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わざわざゾンビを殺す人間なんていない。
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わざわざゾンビを殺す人間なんていない。の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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ゾンビがありふれた存在となった世界を舞台にしたミステリです。ゾンビを食べる、ゾンビイーターなる存在が出てくるなど、グロテスクな描写が出てくるので、その手のものが嫌いな方にはお勧めできません。 ネタバレになるので具体的には書けませんが、舞台設定を活かした物語なので、もしゾンビがありふれていたら?というIfへの考察など、ストーリー以外の読みどころも多いように思います。 グロテスクな物語ですが、表面上の陰惨さの裏には人間という存在について考えさせられる面もあり、読後感も悪くありません。 ありきたりなミステリに飽きた方、SFをよく読むけどミステリはあんまり、という方にお勧めできると思います。 | ||||
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作風が個性的すぎて、最初は戸惑いました。 正直、高校生の文芸同好会レベルの文章です。 多くが会話と短文の説明文だけで構成され、地の文での心理描写や細かい情景描写はほとんど無し。 つらくてもう読むのやめようかと何度も思いました。 しかし、これを戯曲、つまりシナリオとして読めばそれなりに楽しめることに気づきました。 情景を想像するための地の文はト書き、多くを占める会話はセリフ。 想像力をたくましくすると、あら不思議。情景やキャラの心情がよく分かるじゃありませんか。 トリックは稚拙でミステリというよりはホラーというべきですが、読了後に改めて考えなおしてみると、よく練られた物語でした。 | ||||
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話の内容は良かったです。 話の舞台設定に沿ったトリックを使った良作ミステリーでしたね。 ただ作者の個性なのかもしれませんが登場人物が基本的に全員うざいのが欠点でした。 そのやりとり要るのかな?って会話が多いです。 読み返そうとは思いません。 | ||||
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ゾンビが蔓延した世界で起きた密室殺人。 推理小説ですが、アクションシーンも多いので、単にゾンビものが好きという人にもオススメ。 この作者の小説は、単純なハッピーエンドでは終わらない、一筋縄ではいかないものが多いです。しかしこの作品は後読感スッキリでした。 | ||||
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ゾンビ物の作品としては類を見ないほど設定がよく練られている印象だった。 しかしおそらくこの作者独特の表現なのだろうが、不自然にしか感じない台詞回しなどがやたら鼻についた。私のように肌に合わない人にとっては読み進めるのが少々辛く感じると思う。 この作者の他の作品も読んだことのある人にとっては間違いなく購入をおすすめしたい本です。 | ||||
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面白い ゾンビの踊り食いは笑った 最後も綺麗にまとまっていてよかった ラノベチックな軽い会話はちょっと苦手 ゾンビ好きは読むべき作品だとおもうよ | ||||
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近年の小林作品は過去の短編を練り直して長編にしたものが多いような気がします。 小林作品でゾンビといえば「あの作品」ですが、かなり違う部分もあるものの本作も同じくくりと言えるのではないでしょうか。 いかにも作者らしい理屈っぽい勝気な女主人公にその理屈っぽい気の良い相棒と、ファンならとても楽しめると思います。 ゾンビ菌のおかげで腐らず熟成される為にゾンビの肉は美味しいという理屈は非常にそれっぽくて納得してしまいました。 | ||||
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世界観の設定が面白く購入。2時間ほどで読了。 かなり壮大な世界設定の割にはあまり使われてないと言うのか、むしろそんな細かい話がなくても小説自体は成立すると言うかで、個人的にはその辺りが残念でしたが、一気読みできる面白さでした。 後、私は最後まで読んでから表紙を見て「あー」となったんですが、コレ表紙でネタバレがあるのでご注意下さい。 | ||||
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数あるゾンビパニックもののサスペンスホラーではなく、この作品は飽くまでもミステリーである。 死んだ人間がゾンビ化する、という使い古されたと言ってもいい要素を使って、よくここまでの狂気とカタルシスに満ちた(もちろん褒め言葉である)ミステリー作品に仕上げられたものだと思う。いや、ゾンビものというジャンルが世に浸透しているからこそとも言えるか。 とにかく結末が気になって一気読みしてしまった。 | ||||
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SFやファンタジー要素のあるミステリーでは、 それがミスリードを担って結局は現実でも可能と思える合理的解決に至るものと、 その要素を生かしたその世界ならではの合理的解決に至るものがある。 私はどうせなら後者のその世界観ならではの謎解きを見せて欲しいタイプで、 この作品はその期待にしっかりと応えてくれた。 またゾンビ・テーマだけにグロテスク描写もてんこ盛りで、特に「ゾンビの踊り食い」シーンは圧巻。 スプラッターにありがちな突き抜けて笑えて来る領域に行ってしまっているとも言えそうだけれど。 | ||||
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