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ドクター・デスの遺産



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ドクター・デスの遺産の評価: 4.13/5点 レビュー 40件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全31件 21~31 2/2ページ
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No.11:
(4pt)

なかなかのストーリー展開でした

主犯がそっちっていうのはなかなかのアイデアでしたね。
ホームレスが捕まった際に、当然なんらかのどんでん返しはあると思っていましたが、面白いアイデアでした。
どんでん返しと言えばとってつけたような違和感満載のどんでん返しも多いですが、本作はとても納得できるストーリー展開でした。
まぁまぁ主題の安楽死がどうこうというのはどうでもいいですが、小説として面白く読むことができました。
ドクター・デスの遺産Amazon書評・レビュー:ドクター・デスの遺産より
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No.10:
(5pt)

やはり、期待通り、面白い!

この作家の作品は、軽い気分で、らくらく面白く読み終えられる、この作品も、テーマは、安楽死という、重いテーマだが、スラスラ、比較的、短時間で、読む作品も、時々は、いい。
ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人 (角川文庫)より
404107794X
No.9:
(4pt)

また難題をテーマにしたなぁ

臓器移植・悪意の連鎖・薬害問題と来て今回は安楽死。
難しいテーマだ。

現在の日本の倫理・ルール上ではNGだけど、心情的にはグレーゾーンというのが安楽死だと思う。

いけない事だが仕方がない。
仕方がないからそうしたが、いけない事なんだろうか?を果てしなく繰り返してしまう無限ループに陥る。
物語は結果論から考えれば現実のルールに沿った終末になるが、ルールがNGだから簡単にそうしましたって単純な終わり方ではない。
結果を踏まえた上でも、心情的には解決しない後味の悪さと重さは残るし、ソレを緩和するのは最後の最後に書かれている闘病中の犬養隼人の娘の言葉。
いつもいつも勧善懲悪でスッキリコッキリハッピーエンドで終わらず、事件として、物語として一区切りはするがどこか後味が悪い感じで終わるのがリアルだし、事実、現実社会だってそんなモンだよね。

ただ、難しいテーマを選んでいるけれど、作品としてはキレが良く、テンポも良く、いつもながらに楽しく読めました。
気持ち悪くて重々しくてスッキリしないのが好きです。
ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人 (角川文庫)より
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No.8:
(4pt)

安楽死

刑事犬養シリーズの四作目です。
今回は安楽死がテーマ。
闇サイトで安楽死を20万円で請け負うドクター・デスを
犬養、高千穂のコンビが追います。
警察小説としての面白さはもちろんんですが、
やはり今回は安楽死について考えさせられました。
自分がもし当事者になったら安楽死させて欲しいと願うばかりですが、
超保守的な日本では、安楽死が認められる日は来ないのではと悲観しています。
ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人 (角川文庫)より
404107794X
No.7:
(5pt)

面白かったです。

ラストは予想できましたが面白かったです。
深いテーマですね。
当事者になったら、安楽死が良いかなんて分かりません。
ドクター・デスの遺産Amazon書評・レビュー:ドクター・デスの遺産より
4041039975
No.6:
(5pt)

面白かった!

さすが七里さん!
外れがないですね~
読み応えもあるし、考えさせられるし、展開も面白い。
ドクター・デスの遺産Amazon書評・レビュー:ドクター・デスの遺産より
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No.5:
(5pt)

難病に苦しむ娘をもつ犬養刑事の苦悩と葛藤が痛いほど伝わってきた

安楽死をめぐる医療ミステリで最初から最後まで一気に読んだ。

現在、日本で認められているのは消極的安楽死と呼ばれている終末医療だけで、終末期の明確な定義もされておらず、延命が高額医療になっているため、医師から安楽死を提案されることは期待できない。

この現状に対して、安楽死の必要性を訴え、積極的安楽死という苦痛のない死を約束し、それを推進するドクター・デス。ミステリとしての警察との腹の探りあいや駆け引きも見事で、最後も考えさせられる終わり方だった。

被害者もおらず、遺族はむしろドクター・デスに感謝している状況で、それが犯罪といえるのか。難病に苦しむ娘をもつ犬養刑事の苦悩と葛藤が痛いほど伝わってきた。
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No.4:
(5pt)

アップテンポで心地良い七里ワールド!

読み始めて、短編なのだろうか?と思いきやしっかり長編でした。

 やはり「どんでん返しの名手」細かいところで手を返してくれます。

 小気味よい切れ味!

 ラストもしっくり決めてくるあたりは只者ではない!

 流石!です。

 是非・・・七里ワールド、堪能してください!
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No.3:
(5pt)

安楽死について

テーマとして安楽死を取り扱ってる、と言うよりそっちが本分な気さえするほどです。
一応「警察官による犯罪捜査」と言う体ではあるのですが「安楽死」について
これでもか!と言うほどその意義と意味について問うてきます。

頑なに反対派でドクターデスを快楽殺人狂と断じる上司、対して一定の理解を示す同僚。
病を抱える子の親と警察官としての立場の間で揺れる主人公。 いい構図です。
最終的にはしっかり相手の過去も掘り下げられ、主人公も一つの「解」を出します。
消化不良感なく綺麗に終わり・・・かと思いきや最後に娘の一言がやや蛇足かなぁ。
そういうセリフは結局「知らない人間の驕り」にしか見えない以上省いた方が良かった。
ただそうなると完全に片方に傾倒してしまうのでバランスを取った、と言いところでしょうか。

文句なく良作だと思います。
ドクター・デスの遺産Amazon書評・レビュー:ドクター・デスの遺産より
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No.2:
(5pt)

最高傑作

これは、中山七里さんの本の中でも最高傑作だと思う。扱っているテーマ(安楽死)、ストーリーの展開。そして、ラスト。全てが完璧。
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No.1:
(5pt)

中身の濃い話

安楽死について考えさせられる内容でした。

延々と続く苦痛・かさむ医療費…本人が安楽死を望み、家族が受け入れたとしても今の日本の法律では犯罪に…。 何が正しくて何が間違ってるのか考えさせられる話でした。
ドクター・デスの遺産Amazon書評・レビュー:ドクター・デスの遺産より
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