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デボラ、眠っているのか? Deborah, Are You Sleeping?
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デボラ、眠っているのか? Deborah, Are You Sleeping?の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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Wシリーズは著者の今までのシリーズと異なり、登場人物同志が同レベルな印象を受けました。 一部の天才が謎を解き明かしたり、誰かが置いてけぼりをくらうことなく、皆が議論に参加しているためやりとりが面白く感じます。 ただ、この小説のような世界になったら、凡人の自分には生きる居場所がないなと、恐ろしい世界だと感じました。 技術が進歩すれば、金持ちや秀才しか生き残れない世界になるのでしょうか? | ||||
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ふいに聞こえた言葉。 それは現実にはいない者からの声だった。 また核となる人工知能に出会った主人公達。 それと似た構造があると連絡がくる。 そしてフランスのお城を舞台に物語が展開する。 今作は脳内(電子上)で繰り広げられる争いの話。 また違った未来を見せてくれる。 にしても、ハギリとウグイのコンビって、 どうやっても犀川先生と萌絵ちゃんのコンビを イメージしてしまう。 今作はそれを強く感じた。 でわでわ。 | ||||
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未来世界。人間と見分けがつかないウォーカロンがいる世界。人間もまた機械化され長生き。 | ||||
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状態も非常に良くて満足です。ちょうど今読んでいる最中ですが、内容もとても面白いです。 | ||||
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このレビューを読んでいる人は、前作"風は青海を渡るのか"を読んだ方、あるいはすでに本作を読んで他者の感想を参照したい人だと思います。 前者については、すでにこのシリーズの魅力に取り込まれていると思うので(笑)後者に対して書きます。 本作では"青海"までで丁寧に描いてきた世界を舞台にして、アクションが起きます。そのアクションを特別なものにしているのは"トランスファ"の存在です。 アクションの描写自体はスカイクロラ、あるいはヴォイドシェイパシリーズと似ていていかにも森博嗣的ですが、特筆すべきはその視点の立体感です。第三者の意識、視点と主人公の視点が切り替わることなく混ざりあい、混在する様はスリリングで疾走感に溢れています。 新たな叙述の武器を手に入れた本シリーズの展開が気になるところです。 | ||||
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短いのに、なぜこんなに面白い! ☆5にしたいが、今後により期待を込めて。 | ||||
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本作で4作目となるWシリーズ。 これまでのS&M、V、Gとミステリ的な要素を主軸にしてきた部分が大きかった。 しかし、Wシリーズでは、情報工学、生命工学、精神科学と、科学技術と進化を遂げていく人類に焦点が当てられている。 また、地理的にも、作品ごとに舞台は移り変わっていく。 年3冊書き下ろしという執筆ペースによる展開のスピードアップもあるかもしれないが、 大きく前進していく世界観と生命についての考察は、予想が付かず深い味わいがある。 難解に見えた『赤目姫の潮解』と解き明かす鍵となり、 また、『χカイの悲劇』で、大きく前進を見せたGシリーズとの関わりなど、 今後の作品群を読み解いていく上でもキーとなっていくWシリーズ作品。 | ||||
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森博嗣のWシリーズ第4弾。 今回のメインは、AIとサイバネティクスとネットワーク、というところか。 前作の少々ファンタジー(というかジュヴナイル)に振れた作風から、だいぶテクノロジィへ揺り戻した感じで、個人的には結構ワクワク。 あれぇその名前は「レッドマジック」じゃなかったのか?なんて楽しく思い出しながらどんどんと読み進めていく。無線ネットワークとIoT(バズワード的だが)と自律ロボット、それらにくまなく組み込まれているコア技術。それに起因すると仮定すれば説明が簡単なアレヤコレヤ。魔法のキルスイッチのような話はやや後退。あ〜なんだかとても楽しい。 現在の技術に投影するならば、ARM architecture, Linux kernel, といったところか。いやーゾクゾクしますね、ほんと。次回作も楽しみです。 ときに後半の舞台は、明らかに世界遺産なあそこですよね。行ったことがある人にとっては、多分既視感が楽しめるのでしょう、ちょっとだけ残念。 | ||||
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百年シリーズで、2作目までは楽しく読めたのですが、3作目が難解すぎて未だに紹介不良です。 そこにこのWシリーズが登場し、ウォーカロンの世界観が捕捉されていく中で、見覚えのある表現が! 目が赤く光る少女。混線している?やっと「赤目姫の潮解」でどんなことが起きていたのか見えてきた気がします。 SFですが、こんな未来が来るのかもなと思う設定でした。 早く先が読みたいです。 #星一つ少ないのは、他の作品を読んでいた方が断然楽しめる点を考慮したため | ||||
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今の私たちにとっては、非現実的な未来の世界。しかし、圧倒的な臨場感と共に世界に没入できる。森博嗣の科学的姿勢の精緻さ、圧倒的な想像力のおかげでしょう。 1人の天才、真賀田四季が描いた未来図とは一体なんなのか。「すべてがfになる」から続く彼女の系譜。目が離せません。 | ||||
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全体としてはSF小説のような作品ですが、著者の作品を全て読んできた私にとって、これはフィクションとしてとらえることはできませんでした。 「生きる」とは、生命をもった人間だけが認識できることなのか。数年前の私なら何の疑問も抱かないままYESと答えたと思いますが、今ははっきり答えることができません。人間の存在、価値について見つめ直す良い読書時間を体験できました。 | ||||
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前作「風は青海を渡るのか」が「女王の百年密室」のその後ならば、本作は「迷宮百年の睡魔」のその後。 前作の続きで、また新しいキャラクターというのか…存在が現れます。 森先生がご自身のサイトで「鍵」と仰っていましたが、真賀田博士の目指したものがまたひとつ明らかになります。 核心にどんどん近づいてきた感。続きが楽しみです。 (第5作「私たちは生きているのか?」が2017年2月に刊行されました) | ||||
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