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ティファニーで朝食を
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【この小説が収録されている参考書籍】
ティファニーで朝食をの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全54件 1~20 1/3ページ
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薄くて持ち運びにも便利!英語の勉強にオススメです。 | ||||
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薄くて、小さくて、どこにでも、持って行ける。電車に乗ったら、スマホは見ないで、これを読もう。 | ||||
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瀧口直太郎さんの訳が好きだ。 この作品に限らず好きだ。とても味わいがある。 村上春樹訳と読み比べればその差にすぐ気がつくはず。 出版社もこちらも新しいカバーつけて、夏の100冊に入れるとかして、大事にしないと。 訳が大切だってことに出版社が気が付かないようならお手上げだ。村上春樹の訳若干気持ち悪い。ホリーの軽快さが失われているから。あと言葉のセンスも。 ぜひ、こちらをおすすめする。 手に入らなければ原文を。 | ||||
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他の本も欲しいです。 ありがとうございました。 | ||||
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面白かった。 | ||||
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表題作を含むカポーティの短編集です。村上春樹さんの翻訳です。オードリィ・ヘップバーンの映画で有名な、ティファニーで朝食が含まれています。この短編集では、表題作は、やや抽象的で、メタファーもたくさん出てきて、わかりにくいかなと思いました。一度読んだだけだと、楽しめないのかもしれません。丁寧に読むか、何度か読まないとよくわからないのかもしれません。他の短編の方が、わかりやすくて、面白さを感じました。アメリカの作家の短編は、厳しい境遇の生活の中で、精一杯生きる下層の人々みたいな作品が多く、独特な世界を作っているなあと感じました。詩的な余韻を感じる作品集だと思いました。評価は、星4つとしました。村上さんの作品解説が、良かったなあと思いました。 | ||||
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ルビ訳はいいような悪いような、、、 | ||||
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主人公は以前知り合った女性、ホリー・ゴライトリーの現状を強制的に知ることになります。ホリーとはかつて同じ集合住宅に住み、男関係でトラブルになった時に助けたことで交遊するようになりました。バーマン、ラスティー、彼女の回りには様々な有能な男性が現れます。主人公も駆け出しの文筆家で、掲載の依頼を受けるようになっていきます。 ホリーはフレッドという弟がいて、一時期は共にストリートチルドレンをしていました。猫を飼っていること、既婚者で家出人だったこと、弟が戦死してしまうこと、妊娠して不幸にも流産してしまうこと、麻薬関係で自身も逮捕されるなど、怒涛の展開が繰り広げられます。彼女はニューヨークを脱出し、ペットの猫も野生に放ち、去っていきます。彼女の猫はなんとか自身で新たな飼い主を見つけ、現在は温かな部屋で暮らしています。ホリーも幸せな場所を見つけられるように、と主人公はただ祈るのです。 ホリーはアダルトチルドレンで大人にのなりきれないダメな女性です。憧れてはいけないヒロインで、言い換えればパパ活女子の元祖です。映画版のお洒落さに騙されてはいけません。これは美女が主演しただけの根無し草、つまり寅さん映画です。 | ||||
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書き込みもなく、綺麗な状態でした。 | ||||
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テーマは、野生の動物(人間)を捕まえてはいけない、という教訓? カポーティのというより、村上春樹の小説を読んでいるみたいな感じがしました。名無しの猫が落ち着き場所を見つけてハッピーエンド。 | ||||
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まあ、小説本体は言い尽くされていると思う。村上春樹の訳者あとがきがとてもいい。小説本体の雰囲気に似つかわしく、流麗。解説も適格。 | ||||
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映画のヘプバーンと本のホリーでは、全然違います。ホリーはもっとセクシーで、でも現実離れした変わり者の女性。カポーティはモンローにやってほしかったと言ったそうですが、たしかにセクシーなところと天然な感じはモンローの方があってるかも?でもヘプバーンの方がオシャレでいいっていう人が多数派かも。 | ||||
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名前だけが一人歩きし、25歳になる私からすると「古き良き昔の映画」というイメージでした。 役者あとがきにも書いてありますが、映画からはなるべく離れたところで物語を楽しむべきであり、映画を見たことがない私としても激しく同意ができる内容でした。 ホリー・ゴライトリーの描写は常に丁寧に描かれており、読み進めるごとに頭の中には、少女と女性の中間を目まぐるしい人生に逆らいながら生きる彼女の姿を描くことができました。 映画を見る前に、小説を読むことができて本当に良かったと思います。 | ||||
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この本にもクリスマスを含んだ短編が含まれていて、読んだはずなんですが、カポティのよさが理解できなかったなあ。「あるクリスマス」と「クリスマスの思い出」、それぞれ単独の別の本(挿絵が入っていていい本です)を読んで初めてカポティの味というか良さがわかりました。「ティファニーで朝食を」は好きでDVDも買いましたし、英語版も買いました。しかしこれだけでカポティを評価しないでください。 | ||||
