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図書室の魔法
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図書室の魔法の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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アメリカの作家【ジョー・ウォルトン】が2011年に発表したのが、この『図書室の魔法』です。 結論からいうと、これが大の愚作です。 というか、この本は根本的に何かがおかしいです。 この本のどこがおかしいのかというと、この本は最初から【読者から魔法能力を奪い取ることを目的とした反魔法小説】なのです。 作者は明らかに魔法の世界が実在することを知っていますし、妖精が実在することも知っています。 しかもその上でこの作者は、魔法能力を持つ読者からその魔法能力を奪い取ることしか考えていないのです。 具体的に言うと、この小説のヒロインは最後に【ある選択】を下します。 その選択は一般常識的には当たり前の選択なのですが、実はこの選択は魔法的には最大のタブーであって、このヒロインの少女はおそらく全ての魔法能力を失うことになるでしょう。 そして重要なことに、この主人公の少女の選択を支持した読者もまた、ヒロインと共に魔法能力を失うことになるのです。 つまりこの小説は最初から【魔法能力を持つ読者】を想定して、その読者から魔法能力を奪い取るような仕掛けが施されているのです。 この小説の作者は明らかに強い魔法能力の持ち主であり、その作者がどうしてこんな本を書いたのかは全くの不明です。 またこの最悪の反魔法小説が、ヒューゴー賞、ネビュラ賞、英国幻想文学大賞というその分野では権威のある賞を軒並み受賞していることにも、何らかの政治的な意図がうかがえます。 という訳でこの小説は、読者から魔法能力を奪い取ることを意図して書かれた【意図的な反魔法小説】です。 魔法能力を失いたくない方は、読まない方が良いと思いますよ(笑) 【追記】 主人公の少女は、妖精が見えるし魔法も使える15歳の孤独な少女。 しかも重度のSF小説オタク(しかもディレイニーの熱烈なファン)。 おまけに母親は気が狂った魔女で、主人公自身は学校でいじめられている。 この設定はどう見ても若い頃の私です。 単なる偶然なのでしょうが、主人公の少女が若い頃の私に酷似していることが気になりました。 私自身はこの作品の仕掛けが見えたので、魔法能力を失いませんでしたが(笑) | ||||
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15歳の少女の日記形式。 読むのが苦痛だった。 こんなに賞をたくさんとっているのに、評判もいいのに、主人公が好きになれなかったから。 その主人公の日記でなされる他人への評価にも、寒々としたものを感じる。 巻末の、本のリストは良いと思う。 本の魅力は伝わってきた。 | ||||
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