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ティファニーで朝食を



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ティファニーで朝食をの評価: 4.10/5点 レビュー 72件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.10pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(3pt)

大都会で無力な女の子がお金持ちになることの難しさ

ホリーは贅沢な暮らしを夢見る女の子である。その夢を求めて最初の結婚相手ドクを捨てニューヨークを目指す。ホリーに好意を寄せる語り手「僕」にもバーの経営者ジョー・ベルにも心は靡かない。理由は簡単。貧乏な彼らはホリーの望む暮らしを提供できないからだ。彼女の本質は「お願いがあるの・・・ブラジルのもっとも裕福な五十人のリストみたいなものを手に入れてちょうだい・・・人種や肌の色なんてどうでもいい」と「僕」に懇願する言葉にも表れている。若さと美貌だけを武器に玉の輿に乗ることを夢見るホリー。私にはホリーが「俗物的」に見えるし、さほど魅力も感じない。むしろ哀れさを感じてしまう。「そんな生き方をしてると野垂れ死にするよ」と忠告してあげたいが、ホリーという女の子は勿論そんな言葉には耳も貸さないだろう。語り手「僕」のように「落ちつき場所」が見つかることを祈るだけである。
ティファニーで朝食を (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ティファニーで朝食を (新潮文庫)より
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No.12:
(3pt)

申し訳ないのですが・・・

村上先生の翻訳ということで期待していたのですが、部分々々で原文が「透けて見える」翻訳調があります。ノーベル文学賞も狙える村上先生なら、黒澤涙香レベルの文に仕上げていると期待していたのですが、残念です。
ティファニーで朝食を (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ティファニーで朝食を (新潮文庫)より
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No.11:
(3pt)

記念碑的だということ(映画も小説も)

最終段落だけお読みいただければ、レビュー的結論の限りはお伝えできます。
 作品か翻訳かどちらに原因があるのかわかりませんが、ここに収められた4つの話のいずれも、私の場合、もう一度読みたいとはならなかったです。他方で、より深く経験したいと思わせてくれる小説はたしかに存在します。そういう作品は(翻訳の場合にはテクストの語り掛ける内容そのものが)私にとり、必要な種類のライフイベントであることが多いんですね。この本はそうではなかったみたいでした。原因がテクストそのものにあるのか、村上春樹さんの翻訳なのか、はたまた私の読解力にあるのか、そこのところはよくわかりません。
 ただ訳者あとがき(これが素晴らしい文章で腑に落ちました!)を読んでみると、翻訳というよりテクストそのものがそうさせているんじゃないか、と思わずにはいられません。文学的な詳細は私には説明できないですけど、何やらカポーティは表題作『ティファニーで朝食を』の執筆過程で、文体上の変更を余儀なくされたみたいです。で、それをやってのけた。この観点で村上春樹さんの翻訳を読むと(今これを書いているタイミングでは正確には、思い起こすと、ということになりますが)、かなり上質な、よくわかる訳文だったなと、そう思うわけです。
 ではこの本の何が再読と相容れないかといえば、4つの作品それぞれに、それぞれの色合いで含まれている、決定的に不毛な感じ。これじゃないかなと思っています。カポーティは本書での文体的変更を経てのちに『冷血』を書きます。『ティファニー』の頃からすでに、小説がカポーティには必要なくなっていたのではないか。ちょっと違いますね。この頃のカポーティには誰よりも小説が必要だったのに、小説を必要とすることが上手くできなくなっていたのではないか、というのは邪推でしょうか? つまり作者の内面に、もはや行為の上では小説を必要としない自分と、それでいて状態としては切に小説を必要としている自分とのアンビバレントな乖離を読み取れるのです。
 ですから、この本はもっと深く追体験したいとはとても思えない、そんな1冊なのであります。苦しいから。遠巻きに見させていただくだけでいいかな、と。勝手な想像ですが、4、50年後のこの国では、村上春樹=『ティファニー』の翻訳者(自身の小説『ノルウェイの森』がベストセラーになった)と知られていたりして。その程度にしか読まない、というのは『羊』も『世界の終り』も『ねじまき鳥』も私は没入しないという意味ですが、その程度の気ままな読者ですから、もっとほかの受け取り方があると思いますよ、本書には。実際、当時の社交界を中心とする上流社会には熱烈なファンを得たようですし。今も広く獲得し続けています。映画の成功も大きかったでしょうね、一度観たきりですけれど。映画も小説も、多くの人々を虜にしたことは紛れもない事実なのです。
 そういうのも嫌いじゃないんだけど、何かね。な小説、私には。4、50年後にもこの小説残っているんでしょうか、どうなんだろう。個人的な好みをいえば、村上春樹さんには翻訳家ではなく、『スプートニク』の作家としていつまでも残っていてほしい。長くは続かないで消えるものだとしたら、そういうたぐいの著作と真剣に向き合っても仕方がないと思う。どこかに建てられた美しいモニュメントをじっと眺め続けてみたけれど、そこに刻まれている文字からはひとつも何も生まれてこなかったみたいな経験ありませんか? 芸術はみんな記念碑だ、遠からずみんな生命の共感を切り捨てた批評精神だけで成り立っている墓石なんだ、などということになると、もう、一般読者としてはちょっとやるせない。それは物語ではなくて単なる情報でしょう、と言い返したくなる。わるいけど急いでるからごめんねと言って、やり過ごすことになる。でもカポーティが『星の王子さま』のキツネなら、いずれ私を引きとめることになるのかもしれないけど。
ティファニーで朝食を (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ティファニーで朝食を (新潮文庫)より
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No.10:
(3pt)

