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堪忍箱
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堪忍箱の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 1~20 1/2ページ
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一冊、本のカバーが破れていました。 | ||||
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ちょっと恐い話が続いて面白く読めました。 | ||||
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8作の短編集。 長屋を舞台に事件、人情を描いた作品。 『謀りごと』が良かった。 この時代長屋で人が死んだとき番所へ届けるより長屋の住人が集まって協議することなど有ったろうか。 それほど事件、事故に対して鈍感だったろうか。 一般文学通算2354作品目の感想。2019/12/01 16:40 | ||||
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昔の人も現代人と人間性に変わりはなくそれぞれに心に秘密を抱えて悩み苦しんでいたのですね。悩みを一人で抱え込んで思い詰めずに誰かに相談したり上手に発散したりして深刻にならない事が大事だなとつくづく思いますよね。「堪忍箱」と「十六夜髑髏」は過去の怨念が後世に祟りを為すホラーで救いのない結末なのを初めとして哀しい物語が多いですが何とか人生の道標にして顔を上げ、前を向いて進んで行きたいですね。上を向いて歩こうです。 | ||||
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ゆうパックで届いた商品は表紙の表裏のちょうど指が触る場所に粘着性のべたつきがあり一部折れ曲がっていて返品手続きしました。年末年始のあわただしい時期でこちらの手違いで違う文庫本を送ってしまい早急に受け取り拒否してもらえないか問い合わせたところそういった手間は掛けられないという返事。まったく料金の説明がありませんでしたが着払いヤマトで戻り900円からの出費。文庫本買い直す方が安かった。こちらの手違いとは言えこんなにバカバカしい手間とお金を使うなら今後は本屋に足を運んだ方が良いと思いました。 | ||||
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宮部さんの時代小説は大好きですが、これも良いです(*≧∀≦*) 心にじーんと沁みますね。 人間の心の奥底にあるものが垣間見られ、ハッとすることもあり、奥深いですね(^-^)ゝ゛ | ||||
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宮部みゆきの時代小説が好きな方にはお勧めです。とても楽しく読みました。 | ||||
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宮部さんは言うまでもなくたくさんの長編があるけれど、実は短編にこそ彼女の「巧さ」ががぜん光る気がする。 時代物としては「初ものがたり」の次にこの堪忍箱を読んだが、こちらの方もぐいぐいと読み手を引き込み、簡潔な文体に豊かな義理人情の世界が広がっていて、ちょっとしたミステリーが絡まった糸をほどくように少しずつ見えてくる。 よくまぁこの短くまとまった文章の中にこれだけの話を作り上げまとめられるものかと、その技量の高さに改めて感動し、思わず「巧いなぁ」とうなってしまう。 時代物に対しての好き好きはあるかもしれないが、読んで損はない一冊だと思う。 | ||||
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江戸物。世話物。短編8話。堪忍箱。かどわかし。敵持ち。十六夜髑髏。お墓の下まで。謀りごと。てんびんばかり。砂村新田。解説金子成人。よかったのは「敵持ち」。隠れてなきゃいけないはずの「小坂井の旦那」(浪人)が、加助の女房に頼まれ、用心棒になってくれる。不穏な空気を察して立ち回り、罪を着せられることなく無事に。武家が町人のために自分の危険を承知で。心温まる宮部みゆきらしいお話。2013/05/29第26回名古屋de朝活読書会で紹介。http://bit.ly/17p2xde | ||||
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あやし、おまいさん、おそろし等幾つかの作品がマイブームで、片っ端から読みあさっています。残りが2~3になってきたので、ちょっと寂しい。宮部みゆきの時代小説はこの本所深川物がたまらなく好きですね。もっと無いかな~。この本は中古品ですが、とても良い状態でした。 | ||||
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宮部みゆき作品、真骨頂。SF+江戸人情もの。宮部ファン必読、座右の読みもの。師玉の作品。 | ||||
