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巨神計画
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巨神計画の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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インタビュアーと巻き込まれた人達の報告書を眺めていくラノベ形式の小説 これがSFとして出版社に門前払いを食らうのはよくわかるし、逆に映画の原作に採用されるのもよくわかる ラノベとして読めばまあまあの作品。 | ||||
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面白いのだと思います。今まであまり読んだことのないスタイルなのですが、最後まで結構一気に読みました。でも何か物足りなさを感じます。 | ||||
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下巻巻末の解説を読んで得たこの「巨神計画」の印象は 三部作の序章(登場人物のキャラクター紹介編) です。 物語としてはとても突飛でこれぞSFといった内容でしょう。 登場人物こそ少ないですが壮大な大作を存分に楽しむために必要な環境を構築する重要な章であり、 濃厚な個性を持った登場人物を読者が十分に理解する助けになるパートだと感じました。 しかし作者のスタイルなのか? 登場人物は総じて、いわゆる面倒くさい言い回しによって展開されていきます。 そのため読み手の読了速度を長いものにしているという感じを終始受けました。 (翻訳者さんは苦労したのではないかな ;() ネタバレになりますがこの「巨神計画」。上下だけでは物語は完結しません。 一気に読みたい方は三部作すべて出揃ってからのほうが良いかもしれません。 | ||||
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中盤のアクションに若干の物足りなさを感じつつも、あとがき、解説までしっかり読んでください。 | ||||
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世界観が壮大なのに、その解が巨大ロボットである必然性に疑問を持ってしまう。巨大ロボットファンにこびた作品に思える | ||||
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壮大な風呂敷を広げた一作目なのだろうが、肝心の巨大ロボットに魅力が感じられない。そしてチームを組むであろうにも。インタビュアーは存在として面白いが、映画で使うとすると扱いが大変そう。続編出ても読むかは微妙。 | ||||
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「読み終わったけれど、何も覚えていない」 インタビュー形式のせいなのか、語り手がころころ変わるせいなのか、どうも斜め読みしてしまったようだ。私は対話形式の文章が大嫌いなのだが、それとは関係なしに、単に、普通に、読みにくいと思う。原書のほうも評価が割れているようなので、翻訳の問題ではないのだろう。どこに評価を置くのかで、人を選ぶのかもしれない。 上巻はロボのパーツを探して組み立てる話、下巻はロボを取り巻く組織や関係者の立場が変わっていく話、だと思う。怪しい謎の人物が登場するなど、色々な種を撒いてはいるが、ここで終わりである。ロボが殴り合ったりはしないし、超銀河帝国がやってくるわけでもない。出だしはワクワクするのだが、その後はすぐにしらけてくる。多分、最初は科学的、SF的な話なのに、後半は恋愛、人間関係、政治的な話になるから、だと思う。良い言葉が見つからないが、まとまりがない、というような感じだ。 正直、あまり面白くないと思う。ただ、もっとまとめてコネ直せば、面白くなりそうな気はする、ということをこんなところで言ってもどうしようもないのだが。 あと、本の中身以外でむかつく点がある。それは、煽りすぎ、ということ。 本書が実はどういった物なのかは、巻末の解説に全て書かれている。これによると: - 持ち込んだ全ての出版社からボツを食らった - なので自費出版することにした - それにソニー・ピクチャーズが唾を付けた - 実は3部作で、第2部ではドンパチするらしい ということだ。 要するに、この作品は明らかに過大に煽られている。 「出版前に即映画化決定!」と言われれば、どこからも引っ張りだこで、さぞかし面白いのだろうと思うが、実際は、誰からも相手にされなかった物を、ソニーなんとかが「念のため」唾を付けただけに過ぎないと思われる。「日本から影響」というのも、インタビューアーのいつもの恥ずかしい質問(好きな日本のアニメは、好きな日本のゲームは、好きなジブリの作品はという、あれだ!)にリップサービスで答えたにすぎないのではないか。ユナイテッドステイツオブジャパンやベイマックスと同じ胡散臭さを感じる。 なぜ、出版社は(映画業界もそうだが)、こうも嘘っぱちな売り方をするのだろうか。正直に「若手の挑戦的な作品ですよ。全三部作で第一部はおとなしい出だしですよ」と言えば「期待外れでした」みたいな評価はされないのに。 | ||||
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科学的な根拠などはほとんど示されず、その意味でSFとは言いがたいのでその点が不満ですが、巨大ロボットという子供の夢の新しい形を提示したということでは評価できるので、星三つにしました。インタビュアーが名前を名乗らないこと(普通なら偽名を使うと思う。著名人であれば顔を公開することの方がリスクだろう)に何かの意味があるのか不明なことなど、ストーリーの必然性も少し首をかしげるところあり。 | ||||
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チープだ.僕はそう感じた.「何者かが六千年前に地球に残していった」だって?あなたはジェイムズ・P・ホーガン「星を継ぐもの」をお読みになったか? こちらは > 月面調査員が真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。綿密な調査の結果、この死体は何と死後五万年を経過していることがわかった。 という話だ.その後に続くプロットも超秀逸で,あらゆるSF傑作選に必ず名を連ねる作品だ. というわけで,あまり期待せずに読み始めた. 結論を言うと,非常に「面白かった」.英語には unputdownable という言い方があるが,まさにそれだ.一度本を手にすると,机の上に置けなくなるという意味だ.ストーリーは謎のインタビュアーと登場人物たちとのインタビュー形式で進んでいくのだが,この会話がとても知的で,読ませるのだ.本書の解説はハインラインとの類似点に触れているが,僕はむしろアシモフを思い出した. 本当に「面白かった」のだが,ただ,なんというか,残念なことに,それだけなのだ.少なくとも僕には. 例えばアーサー・C・クラークを読めば工学的洞察を,アイザック・アシモフを読めば想像力を,ロバート・A・ハインラインを読めば社会への観察力を持ち帰ることができるだろう. だけど本書「巨神計画」を読んでも「こころのお土産」を持ち帰ることは出来なかった.なんか,できの悪いSF映画のようだった.実際映画化が決定しているわけだが. ただ,この作品だけで評価してしまうのはフェアじゃないのかもしれない.すでに続編がこの(2017年の)4月に出版されている.邦訳はまだだが,僕は冒頭をすでに読み始めている.いきなりハリウッドSF映画な展開なのだが,まだ最後までは読んでいない.批評は完結してからのほうが良いのかもしれない. というわけで,本作の感想は一旦保留としよう. とりわけ,最後に読んだSF作品がテッド・チャン「あなたの人生の物語」なのだから,どんな作品を読んでも凡作に見えてしまうのは致し方ない. | ||||
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