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夜行
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夜行の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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仲間たちが一つずつ語る、身の上に起こった不思議な出来事については 読んでいて不安に駆られる、自分がいまどこに座って読んでいるのかも不安になるような ゾクゾクとした面白さがある。昼に読んでよかった。夜は怖くて読めない。 そういう意味で作者の意図にまんまとはまっているのかもしれないが それぞれの謎や伏線?を回収してくれるのかなーと思いきや、そこまで親切ではない。 ラストの「どんでん返し」も、まずそれまでの仲間の話が奇怪すぎるので特に驚かない。 むしろ残りのページ数でさあどうやって説明付けてラストに持っていくのかなぁ?なんて考えていたら 読み終わってしまった。 だけど描写力の凄さと引き込まれる度合いはすごい!映像化難しそうだけどされたら見に行くだろうなぁ。 「きつねのはなし」も読んでみたくなった。 | ||||
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10年前、英会話スクールの友人たちと鞍馬の火祭に出かけたその夜、 仲間のひとりが失踪した。 大橋が皆にふたたび鞍馬の火祭に行こうと誘ったのは、失踪した 長谷川さんの意思が働いたのかも知れない。 久しぶりの再会の夜、それぞれが語る不思議な話に、待ち合わせまでに 何気なく覗いた画廊にあった連作銅版画の光景が重なってくるのだった。 人の心の中にある光と影、それを「夜行」と「曙光」という相反する二つの テーマの連作銅版画として登場させ、各挿話をつないでゆくアイデアは面白い。 しかし、最終章・鞍馬でうまく纏めてはいるのだが、今一つスッキリしない というか、腑に落ちない。 | ||||
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登美彦氏の本を数々読んできたが、この作は不気味で百物語にも似た所があり、しかし百物語のような不思議さもなくただ意味不明で腑に落ちない。『違う、私が求めてる森見登美彦じゃない。』と終始本の中を彷徨い、戸惑うことはまるで見知らぬ夜の町を徘徊しているようだ。個人の感想なのでこれから読もうとするあなた、読み終わったあなたは気にすることなかれ | ||||
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興味深く読まさせていただきました。 結末は、読者に任せる(想像させる)。 私的に消化不良感がありました。 | ||||
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最後まで読み終えると、それまで読んできたそれぞれの物語の結末が、ますます分からなくなりました。結末をおさえて、もう一度読み返すと、今度は違う感想になるのかなぁ? | ||||
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夜行のような本は 森見登美彦氏には合わないような気がします。 それなりには書けていますので 氏の技量は10年前より伸びていますが、 背伸びをして書いていると思われる今作「夜行」は 出来としてはイマイチな気がします。 普通の作品です。 作家として書きたい物が、このような物であれば もう少し技量を高めて欲しいものです。 今度は森見氏らしい物を書いて欲しいです。 | ||||
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今までの森見登美彦作品に非常に楽しませてもらい、この作品も期待を裏切らなかった。 宵山万華鏡のシリアスな所と四畳半神話体系の要素を混ぜたような話で、最後まで登美彦氏らしい小説。 しかし、上であげた作品より素晴らしいかというとそうでもない。面白かったけど、同じ雰囲気なら宵山万華鏡の方が不気味で楽しく、良い作品だったなぁと思ってしまう。 有頂天家族の2作目と聖なる怠け者の冒険の時にに感じた、面白いんだけど、過去の作品の焼きまわし感は薄れた気がするので、次作にも期待したい。 あと、終盤に一番肝になる台詞を使い過ぎ…有頂天家族はそれが良かったけど、今回あの台詞は一度で良かった… | ||||
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