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神々自身
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神々自身の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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到着も早く、本の状態も申し分ありませんでした。40年近く前に大学生の頃に読んだSFです。ゆっくりと楽しみたいと思います。 | ||||
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アシモフのSFの中では難解なほうではないかと思う。 | ||||
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同じ平行宇宙物である「重力の影」と比較してもクオリティが全く違う。これぞSF。安心して読める。特に第2部がいい。 | ||||
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It is one of great Asimov novels. For some times it is quite slow, but in general is such a nice book. | ||||
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思っていた本と違いそうです。昔読んで、面白かったことを思い出しました。まだ読んでいませんが、アシモフの科学ノベライズの方で、もう少し探してみたいと思います。 | ||||
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アシモフにしては勧善懲悪的で今ひとつ。アシモフのしかし危惧する、反科学、宗教への敵視は判りやすい。 | ||||
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作者は本書において、暗喩的にエネルギー、特に原子力利用を取り巻く社会的な諸問題を下敷きにしているように感じた。 作中においてまさにそうなのだが、「安全(に見える)無尽蔵のエネルギー」の推進派・反対派どちらも生に対して正直であり、それ故に相容れない。第二部のパラ宇宙編は少々唐突に感じるが、読み進めるうちに人類編の見事な裏返しになっており、問題意識を別宇宙においても共有し得ると言う描写に驚嘆した。やはり、良質なSFは現実世界の問題に深く切り込む力を持っている。 第三部は少々駆け足になるが、結末にA・C・クラークばりの壮大なプランが示されて爽快な気分で読了できる。さすがアシモフです。 | ||||
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異世界を理論的に創造して、ここまで説得力をもたせられるってのがなんとも、、、ため息が出ます。 前書きというか、この話を書くに至った経緯がまたアシモフらしいくて笑える。「俺様が書いてやるよ」(笑) | ||||
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名作と誉れ高いのですが、つまらなくは無いものの、いまひとつです。 第1部や第2部の叙述は、多少凝っているといっても、叙述ミステリの類やその他の小説で使われているような感じです。 またまとめとなる第3部はかなりご都合主義的な終わり方で、センスオブワンダーな感じがありません。 欠点を先に挙げましたが、第2部で描かれる異生物の生態や、第1部/2部の背中合わせで描かれる物語と明かされる事柄は、そこそこ面白く読むことが出来ます。 ただ第2部を読み解くには、私の解釈が正しければ、量子力学の基礎知識が無いと厳しいかもしれません。(ちなみに、ヒントは湯川秀樹) | ||||
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面白いです。 第二部が。 その代わりこの面白さを理解するには 若干の知識がないと、「何のことやら」で終わります。 そしてなぜ消滅するのかも。 そして第三部でのある計画。 そして、最後の最後でおきる ある種の抵抗。 でもこれは機転を利かせて最後には ハッピーエンドになるのですが… しかし、あの第二部は傑作ですね。 第二部がすべてです。 他にはたいしたものはないです。 | ||||
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プルトニウム186という有り得ない物質を存在させるには? というのがそもそもの着想点だったようですが、そこから ここまで想像力を広げて物語を構築できるものなのかと、 その驚嘆すべき空想力に脱帽です。 特に第二部のパラ宇宙人においては、どうしてこのような 存在を生み出し、尚且つ文字で表現しうるのか、唸りながら 読んでいました。 ストーリー詳細は他の優秀なレビューに譲ることとして、 小説って凄い、SFって凄い。改めてそんな単純なことを ただただ考えてしまうのでした。 | ||||
