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宿命と真実の炎



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【この小説が収録されている参考書籍】
宿命と真実の炎
宿命と真実の炎 (幻冬舎文庫)

宿命と真実の炎の評価: 4.23/5点 レビュー 48件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.23pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全38件 21~38 2/2ページ
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No.18:
(4pt)

前作に続けて、一気読み

貫井作品が気に入り、続編ということで、前作に続けて、一気に読みました。
宿命と真実の炎Amazon書評・レビュー:宿命と真実の炎より
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No.17:
(4pt)

微妙な余韻が良い。

前作より間があったので、前作の記憶はほとんど残っていません。

 ただ、そうはいっても出足から面白くなってきます。どんどん深みにはまります。それが心地良いです。

 展開がコロコロしていくので、的が絞れず、ワクワク感がましてきます。

 ラストは肯定?否定?微妙な余韻が残りました。

 この調子では続編があるのでは?という予感もありました。

 期待して続編を待ちます。
宿命と真実の炎Amazon書評・レビュー:宿命と真実の炎より
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No.16:
(5pt)
※削除申請(1件)

このシリーズは良くなりそうな予感

『後悔と真実の色』に続くシリーズ2作め。ここでもさらなる西條の活躍が。警察ものサスペンスとしても面白かった。これからも西條の事件解決が読めそうな予感。
宿命と真実の炎Amazon書評・レビュー:宿命と真実の炎より
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No.15:
(4pt)

個性的なキャラクターが際立っていた

前作『後悔と真実の色』を読んでからずいぶん経つので前作の内容はあまり覚えていなかったが、本書をいきなり読んでも十分楽しめた。

警察官連続死を巡って、執念の捜査をみせる所轄刑事の高城や捜査一課の村越や三井、そして警察をやめた西條など、個性的なキャラクターが際立っていた。

周到な犯人に対して警察がどのような捜査をみせるのか。また犯人の思惑もうまくいったかと思いきや、思わぬところで墓穴を掘ってしまう。結末がどうなるのか、最期まで読み応えがあった。

個人的には動機がいまひとつ納得できなかったのと、犯人とある被害者との関係性が都合がよすぎるように感じた。

最後の終わり方はさらなる続編を期待させるものだったので、次回作にも期待したい。
宿命と真実の炎Amazon書評・レビュー:宿命と真実の炎より
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No.14:
(5pt)

畳み掛ける伏線回収の嵐

久々にthe 貫井プロットを魅せてもらいました。
貫井さんの作品は序~中盤まで多くの登場人物による内省視点描写が打ち上げられ、そのひとつひとつに、レイヤーは違えど伏線が張られ、後半に主人公内省で一気に回収、収束が行われ、凄まじい勢いで、結論に着地。
このリズムが稀有で、大ファンなのですが、今作品は、見事に貫井プロットが描かれたものだと思いました。
正直にいうと、99%まで読んで、あれっ?とガッカリ仕掛けたのですが、最後の1%で期待に応えてくれました。
最高でした。
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No.13:
(5pt)

読んでよかった

正直、最近の作品は何かの賞でも狙っているのかな、と思うくらいにがっかりすることが多く、あまり期待していなかったのですが、これは久しぶりに面白いと思いました。特に最後の終わり方が、かつての貫井徳郎さんが復活した!というくらいに嫌なかんじで嬉しかったです。
「後悔と…」の続きということで、かなり昔に読み、欠片も記憶がなかったのですが、西條というキレモノの男性刑事主人公で、女性スキャンダルで追い出されたということを押さえておけば、読み返さなくても大丈夫でした。
宿命と真実の炎Amazon書評・レビュー:宿命と真実の炎より
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No.12:
(5pt)

寝不足。

「後悔と真実の色」の続編?西條さんが登場します。話の展開は、テンポが良くスリリング。もう、先が気になって仕方ない!読むのをやめられないのに、読み終わりたくない。後悔させない1800円です!!
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No.11:
(5pt)

登場人物が個性的

西條シリーズ第2作目。
前作も読んだが前作より格段に面白かった。

前作は登場人物が多すぎて途中で誰が誰か分からなくなりかけたが、今作は前作で登場した人物の中から個性的な人物のみが再登場してるので凄く読みやすかった。
面白すぎて一気に読み終えてしまいました。

私はこの四人が読んでて好きになった。

村越→チャラいが憎めない奴だと思った。
三井→余裕ある聞き込み能力に脱帽。
理那→要所要所に見た目コンプレックスが湧き出てて面白い。
金森→特殊能力全開。

村越は前作では新聞社に情報を流し西條を転落させた悪いイメージが強かったが、今作は全然違う。
この小説のほぼ主人公的存在の理那をサポートしてくれる少しセクハラ気味のオヤジというイメージに。
読み進めるうちに村越の優しさがどんどん分かってくるから面白い。

