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(短編集)
彼女の色に届くまで
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彼女の色に届くまでの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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アートをベースにおいたライトな推理小説集。様々なアートの引用があるとのことだったが、私個人にとってはほぼ全て既知だった。推理ものとしてのストーリーテリングは状況説明だけで文章的な色気がなかった。美術や美術家の思い入れのある描写とストーリーテリングの薄味の表現に乖離があると感じたが、しかし美術界の本質の一部は捉えているし最後の全回収のストーリーは楽しめた。 | ||||
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構成としては連作短編の形。 一つ一つの短編に解決が与えられて、最後の最後にワイダニットがひっくり返す形。 ただ最後のワイダニット=なぜやったかに少々無理のある話がある。 最後にひっくり返すのに少々無理をしたのだろう。 あと、ヒロインが非現実的に寡黙過ぎて魅力に乏しい。ラノベにあるような無口系ヒロインだがしゃべらなすぎる。 解決はヒロインがほのめかし、それを察して主人公が解決する形で無理があるが本格ミステリーだとすれば許容範囲かな。 そういえばアニメにもこういう生活能力のまったくない天才アーティストってでてきたなあと思ったり。 作中の美術論は首をかしげるというか、そういう見方もあるよね程度の話。本当につきつめると面倒くさい話だ。 あと、アナグラム初見でわかるだろう。逆に主人公が何年も気づかないのが不思議だ。 総論、青春小説として悪くはないが本格ミステリー大賞の候補になるほどかというと、という感じ。 | ||||
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いいよ | ||||
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