感動は無し。

映画よりも良かったとの意見も多いですが、個人的にはそうでもなかったです。主人公の性格がエキセントリックでわがまま放題でやや精神的におかしい?のについていけませんでした。映画のヘプバーンもそうした性格だったかもしれませんが、彼女の清潔感が上回っていましたので。もっと原作に近い女優だと、映画のヒットもなかったのではないかと思いました。共感できる部分がなかったため、のめり込むことができない話でした。後味も悪かったです。
ティファニーで朝食を (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ティファニーで朝食を (新潮文庫)より
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No.9:
(3pt)

翻訳についての評価です

「翻訳夜話」について書いたレビューの一部なので重複しますが。

1.「ティファニーで朝食を」冒頭部分です。
I am always drawn back to places where I have lived, the houses and their neighborhoods.
For instance, there is a brownstone in the East Seventies where ,during the early years of the war, I had my first New York apartment. It was one room crowded with attic furniture, a sofa and fat chairs upholstered in that itchy, particular red velvet that one associates with hot days on a train. The walls were stucco, and a color rather like tobacco-spit. Everywhere, in the bathroom too, there were prints of Roman ruins freckled brown with age. The single window looked out on a fire escape. Even so, my spirits heightened whenever I felt in my pocket the key to this apartment; with all its gloom, it still was a place of my own, the first, and my books were there, and jars of pencils to sharpen, everything I needed, so I felt, to become the writer I wanted to be.  (Truman Capote Breakfast at Tiffany’s 講談社英語文庫)

拙訳
僕はいつも自分が住んでいた場所、家やそのまわりを思い出す。たとえば東70丁目にブラウンストーンがあって、そこは大戦初期、ずっと僕が住んでいたニューヨークで最初のアパートだった。ワンルームで、ひどい家具でいっぱいで、ソファとかぶくぶくした、かゆくなるような変な赤いベルベットの椅子とか、まるで暑い日の電車の中みたいだった。壁はスタッコで、色はまるで噛み煙草の汁みたい。どこにも、バスルームの中にも、時代がかってしみだらけのローマの廃墟の版画がかかっていた。たった一つの窓は避難階段に面していた。そんな部屋でも、僕はポケットのなかの部屋のキーにさわって元気づけられた。そこは僕自身が所有した最初の場所であり、そこに僕の本があり、鉛筆立てには削る鉛筆がある。小説家になりたかった当時の僕にとって、そこには必要なものすべてがあった。