三井は今作も捜査一課のほぼ中核を担う扱いで登場しますが、行動原理に相変わらず余裕を感じさせます。特に聞き込みに行くシーンの話術能力には脱帽です。

理那は自身の見た目コンプレックスが相当あり、かなり偏屈になってて面白い。また、村越にイジられてる時などに見せる冷徹な交わし様が読んでて笑えます。

金森は個人的には一番好きな登場人物です。一度見た相手の顔は絶対に忘れないという特殊能力を持つキャラです。登場シーンは少ないですが、三井と同じく彼もかなりのキレ者で余裕を感じさせます。また、三井や西條が金森をかなり頼ってることが伺えます。
多分、彼がいなければこの事件は解決できてないんじゃないかと思います。

貫井さんの作品は沢山読んでますが、慟哭や乱反射とはまた違った角度で感動を与えてくれます。
最後は、どんでん返しや、ある人物の裏の顔が明らかになりゾっとする場面があるなど、とてもとても楽しめます。

読み終えた今は、早くも西條シリーズの第3作目が読みたい気分になってます。
絶対に発売してほしいです。
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No.10:
(4pt)

久々の「これぞ貫井徳郎!」でした

久々の「これが貫井徳郎の小説だ!」的な面白さでしたね。
ラスト間際の「これまでの認識をひっくり返すどんでん返し」だけでも十分なのに、更に「最後の最後にくる、(良い意味で)読後感を最悪にしてくれるどんでん返し第二弾」もある。いや〜、こういうの久しぶりですね。大満足でした!
ここ数年の貫井さんは、読者層を広げたいからなのか、妙に温いというか中途半端なのばかりでがっかりの連続でしたが、本作は本当に良かった。この「後味の悪さ」があってこその、貫井さん本ですよね。
もう固定ファンのみをターゲットにして、無理して一般ウケは狙わずこういうのを連発して欲しいです。

ただ、本作は多数の主要人物が前作『後悔と真実の色』からの続投なので、前作を読んでないと面白さがかなり落ちるかも。前作は大ボリュームなので、「本作を読むために、まずは前作を読め」とは言いづらいのですが。。。
そこが唯一のマイナスということで、星四つとさせていただきたいと思います。
本当に面白かった!
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No.9:
(4pt)

思いもよらぬ展開

特に後半の思いもよらぬ展開の連続に一気に引き込まれました。
人物の設定も、思考回路も、それに基づくストーリ一構成も、いい意味で読者を裏切ってくれる良質なサスペンスです。
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No.8:
(4pt)

おもしろかったー!

個性的な9係の皆さんが前作続きいい味を出してくれてました。それに加えて新キャラの高城理那刑事が、男性作家の描くステレオタイプの女刑事像とは一線を画していて好感が持てました。外見コンプレックスを抱え頑固で融通がきかず、でも真面目で一本筋が通っています。西條にがんばれと鼓舞されるシーンでは私までがんばれ!と心の中で思ってしまいました。
反面、犯人側については動機も釈然とせず、そのためか感情移入ができなかったのが残念です。ラストでなるほど〜と唸らされましたが、できれば、全編にわたって加害者なのに逃げ切ってほしいと願わずにいられないような肩入れできる人物像にしてほしかったです。
とは言え前作の読み直しを含めて久しぶりの貫井ワールドを堪能できました。
第3作目は犯罪コンサルタントとしての西條が高城刑事や9係の面々と絡むのでしょうか?とても楽しみです。
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No.7:
(5pt)

安定感のある面白さ

女刑事が登場するのですが、「若くて美人でスタイルがよくて巨乳の女刑事」ではなく、それとは逆なタイプなので好感が持てる。
「若くて美人でスタイルがよくて巨乳の女刑事」なんて男の理想論、読んでいて白けるしバカバカしい。
その点、貫井さんの作品はよかった。女性の方も反感なく読めると思います。

内容自体も読み応えあり、最後の最後まできっと何かある、と思い読み終えましたが、正に期待を裏切らないラストでした(後味は悪かったですが)。
素晴らしかったです。
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No.6:
(4pt)

読みやすく面白いですよ、どうぞ。  まぁ、犯人の動機への納得度は賛否あるかも。

序盤から犯人による「復讐」警官殺人が描かれます。
   なので、犯人のキャラクターや背景・動機をめぐるミステリーと
   警察の捜査vs完全犯罪を狙う犯人の闘い……のミステリー、
   両方が、わかりやすい文章で展開され、楽しめたのでおススメします。