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表題の堪忍箱は代々伝わる謎とされるもの。 それを開けてしまった父親の怪死…。 ホラーかと思いきや最後はその堪忍箱とはなんだったの? とスッキリしない終わり方にいささか不完全燃焼でした。 個人的には表題以外は宮部さんらしい市井の人々の因縁と心の闇を書いた 作品ばかりでどれも良かったです。 特にてんびんばかりは女同士の友情を書いたお話しですが 信用してるとこんな裏切りに遭うという小説とはいえ現実に相通じていて 身に詰まされる思いがしました。 最終話の砂村新田は淡い初恋のお話しです。 何とも切なく悲しくなりましたがこちらは闇ではなく綺麗な作品でした。 | ||||
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ミステリー仕立ての時代小説八篇。読んでみてやはり宮部さんはつくづくミステリーの人だなぁと思います。どの作品もどこかしら謎解きの匂いがする。堪忍箱や、かどわかし、十六夜髑髏など前半の作品では、絵解きが中途半端な気がしますが、敵持ち、謀りごとは落語のようなやり取りで軽快に話が転がり読んでいて楽しいです。最後の2作品、てんびんばかり、砂村新田は、たんなる時代ミステリではなくて、情感たっぷりで、やるせなさ、いじらしさなどが感じられて時代小説として単純にいいな、と思える作品でした。 | ||||
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ミステリーファンと時代小説ファンの両方を狙った作品、という印象。 宮部みゆきの本が好きな人ならばある程度は楽しめるのだろうが、時代小説として読むならば間が足りない。 動きや演出などの心情表現が大袈裟でコミカルに見えるため、情緒を求める時代小説ファンに勧めるのは躊躇する。 わかりやすく合理的ではあるから、誰でもある程度は楽しむことができるだろう。 『敵討ち』『お墓の下まで』『てんびんばかり』『砂村新田』は面白かった。短編集の後ろへ行くほど面白い本というのも珍しい。 | ||||
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庶民の視点に徹した短編集。 江戸時代も今も庶民の暮らしは喜怒哀楽に満ちている。 どっちかといえば、「哀」のほうが多いかもしれないのも今と同じだ。 かといって悲しくてつらいばかりではない。 むしろ強引にでも生活の張り合いを見つけてたくましく生きていく。 それが庶民なのだ。 宮部さんの江戸ものに共通していえることだけど、庶民のたくましさを読了後に余韻として合うことができます。 | ||||
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短編集ですが、宮部みゆきのもう一つの得意分野が前面に押し出されていると思う。さらりと流れるような人の情ではなく、暗く、澱むような簡単に流れていかない思い。 収められている短編の全てに、「堪忍してくれ」という思いがこめられている。 何かを抱えて、それが暴かれることに「堪忍してくれ」と願う。 どうしようもない理由で行動するものの、とにかく誰にでも良いから「堪忍してくれ」と許しを乞う。だからこそこの短編集のタイトルは「堪忍箱」でなければならなかったのだと感じた。 そんな人の願い、祈りがストレートに届く短編。秋の夜長にぜひ。 | ||||
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江戸時代の江戸の長屋を舞台にした短編集 若い女性が主人公のお話でも、 不幸に耐える姿で終わる筋が多いです。 タイトルの「堪忍箱」も、謎が解けるにつれて主人公が追い詰められていきます。 | ||||
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怖いのは、ホラー系統は苦手なわたしなんですけど、何気なく読んでみると・・・じわっと染み込んでくる怖さにぶるっとしたりしたんですが、面白かったです。 一番ほっとするのは『敵持ち』でした★ 一番好きな話は『お墓の下まで』です☆ それぞれに言えない秘密がどんどん明かされて、どの話にもいえたのが、展開が予想のつかないということでした。 宮部作品はこれが初めてだったのですが・・・あっぱれです/(^0^;) | ||||
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ちょっと怖くていやな後味を残す「かどわかし」「堪忍箱」。逆に市井の訳あり浪人が鮮やかな手際で問題を解決し、さわやかな後味の「敵待ち」。プラトニックな想いが、よどんだ深みでキラッと光る「砂村新田」。 さまざまな貧乏長屋の暮らしを足がかりに、江戸をこよなく愛する宮部さんの、お得意8編の人情小噺。「十六夜髑髏」は、省略が多くて謎が残る。でもまあ人生、江戸の昔から謎ばっかりでさぁね。 | ||||
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時代ものが好きで、尚且つ!怪しさムンムンなものが好きなので読んでみました。「てんびんばかり」が1番印象に残りました。なんか、少女マンガでありそうなパターンって感じで・・ どの話も、全体的にホラーというか、決して怖い訳ではありませんでした。人間の心を垣間見る怖さという感じ・・ | ||||
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