村上春樹訳
以前暮らしていた場所のことを、何かにつけふと思い出す。どんな家に住んでいたのか、近辺にどんなものがあったか、そんなことを。たとえばニューヨークに出てきて最初に僕が住んだのは、イーストサイド72丁目あたりにあるおなじみのブラウンストーンの建物だった。戦争が始まってまだ間もない頃だ。一部屋しかなくて、屋根裏からひっぱり出してきたようなほこりくさい家具で足の踏み場もなかった。ソファがひとつに、いくつかのむくむくの椅子、それらはへんてこな色あいの赤いビロード張りで、いやにちくちくして、まるで暑い日に電車に乗っているような気がした。壁はスタッコ塗りで、色あいは噛み煙草の吐き汁そっくりだ。浴室も含めて、いたるところにローマの遺跡を描いた版画がかかっていたが、ずいぶんな時代もので、そこかしこに茶色のしみが浮き出ている。窓はひとつしかなく、それは非常階段に面していた。とはいえ、ポケットに手を入れてそのアパートメントの鍵に触れるたびに、僕の心は浮き立った。たしかにさえない部屋ではあったものの、そこは僕が生まれて初めて手にした自分だけの場所だった。僕の蔵書が置かれ、ひとつかみの鉛筆が鉛筆立ての中で削られるのを待っていた。作家志望の青年が志を遂げるために必要なものはすべてそこに備わっているように、少なくとも僕の目には見えた。 (「ティファニーで朝食を」 新潮文庫)

2.「クリスマスの思い出」から
Who are they for? (Truman Capote A Christmas Memory  TALE BLAZERS)
村上春樹訳 
ケーキはいったい誰のために焼かれたのだろう? 

1.で村上氏の訳と拙訳(僕の英語力は中学生程度です)とを比較してみると、拙訳が8行、村上氏の訳は13行です。僕の訳なんか話にもなりませんが、原文の簡潔な英語表現に比べ、村上氏訳はなんだかなあと思ってしまいます。
 ー everything I needed, so I felt, to become the writer I wanted to be. 
 ー 作家志望の青年が志を遂げるために必要なものはすべてそこに備わっているように、少なくとも僕の目には見えた。
まず、原文を音読して頂ければと思います。訳文には原文の持っているリズム感もなく、かつ冗長に感じます。これが村上調名訳というのかもしれませんが、原文を参照せずに訳文だけを読み、カポーティの文体はこういうのだろうなと、読者が思われるのが残念です。

2. 主人公たちがケーキを作り、知人(ルーズヴェルト大統領にも)に送るという部分です。原文はたった4つの単語で、勢いよく表現しています。この Who are they for? に対しての答えはたった一語、Friends.です。村上氏の訳は単調かつ説明的で長すぎるように思いますし、応答の言葉も「友人たちのためだ」です。たとえば、「で、誰のため?」「友達」くらいではいけないのでしょうか。僕はこの訳の疑問から、「クリスマスの思い出」を全訳してみた程です。

村上氏の翻訳は、原文の意を読み取り、それを、原文の長さ、リズム、勢いなどはあまり重要視せず、自分なりの表現、言葉に置き換えている作業に思えます。これも1つの翻訳のスタイルでしょうし、異議申し立てはいたしませんが、村上春樹氏の作品の40年来の愛読者が、氏の翻訳は読まないようになってしまったのが残念です。
ティファニーで朝食を (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ティファニーで朝食を (新潮文庫)より
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No.8:
(3pt)

