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恋する寄生虫
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恋する寄生虫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全95件 61~80 4/5ページ
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佐薙は最愛の人に抱かれながら死ぬことを決意して物語は幕を閉じました。このあとの展開を予想してみました ①予告通り佐薙が自殺をしそれによって自分が寄生虫関係なく愛されていたことを知って悲しみながらも生きていく(松尾とくっつく?) ②何らかの形で佐薙が寄生虫を摂取して前のように二人寄り添って生きていく そう簡単なものではないのでしょうが②になるといいなと思ったし、そうなる可能性も示唆された終わり方のように捉えられました、凄く良かったです、三秋縋先生の新刊待っています | ||||
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恋に落ちたのが寄生虫の所為で、殺せばなくなってしまうんだから その恋は偽物だと、否定できるのでしょうか? 寄生虫はひとつのきっかけであって、相手のことが好きだと思うなら その時点で本物なんじゃないの? と、書こうとしてよく考えてみた。ふたりとも、「この気持ちは虫のせいだろうが何だろうが本物にしてやる」と思えるほどの自信がないのではないか。二人の感情は「恋」止まりで「愛」にはまだ変わってない(貫きたいと思うほどの気持ちはまだない?)し、「虫を殺せば相手は忘れてしまうだろう」という諦念、傷つくくらいなら遠ざけようという感情が働いているのかなと、読み終わって随分経ってから思った。 記憶がおぼろげなので的外れな感想なら申し訳ない。 | ||||
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初めて三秋さんの本を読ませていただきましたが、とても世界観に引き込まれすぐに読み終わりました。 終わり方には賛否両論ありますが、私はグッドエンドでした。 | ||||
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三秋さんの本は全て読んできましたが、こちらも素晴らしかった。 河野さんと肩を並べる位綺麗な文章を書かれる方で、今作も遜色ない文章だった。 おすすめです。 | ||||
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これはこの作品のレビューに多くある意見ですが「最後が気にくわない」というもの。 なぜ佐薙は愛する人がいるにもかかわらずそのうち絶望して自殺を考えてしまうんだ、と。 はっきり言ってこれは間違えです。佐薙は絶望から自殺を考えるのではなく、最大限の幸福を手にしたためにそれに浸ったまま死にたいというようなことを自身で語っています。「こんなに美しい景色を独り占め出来た」とは誰よりも幸せを手にできたということだと思いますので。 コンテナの中で彼女は自らを抑えきれず高坂にキスをした事から考えると恐らく自殺願望を抑えることはできず、自殺してしまうのだろうと思いますが決して絶望からではないと思います。個人的に彼女の身勝手が高坂を救いましたがそれは偶然の産物だと思いますし高坂が悲しむのを知っているにもかかわらず自殺をする事を考えているのも彼女の身勝手なので、最後の最後で残念な気持ちになり-1。 | ||||
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寄生虫をモチーフにして繰り広げられる、社会になじめない二人の恋愛模様が切なくてとても良かった。 結末も自分の中で意味を噛み砕いていくと、ああ深いな、こういうことを伝えたかったんだな、と感じてよりいっそう切なくなりました。 とても良かったです。 | ||||
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聞き慣れない専門用語もあって、何度か読み返したけど、独特のワールドで楽しかった。 | ||||
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寄生虫や医学に関する専門用語が多く、とっつきにくいですが、勉強になりました。 | ||||
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〈ネタバレ有〉 おそらく、この小説を読んで評価4以下の方は、「いつもの作品と違う」と思ったのではないでしょうか?上記は高校生の僕も同じです。気軽に読んで、読破後のいつもの虚無感を味わおうと読んでみると、あまり虚無感がありませんでした。この事についてパッと見で分かることが2つ、専門用語が豊富なこと、終わり方が「読んだ感」がない事です。と、言ってもこの2つは別に悪い訳ではなく、専門用語が豊富な事は高校生で〈虫〉の知識が無い僕にはさっぱり分かりませんでしたが、知識がある方には大変面白い内容だったのではないのでしょうか?そして、「さっぱり分からなかった」と言うことは、知識を入れて再度読めば本当の面白さを知ることが出来るという事です。2つ目の「読んだ感が無い」は、確かに読破した感じが無く、「三日間の幸福」などで感じたものすごい虚無を感じれませんでした。ふと、考えてみるとこれは、「自分が実際に小説の中に第3者としていたのでは?」と結論に至りました。それもそのはずです。今回の作品は前作等とは違い第3者目線で書かれているからです。その事を、読んでいるうちに感じられることがありませんでした。 終わり方を上手く書けませんが、今回の作品もおもしろかったのですが、最初のとおり高校生にとっては小難しい作品でした。 PS.ミヤギと霧子可愛い | ||||