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三部構成の物語。 第一部の我々の宇宙の学者同士のやりとりは面白い。偶然から始まったとはいえ、とある物質の交換をする我々の世界と別な宇宙の2つの世界。しかし、そこにはある種の危険が…。向こうの世界と何とか意思疎通をしようとする言語学者たちの奮闘も興味深い。 第二部の「軟属と硬属」という別な宇宙の生命体の描写は、あまりにも奇想天外。何度も読み返した。その世界の生物の子供時代と大人時代の変化も興味深い。物質のやりとりの危険を知った軟属の一人が、やりとりを止めるように人間側にメッセージを送るが、そのメッセージの発信はある理由で途絶して果たされなくなる。その理由が劇的。 第三部になると、地球に住む住民と月世界に住む住民がいることがわかる。物質交換が宇宙にもたらす危険性を何とかすべく、地球から月にやってくる学者。ついに物質交換のためのポンプとは関係なく、向こうの宇宙の物質がこっちの宇宙に漏れ出し…。ただ、第三部は、月と地球の対立を軸に描かれていて、そこで唐突に物語が終わった印象を受けるので、今一つ物語が完結していないすっきりしない感覚を覚える。 もしも、第二部の別宇宙の生命体がその後どうなったのかについて第四部があったら、この物語はすっきりと感じたかもしれない。 | ||||
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青春時代に読んだ本書を今度は原書で読み直してみたが、今読んでもやはり面白かった。平行宇宙を描いた古典的な名作だと思う。 本書は3部に分かれているが、導入部の1部では平行世界から無尽蔵のエネルギーを供給を受けることを可能としたElectron Pumpが、実は太陽を爆発させる危険を秘めていることを発見した科学者がそれを証明しようと苦闘する様が描かれる。第2部ではうって変わって相手方の平行世界の住人達が主人公となるが、彼らの不思議な生態と最後のどんでん返しはさすがアシモフというしかない出来栄えだ。最後の第3部の舞台は一転して月が舞台となり、月で生まれ育った住民と地球政府との確執を背景に、主人公の科学者が解決方法を模索する姿が描かれるが、重力の軽い月での生活が非常にリアルで、とにかく面白い。 現代の重いSFと比べると実にコンパクトであるが、その中に様々なアイディアやあっと驚く展開がいくつも盛り込まれており、巨匠の筆のさえを堪能することができました。 | ||||
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これは断言できる。面白かった!!そして何より凄かった!! まず第一に小説の構成技術。読者をひきつけるための技術が駆使されていて、非常に難解な事柄にも関わらず全く苦にならず知らぬ間にストーリーに惹き付けられていました。全三部仕立てになっているんですが、特に第一部と第二部の構成技術に感嘆物。第一部の最初は「えっ、ミスプリ?」と思うかもしれませんが我慢して読んでいって下さい。 絶対に後悔しませんから。あと全部読み終わってやっと各部の題名の意味が分かります。 第二にアシモフ氏の超絶とも言える想像力と思考力。本作には「プルトニウム186」という現実世界では決して存在しえない物質が出てくるのですが、これが現代科学との整合性が取れるように平行宇宙という概念が取り入れられています。よくこんな発想を思いつくものだとつくづく感心させられます。また第二部に出てくるパラ人(平行宇宙に住む生物)の描写も素晴らしいです。 ヒューゴー賞とネビュラ賞のダブルクラウンに輝いたのも納得です。 | ||||
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この驚異的な想像力には脱帽です。 そしてそれは特に第二部に言えるでしょう。 序盤はなかなかその世界やその世界における知能をもった生命体を理解するのに四苦八苦しますが、読み進めていくにつれじょじょに全貌が明らかになっていき、全てを理解したときには心が震えます。そして同時にアイザック氏に対する尊敬の念を抱きました。 | ||||
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事の始まりは小さな試薬ビン。そこから三部仕立てで語られる 物語は、時空を超えて我々の宇宙を飛び出す壮大なスケールの 展開に。宇宙創世にすら触れられる物語は、三部=三者三様の 思惑をはらんで(我々の)宇宙の破滅に向かってまっしぐら。 その結末も興味深いが、第二部(...神々自身の...)での並行 宇宙の描写と、そのエゴの恐ろしさが印象深い。 主題のスケールの大きさゆえに、現代でも新鮮さ失わない名作 古典SF。 | ||||
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