ただ、辞職した刑事=西條が中盤でからむまでは、
   捜査一課の刑事らも、事件・事故を担当する所轄署も
   捜査や推理がモタモタしすぎ≒鈍すぎるので、
          (知恵袋=西條のすごさを描く都合とはいえ、)
   実際の警察官の皆さんには、申し訳ないなぁとも感じました。
所轄の女刑事と捜一のオッサン刑事のコンビは面白いですけどね。

さて、序盤から主犯として登場する誠也の動機と生い立ち。
   最初から提示される、彼の「警察への復讐」の動機などは、
   最後まで読んで、納得する人と「どうだろう?」と感じる人に分かれるかも。
   そのマイナスと、西條が活躍する次回作への期待のプラスで、☆4つです。
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No.5:
(5pt)

前作より面白い!

「後悔と真実の色」の続編ですが、前作より面白いです。
 正直言って、「後悔‥」では、主人公の西條の性格もわかりにくいし(感情が乏しいかと思えば、関係の破綻した妻に固執したり、警察を追われたらいきなりホームレスになったり)、刑事達の人間関係もごちゃごちゃしていましたし、犯人の動機も個人的には「ふーん?」という感じでした。
 本書では、前作で説明済みなので、警視庁捜査一課九係の個性的な面々に関してもさらりと流していますし、警察を退職した西條も性格が落ち着いてきて、違和感もなくすらすらと読み進めることができました。

 内容紹介にもあるように、子供時代の警察沙汰で引き離される羽目になった2人が、大人になって再会し、警察への復讐を誓う‥‥という話なのですが、「動機として弱すぎない?無理がない?」と思いながら読み進めていたのが、最後の最後で「あっ!」と驚きました。「本当の狙いはそこだったのか!」という、まさにイマドキならではの犯人の本音!
 最後の、西條と元上司との会話で、続編がありそうな予感がしました。楽しみです。
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No.4:
(4pt)

あっという間に読み終わりました。

貫井ワールドに引き込まれました。被害者・小川の本棚に並んだ書籍からその人となりを推測する。。。興味深かったです。BL系に興味がある方なら直ぐにピントきたのでは・・・と思います。個人的には西條のことをもっと知りたいですね。西條のことが少し中途半端な感じに思えましたがこの作品は西條の物語じゃないですものね。この本の前に書かれた作品も購入済みなので西條の前は知ることができますがその後の西條のことをいつか書いて下さるとうれしいです。
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No.3:
(5pt)

ハードカバー買って後悔なし

著者が好きでほぼ全ての作品を読んでいます。

その中でも前作「後悔と真実の色」はかなり好きな作品なので、続編となれば絶対に読んでみたい!と思い、普段は文庫化を待つか図書館で借りるかが多いのですが、待ちきれず本書を購入。
相変わらずの読みやすい文章と、物語の視点が度々変わるのに最後には一つに纏まるなるほど感。
何といっても著者ならではの驚きの最後の展開、ダークなオチ?にビックリさせられました。

あまりに面白くて、図書館で借りて何度も読んだ前作ももう一度読み返してみたくなり、ついつい前作の文庫を買ってしまいました。
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No.2:
(5pt)

秀作!

貫井徳郎の作品としては、ここ数年で一番の秀作。以前の作「後悔と真実の色」のメンバーが顔を出すので、こちらを先に読むとなお面白い。殺人者と警察、双方の心理描写に圧倒的リアリティが存在し、なかなかの読みごたえがある。「後悔と真実の色」で不祥事により警察を追われた西條が、孤軍奮闘の所轄署女刑事にアドバイスを送る場面など、微笑ましい部分もある。一方、殺人者側の悲しい過去にも目を向けさせられる。次回作が待ち遠しい。
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No.1:
(5pt)

前作は必読!

後悔と真実の色が何故くどくど書かれていたのか分かった。
この本ではほぼ省かれている。
と言ってもまだ半分の読みかけ状態。
西條が御曹司の二男だったのは記憶がないが、後悔・・・・・の中で出てきた刑事連中はそっくり出てきて懐かしかった。
続編は5年程度の間隔があいてるが、実際は5年後ではない。
くすっと笑える場面があるとは・・。
読んでのお楽しみなので前編無視で読むと軽く扱われてしまいそうな物語になってしまう。
女性警察官が西條とコンタクトをとるまでの経緯はワクワクした。
読み終えてしまうのもったいない。
また西條ロスになってしまうのか私。
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