンク堂で大量に平積みされており、粗筋を見るとまあまあ面白そうなことが書いてある。本の後ろには「25刷発行」とあり、帯には「100万部突破」ともある。宮部みゆきは『理由』や『火車』などで印象がよかったので、試しに読んでみた。 しかし読み始めてすぐに違和感が生じた。語り手が「財布」のため、すっとストーリーに入り込めない。その後、なんとか読み進めていっても、設定が現在では陳腐なものであるため、意外性が感じられない。結果、興ざめしてしまった。Kindle版があればサンプルだけで済んだのにと思った。 | ||||
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後ろの解説を読んで驚いたのですが、本作品の第一編『刑事の財布』は宮部みゆきのデビューの年に書かれたものなんですね。天性のストーリーテラーだったということが分かります。 各章の主人公の財布が語り手を勤めるという趣向の凝らされた作品です。たしかに誰でも何処かに行くときに財布、免許証は持って行きますものね。最も身近にその人と接している存在かも知れません。それに人間ではありませんから相手から警戒されるということもありません。でも、この物語に登場する財布はお互い同士全く連絡がないのですから、こう上手く話が繋がるというのは少し調子がいいかな、という気もしますが。 こういう小説を心理小説というんですか?とにかく単純な犯罪小説ではありませんよね。しかも一本筋ではなく、途中に万引きした生徒を信じて庇い裏切られる教師の話や本当に精神を病んでしまう女性の話を挿入するなど、話が一本調子にならないようにするだけでなく、人間のいろいろな面を描き出そうする試みには新人離れしたものがあったと思います。ただ、(ネタバレになってしまいますので詳しくは書けませんが)、人間心を病んでもここまでできるかなぁ、ここまでやってただ喜んでだけいられるかなぁ、というあたりは正直疑問に思いました。 とにかく記念碑的な作品。読ませていただきました。 | ||||
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別に財布を、語り部にしなくても、十分、保険金殺人を素材にした作品になっ亭やと思うが。 | ||||
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宮部みゆきのファンです。 | ||||
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登場人物の財布目線で物語が進んでいきます。ハラハラしてしまい、すぐに読み終えてしまいした! | ||||
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ストーリーはドラマで観て知っていました。 なので今まで手を付けずにいましたが、ここにきて作者の未読本が 少なくなってきた。 そのため押さえておこうと手にしたのがこの本。 ドラマ同様、財布が主人公となっており、擬人化されている。 当時の作者は警察犬が主人公であったりで、人が小説の中心では ない場合があり、面白く読めます。 ある意味ファンタジー物も人が主人公ではない場合があったなぁ。 | ||||
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こんな内容だとは!…と財布がこんな役割なんて!と驚きました。 宮部みゆきさんの小説としてはこういう推理モノを初めて読みましたが面白かったです。 | ||||
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『主人公が財布』 このパワーワード一つで引き込まれる本作。財布というのは誰かのATMという下品な話ではなく、文字通り財布。 財布が携帯され、持ち主と共有している情報のみが、語り部たる財布から読者に提供され、点(財布)と点(財布)が事件を繋ぐ異色の財布バディ物語 | ||||
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もう四半世紀以上前の宮部さんデビュー当初の作品です。私と宮部さんは全くの同年代なので親しみがあり読みやすく彼女のファンです。今年は彼女の全作品を読破する目標で、この作品は10冊目。 ある殺人事件を巡って、登場人物達の財布のつぶやきで物語は進行するのですが、非常に面白くあっという間に読み終え、最後はほろっと涙しました。ネタばれになるので詳しく言えませんが、少しでも作品に興味のあるかたにはお勧めです。 | ||||
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12月の夜に起きた一人の会社員のひき逃げ事件をきっかけに起きた保険金殺人疑惑をきっかけに 次々と殺された、被疑者への強請に失敗した女と被疑者の後妻、明るみになる被疑者の前妻の死、 劇場型犯罪と化し、毎日のように報じられる保険金受取人である不倫関係にあった二人の被疑者、 証拠がなく手を出すことができない警察――といった十人の登場人物たちの動きを各々が所有する 十個の財布の視点で描いた作品。 『財布の視点』と聞くと一瞬斬新さを覚えるかも知れないが、言ってしまえば『信頼できない語り手』 であり、完全さを求められる『神の視点』と異なり登場人物のバッグや上着の内ポケットに入っている ことそして財布それぞれの『知的レベル』を理由に完全さを担保しないことによって読者に必要な 情報のすべてを与えなかったり、惑わせたり、ミスリードしたりすることに対するエクスキューズ としている。 また、『犯人』に関しては色々な意味で「えっ! この期に及んでお前?」というツッコミを入れずには いられなかったが、逆に言えばフーダニットからハウダニットへのさりげなく違和感のない移行に 成功しているという見方もできるだろう。 | ||||
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新鮮で初々しい気持ちで読み進めることができました。切なさ、やるせなさなどの感情を実感しました。 | ||||
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財布目線での設定と短編のつなぎ合わせての構成。 の割には、別に変に狙ったものになるのではなく、普通に進行していき、違和感なく読めました。 お話も、犯人も、特に普通で、ある程度セオリー通りに読み進められたのが良かったです。 狙ったわりにふつうなのが面白かったです。 | ||||
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終盤近くの真犯人登場に、がっかり。 それまで楽しかったのに残念。 | ||||
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短編、短編がつながり、一つの物語が完成するというストーリー性がよく面白く読めます。 なぜ、最後の1話で、★を三つも下げたのか 【ネタバレ注意】 ・いままでの登場人物の中から、「犯人はだれだろう?」って考えながら読み、「あ、この人が犯人だったんだ!」っていうすっきり感がまったくないです。 →いきなり最後の話で、初登場の人(しかも犯人)が登場。「いままで読んできたストーリーはなんだったんだ?」って思わされる。 →動機どうこうでなく、いきなり「私は犯人の財布である」って感じで犯人の紹介後にストーリーが始まるので、読む気が失せる。 この物語は、「犯人は誰か?」って感じで読んではいけない微妙な作品。 | ||||
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うーん、楽しめたのは最初の章だけかなー。あとはくどい。何より犯人がひどい。 | ||||
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まず語り手が、被害者、犯人、探偵、刑事などそれぞれの財布。 なんてユニークな発想なんでしょうか。そして、この作品の語り手は財布でなくてはならないのです。 これが、例えば鍵やハンカチだったらこの作品は成立しないですもの。 個人的には犯人の財布が持ち主に対する感情が伝わってきて、切なくていいな、と思いました。 タイトルも作品にぴったりですね。 私のお財布はどんなことを考えているのだろう、とふと読みながらかんがえてしまいました。 宮部さん、本当に最高な作家さんです。 通勤電車で読むために本は毎回購入するんですが、自宅でも読んで二日で読了。 ありがとうございました。 | ||||
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模倣犯を読み、宮部みゆき作品が気になりはじめ、こちらを購入。途中まではとても良かった。推理しながら読み進めましたが、犯人が全く予想できず・・・犯人がわかった時は、ガッカリ。 模倣犯とストーリーは全く違うものの、またそうゆう系?と、かなりのガッカリ感。 好みの問題だとは思いますが、つまらなかった。 | ||||
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