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ドクター・デスの遺産
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ドクター・デスの遺産の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 1~20 1/2ページ
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謎のドクターデスを追求する刑事の葛藤、わずかな証拠から犯人の居場所を特定していく警察の執念、最後はやはりどんでん返し、中山七里らしい作品で楽しめました。 | ||||
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私は一冊読むと同じ著者のものを続けて読みたいタイプ。一気読みしました。これは人様々、出会いだと思います。 | ||||
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七里さんは上手-外れないなぁ | ||||
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良い点 ・どんでん返しが得意な著者のトリックが見事。 ・タイトルにも書いたが、作品の内容よりも「死ぬ権利」「積極的安楽死」について読者は考えさせられる。 ・文字が大きめなので、疲れにくい 評価が分かれそうな点 ・どんでん返しは見事だが、著者の他の作品のそれと比べると、弱い感じがする。 ・主人公の最後の行動には賛否が分かれそう。 実写映画を見ようかと思ったが、まとまった時間が取れなくてこちらを購入し3日程度で読了。 中山七里氏の作品はいくつか読んでいるが、犬養シリーズは初めてである私の感想。 エンターテイメントの面白さよりも、テーマの重厚さが印象に残る作品である。 人は必ず死ぬのだし、必ず身近な誰かの死に触れるのだから考えざるを得ない。 | ||||
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安楽死がテーマの本作、法と死ぬ権利を問いかけていて、非常に面白かったです。 内容については、ネタバレになるので深くは触れませんが、犯人のあのスキルの高さについては結局謎のままでした。そもそもあのスキルがあれば、そう易々と捕まらない気もします。その点の説得力に欠けるので-1です。 犬養隼人シリーズは最近になって一気読みしましたが、他にも臓器移植やワクチン利権についてもテーマにしており、コロナ禍や政治の腐敗が顕在化している今読むととても新鮮でした。というか数年前に書かれている作品とは思えない。 | ||||
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面白かった! | ||||
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医師です。 全然面白かったです。 おすすめです。 第4弾らしいので、他のも読んでみようかしら。 良い作家さんに出会えました。 ありがとうございます。 | ||||
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最後は逃げおおせたほうが良かったかな→次シリーズもあったほうが・・・ | ||||
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小説としてとてもおもしろく読みました。シリーズ内の臓器移植、子宮頸 がんワクチンといい、現実のとてもヘビーな題材をこうも読み応えある作品に仕上げる中山さんのセンスに感服しました。前2作品も自問自答しながら読み進めて、自分の中の価値観が揺さぶられる感じです。 | ||||
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安楽死は今後の大きな課題、死ぬ権利に向き合った時どうするか問題提起している。 | ||||
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法の番人たる警察の在り方としては、安楽死=殺人罪ととらえること自体は何ら誤りではない。しかし法が正しいかどうかは別問題だ、ということを物語り全体を通して語りかけているように思う。今後超高齢化が進むにあたって、向き合わざるを得なくなる問題だ。しかし、この問題をどこか古い問題、遠い問題みたいな感覚に陥ってしまうのは、なぜだろうか。僕らの想像力の欠如が原因で、日常から遠ざけていることが一因のように思える。だから改めて、この小説によって、死にゆく者の気持ちに気づかされる。法改正の機運はほとんど無風だが、改正をするかどうかはイコール、安楽死の条件を緩和するのに賛成かどうかということだろう。そのためには「死」や「死にゆくもの」への想像力が大事だ。おそらく著者は、だからこそ、死が日常となっている中東情勢を結びつけたのだと推察する。イケイケドンドンの戦後期に作られた法秩序は、言うまでもなく、メンテナンスが必要だ。日本人としての感情や倫理を重んじる立場は分からなくもないが、後手に回らないうちに、議論を活発化させていければいいのだが。無風の池に一石を投じる作品だ。 | ||||
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映画化されるというので読んで見ました。 著者の本は初めてでしたが、読後の感想は「面白い。」でした。 最近、サイコっぽい犯人が多い中、知的で安楽死を是認するに 至った所も背景が描かれていて良いと思いました。 警察を翻弄さる犯人が何故捕まったか。その理由もいいかな。 | ||||
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映画の始まる前に、楽しくドキドキ読みました | ||||
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尊厳死は難しい問題を含んでいますが、個人的には認めます。というか、自分は「生かされたくない」方ですので、この本のテーマは妙に心に残ります。ただ、法整備がまだなので、仕方がないのでしょうが、主人公の立場では単なる快楽犯ということになるのでしょうが。ただそれだけのテーマで終わらせていないところが良くできた小説だと思います。後日談などが出ても良いかもしれません。 | ||||
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まさか、アラブの春が一つの要因になるとは。実にうまい物語の組み立てであり、説得力のある「因果」があると思いました。 軍医、がミステリーの隠れた背景をつくることは、コナン・ドイルのホームズシリーズ以来歴史ある創作法です。ワトソン博士が軍医あがりでした。本作では、最終章にみごとな回想をいれて、一切の説明に充てます。最小の叙述で最大の効果があがっていて、読者には文句はないでしょう。 映画化された、とのこと。実際に、人が動き、ひとが語って、どうなるかが楽しみです。 | ||||
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綾野剛さんの大ファンです。 中山七里先生の小説のファンでもあります‼️ 語彙と文章数が多くて、読み応えがあり大好きです❤️ ドクターデスの | ||||
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最後まで読むと犯人に対する感覚が読み始めとは違うものになると思います。安楽死は長いこと問題になってきましたが、やはり永遠の課題です。いろんな受け止め方があると思いますが、どこまでも出ない答えを考えさせられる作品です。 | ||||
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映画化ということで読んでみた。シンプルなストーリー展開で各キャラクターの個性も際立っており映像化しやすい作品。クライマックスの展開はあっけなく残念。 | ||||
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人間の死ぬ権利という深いテ―マで 積極的安楽死がとりあげられています。本人、家族の問題もからめて、犯人になった人間の過去を知るとせつなく心揺れるものがありました。 | ||||
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病死と思われたのが、実は安楽死だったのではという疑惑の事案が次々と起こる。その場にはドクター・デスと呼ばれる医師の影が。まるで、手塚治のマンガに出てくるドクター・キリコのようだ。 捜査が進む中で、安楽死の是非を読者に突き付けてくるような展開になってくる。最後の方の中東の戦場の描写も、さらに安楽死の問題を強く意識させるのだ。 主人公の犬養隼人刑事には「七色の毒」で見せた颯爽とした姿はない。子を持つ親としての逡巡を見せ、普通の人間ぽいのだ。 | ||||
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