映画のような恋もある

映画とこの原作は違う。という情報だったが、何度も映画と同じセリフやシーンが出てきた。映画の大ヒット後のこの新翻訳が出たから?ラストで映画は結ばれたが、原作では、、、個人的には映画オススメ。ホリーが14で結婚した夫が、19になった妻を連れ戻しに来たが(この夫役俳優は映画放映時53才だった)、フラれて田舎へ帰るシーンがジンと来た。

62才の私も婚約してた26才のアジア美女から別れのLINEもらったばかり。日本での5年間技能実習生終わってこの12月に帰国。来年2月に来日結婚して日本人配偶者ビザの予定でした。ところがコロナで14日間隔離中ホテルで出逢った、たぶん若いカンボジア男性に恋したと。年の差婚は簡単じゃないw でも彼女はカタコト日本語で私はクメール語ゼロ。言葉の壁でコミュニケーション会話の浅さでは絶世の美女でもつまんなかった。さらに向こうは子供欲しい。こっちは2人の子供も成人独立して今更欲しくない。実はフラれてホッとしてます。
ティファニーで朝食を (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ティファニーで朝食を (新潮文庫)より
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No.7:
(3pt)

トルーマンカポーティ×村上春樹の傑作

オードリーヘップバーン主演の「ティファニーで朝食を」の映画が好きで、小説も読みたいと思い購入。
原作の作者はトルーマンカポーティ。有名な「生きている過去」の著者です。
さらにこの原作を和訳しているのは、村上春樹。
原作が良いのはもちろんですが、そこに村上春樹の才能も加わり、表現や句読点等非の打ちどころがない作品です。書き出しの「以前暮らしていた場所のことを、何かにつけてふと思い出す。」が頭から離れません。

映画の主題曲のムーンリバーを聞きながら読むことをお勧めします。
ティファニーで朝食を (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ティファニーで朝食を (新潮文庫)より
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No.6:
(3pt)

村上春樹氏の小説になってしまう。

20年以上前の学生時代に村上春樹氏の小説に会い、熱心に読みました。「ティファニーで朝食を」は映画は観ていましたが、カポーティの小説を読んだのは初めてです。読み始めて、すぐに村上氏の小説を読んでいる感じがしてきてしまい、自分はカポーティの小説を読んでいるはずなのに、という妙な違和感が付きまとい、なんとなく楽しみ難かったです。また、「ティファニーで朝食を」は、やはり映画のオープニングシーン、ムーンリバーが流れる早朝のティファニーと黒いドレスのヘップバーンのスレンダーな姿がどうしても鮮烈で、小説よりも映画の方が記憶には残ってしまいそうです。
他の「花盛りの家」、「ダイヤモンドのギター」、「クリスマスの思い出」も楽しい作品でしたが、村上春樹的な作品という固形の観念がどうしても頭から離れない感じがする中で読んでしまいました。
ティファニーで朝食を (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ティファニーで朝食を (新潮文庫)より
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No.5:
(3pt)

英語の勉強にはなるかな

映画の字幕スーパーの様なルビ訳になっているので、意訳表現が多く見受けられる。知らない単語があれば辞書を引いて確認するのも良いと思う。
ティファニーで朝食を [英語版ルビ訳付] 講談社ルビー・ブックスAmazon書評・レビュー:ティファニーで朝食を [英語版ルビ訳付] 講談社ルビー・ブックスより
4770023774
No.4:
(3pt)

絶対に村上春樹訳のほうをオススメします

作品自体は最高に面白い。しかし訳というものはやはり鮮度がある。村上春樹は好きではないが、こればかりは村上訳を手に取るべき。
ティファニーで朝食を (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ティファニーで朝食を (新潮文庫)より
4102095012
No.3:
(3pt)