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買って良かった | ||||
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オードリー主演の映画を観た人のうち、100人に1人もこの小説(原作)を読んだ者はいないであろう。原作者は、映画の出来具合に大不満だったと聞くが、原作を読むとよく分かる。私は、映画も小説もどちらも好きだが、全く別の物語と考えた方が良い。 | ||||
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『ティファニーで朝食を』の英語の原書にルビ訳が付いた書籍。 ページ数は、126ページ程度で、英語の学習には適している。 ルビ訳がついているから、基本的には、辞書は必要はないと思うが、それでも、固有名詞など、分からない単語に出くわすことがある。 短い作品だから、きっちりと辞書で分からない単語を調べて読むのもいいし、読書のリズムを崩さないように、分からない単語は、前後の文脈から推測しながら読むか、完全に無視してもいいと思う。 英語の試験のテキストに使うわけでもなく、英文学の研究者でもなければ、文章の6割程度の意味が分かれば、ストーリーの全体像は分かると思う。 この作品は、オードリーヘップバーンの主演で映画化もされていて、世界の映画史の中でも有名な映画で多くの日本人が映画を観ているだろうから、今更、ストーリーを紹介するまでもないと思う。 ただし、原作と映画では、少しストーリーが違う。 映画のもっとも印象的なシーンは、オープニングで、オードリーヘップバーンが演じる、ホリーが、ティファニーのウインドーを見ながら、朝食のクロワッサンを口に運びコーヒーを飲んでいるシーンだろう。 このシーンは、何を意味しているのだろう。 ホリーはティファニーで朝食ができるくらいに、ティファニーが似合うゴージャスな女性だという意味だろうか。 もっとも、いくらオードリーヘップバーンでも、ティファニーで朝食はできなかった。 ところが、つい最近、実際に、ティファニーでは朝食が食べられるようになった。 この小説で、ずっと気になっていたことが、三つある。 まず、この小説に登場する、写真家と思われる日本人の名前。 英語表記では、『Yunioshi』となっている。 『ユニオシ』と発音すればいいのか、『ユニヨシ』と発音すればいいのだろうか。 どちらの発音にしても、日本人の名前としては、実に、不思議な名前だ。 映画では、『クニヨシ』と発音しているようにも聞こえた。 『国吉』なら、日本語の名前としては、ありえる。 江戸末期の浮世絵絵師の、『歌川国芳』を連想した。 ただ、原作者のカポーティが、歌川国芳を知っていたとは思えない。 ユニオシは、出っ歯でメガネをかけている、典型的なこっけいな日本人のように描かれている。 なぜ日本人が登場するのか。 日本人に対する人種差別の意識の表れなのか。 二つ目の、気になっていたことは、ホリーの職業。 ホリーは女優を目指しているように思えるが、その一方で、誰かの愛人か、高級コールガールのようでもある。 オードリーヘップバーンが娼婦のような役では、オードリーヘップバーンのイメージが悪くなると思うのだが。 男を手玉に取る、小悪魔的な悪女を演じるにはオードリーヘップバーンは線が細い。 もっとグラマーな女性が演じるのが、ホリー役には適している。 三つ目の、気になっていたのは、登場人物の一人が、ホリーのことを、『She isn’t a phony because she’s a real phony.』 と表現したこと。 日本語に訳すと、『彼女は、偽物ではない。なぜなら彼女は本物の偽物だから』。 本物の偽物だとはどういう意味だろうか。 彼女は、現実逃避をして、偽物の世界で生きているという意味なのだろうか。 ホリーが本物の偽物というより、そもそも小説そのものがフィクションである。 この世界は、脳が創り出した幻想だ。 | ||||
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ここひと月半ほど、村上春樹訳の 《海外文学》を集中的に読んでます。 『ティファニーで~』と聞いて まず映画の方が思い浮かぶ不敬の輩たる小生。 本書も“ムーンリバー”を鼻歌で口ずさみながら読み進めました。 世間では当たり役のように言われてる ヘップバーンが、ホリー役にそぐわないという点では 訳者・村上センセイに同感デス。 舞台で大当たりをとった『マイフェア・レディ』の主役を 映画化でヘップバーンにかっさらわれた ジュリー・アンドリュースが演じてたらどうだったろうか? 表題作以外の短編3篇も堪能デキました。 最後の 「クリスマスの思い出 A Christmas Memoriy』 のクリスマスを迎えるまでの ウキウキした感じと、終盤のもの悲しさのギャップが 現実に体験してきた幼き日のクリスマスにまつわる 思い出とシンクロしてくるみたいで心地よかったです。 | ||||
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トルーマン・カーポティは初めて読みましたが、村上春樹訳で読めてよかったです。 カーポティの表現の美しさ、ユニークさを十分楽しめました。 また、表紙のティファニーカラーも読む気分を上げてくれました。 「ティファニーで朝食を」は映画とはまた違う印象で、カーポティの世界に引き込まれました。 | ||||
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有名作品なので読んでおこうと思い、映画も内容も知らず、手に取った。 純粋だが、破天荒で破滅的な、それらが相まって魅力的な女性ホリー、それに振り回される主人公。 ニューヨークの猥雑さや、セリフ回しが魅力の作品なのだろうが、自分には 刺さらなかった。村上ファンではないが訳はすごくいいと思う。 エミール・ゾラの「ナナ」を思い出した。「ナナ」の方がインパクト強いかな。 短編の「クリスマスの思い出」は素晴らしかった。祖母のような年齢だが従兄弟で親友でもあるおばあさん と協力してクリスマスの準備をする場面は微笑ましい。自分も祖母と暮らしてみたかったなを思わせてくれた。 おばあさんが僕に言う。「誓ってもいいけどね、最後の最後に私たちは悟るんだよ。神様は前々から私たちの 前にそのお姿を現しておられたんだと言うことを」(p260)。 最後の別れが物悲しい。 | ||||
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