ブアボン

僕は英語はダメで、だから日本語訳を買ったわけです。

しかし、はじめっから読みにくかった。
初めはきっと古い翻訳だからだろうと思った。何となくおかしな日本語も当時の邦訳本で使われてた言葉遣いなんだろうと思ったけど、読み進めていくと大学受験みたいな和訳がチラチラ目についた。
でも、自分は英語が出来ないから、なかなか自信が持てなかったのでネットでこの本を調べた。そしたら同じようなことが書いてあるblogがあり、しかも、どうやら英語が出来る人のようなので、おっ、となり更にアマゾンでレビューを調べたら、やはり、でした。

小説の翻訳者ってのは詩人じゃないとダメなんだろうな〜と英語が出来ない身ながら感じた。日本語のセンスがないと。(指輪物語の人なんか評判がいいみたいだけど)
しかし、それが恣意的な訳と批判されることもあるみたいですね。僕には判断つきませんが。
やはり、原文を自分でガリガリ読み進めるのが一番納得できるやり方ですね。(多少、間違えても)

しかし、気になるのは(おそらく)「バーボン」を「ブアボン酒」と訳したり、「カリフォルニア」を「キャリフォーニア」としたり「マティーニ」を「マルチニ」としたりするのは古いからなんですかね?
つまり、誤訳ではなく当時の日本では「バーボン」は「ブアボン」と呼ばれていたんですかね?「キャリフォーニア」にについてはよりわからないんですが、ここは原文でも特徴をつけて発音してるんですかね?まさか、カリフォルニアが昔の日本では「キャリフォーニア」で通ってたわけではないですよね?(わかんないけど)
訳者のセンスでカリフォルニアを「キャリフォーニア」と訳したなら、バーボンが「ブアボン」と訳されたのはおかしい気がするんだけど。

まぁ、取りあえず村上春樹訳を読みます。あっちはレビューでも好評みたいだから。
ティファニーで朝食を (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ティファニーで朝食を (新潮文庫)より
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No.2:
(3pt)

翻訳に難有り

あんまり、誤訳云々は言いたくないですけれども、確かに読みにくいです。一時的に流行した言い回しを多用したり、彼とか彼女がそこにいる誰なのかという所までこんがらがったり。誰が何を言っているのか、解らない訳では無いですがもう少しはっきりさせて欲しい、ちょっとそう思いました。他の訳者の方で出回っているのを見たことがないので、映画も見て大筋をつかんでおくと読みやすいかも知れません(ストーリー展開や結末は原作と異なります)。

 さて、訳は置いておくとして、内容の方には結構満足しました。カポーティの作品は初めて読んだのですが、人間の心境や微妙な所為をとらえるのが非常に巧いです。表題作の『ティファニー…』では奔放さ、『ダイヤのギター』では囚人の自由への憧れ、『クリスマスの思い出』などは少年時代のセンチメンタルな思い出を、描いています。これらの作品を振り返ってみるとカポーティの作風の幅は、とても広いのだなぁ、と感心させられてしました。『ティファニー…』と『クリスマスの思い出』はジャンルから言っても一人の作家が書いたにしてはかなり開きがあるように感じますしね。主人公の生き方に憧れたり、同情したり、郷愁を抱いたり、なかなか良かったです。

 短編集としては彩り豊か、ですかね? ただ、やっぱり訳が気になります。お金を掛けたくなければ図書館で借りて読んでも良いかもしれないです。買う価値がない、と言ってるわけでは無いですけど……
ティファニーで朝食を (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ティファニーで朝食を (新潮文庫)より
4102095012
No.1:
(3pt)

英語の教材として

使用される単語が難しく、ルビばかり読む羽目になりストーリーがなかなか追いかけられませんでした。同じルビ訳シリーズの「アルジャーノンに花束を」の方が、英語の難易度から言うと私には丁度良いようです。ちなみに私のTOEICは695点ですので、このシリーズで何を買おうか悩んでいる方は参考にしてください。
ティファニーで朝食を [英語版ルビ訳付] 講談社ルビー・ブックスAmazon書評・レビュー:ティファニーで朝食を [英語版ルビ訳付] 講談社ルビー・ブックスより
4770023774

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