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すごい作品です。 リング・らせん以来の衝撃といっていいのでは。 それなのに、何でレビューの平均が4なんだろう、5じゃないの?と最後まで読み進めていくと… 納得です。 ひじり死ぬな!何が何でも生きろ!高坂が隣にいてくれたら生きていけるだろ!と怒鳴りつけたくなりました。頼むから死なないでくれ、と言いたい。 だって、二人は寄生虫なしでも恋に落ちたんでしょう? 別に、絶対ハッピーエンドが読みたいとかじゃないんです。 寄生虫がいなくても愛し合う二人が、寄生虫がいなくなったせいで愛し合えなくなるのは納得行かないだけなんです(分かって貰えますかね…)。 この作者さん、毎回魅力的な作品を書くんですが、その一方でなぜかどれも、んん!?となってしまうような部分があります。 上から目線で評価して大変恐縮ですが。 逆に言えば、それだけ読み手を惹きつけるって事なんでしょう。 次回作も読みたいです。でも、まだ一度も心から満足してません! | ||||
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例えるならピーマンのような味。カプセルから取り出したタミフル。故に、私はこの本を万人に薦めることはできません。一握りの"本の〈虫〉"にそっと差し出す程度の事です。 何の包装もされていない剥き出しの三秋縋の世界を味わいたいあなたが手に取ることを心から願います。 | ||||
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三日間の幸福のようなラノベみたいな作風ではなく専門用語を用いた描写で寄生虫による症状について書かれており、その内容がロマンチックであったため非常に良い作品になっていた。 | ||||
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クスクスとした乾いた笑いがこみ上げてくる作品です。 この作品を読んで悲しむような人がいたら、その人は馬鹿なんじゃないでしょうか…。 でも同じように、この作品を読んでケナす人がいたら、その人は馬鹿なんじゃないでしょうか…。 考えながら読むべきなのでしょうが、深読みしようとすればするほど、読者の期待を裏切ってきます。良い意味で、「他人の悲しさ」を分かり合えない現代人の、度し難い馬鹿さ加減を描けている作品だと思います。 それにしても、最近は本の中でも人がよく死にます。流行りなんでしょうね、死ぬのが。クスクス。 | ||||
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読んだ感想を一言であらわすなら素晴らしいです 主人公の苦悩やヒロインの生きずらさ その思いを考えるだけで胸が締め付けられます 寄生虫を題材にしているのも珍しくとても面白いです ならなぜ星5ではなく4かというとラストシーンが私にとって納得のいくものではなかったのが少し残念でした 多分人によっては納得のできないラストだと思います ですがそれ意外では最初にのべたとおり面白いです | ||||
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率直な感想を言うとイマイチでした。 三秋縋の作品は全部読んできましたが、唯一この本だけ私にはしっくり来なかったです。言いたい事はいろいろあるのですが文章にまとめるのが難しいので簡略化して言うと好みは分かれそうだが私には合いませんでした。以上 | ||||
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日本語はあまり上手ではないので、変な言葉を使ったら 許してください。 初めで三秋縋さんの作品を見たのは中国語に翻訳した「君が電話をかけていた場所」です。 私はフロントカバーに載った「もし顔変わったら、初恋の彼女の心を捉えるか?」(くそ下手でごめんなさい)を見たら「あ、これある」って思いながら、買いました。 読み終わった後で、三秋縋さんのファンになった、それから他の作品全部買いました。 でも原作を見るのは初めでです(昔は日本語わからないから) 難しい言葉はたくさんあるんですが、見れば見るほど楽しくなったり、だんだん三秋縋さんの世界に入った。 言いたいことはあくさんありますが、私の日本語の程度じゃ言い切れない 「絶対読む価値がある」でいいかな | ||||
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恋する寄生虫読了。三秋氏が何考えてるのかわからん。 キャラクターの魅力を引き出せず、救われない終わり方にしてしまう というのはトータルで不快感を得る人のほうが多いだろう。 読者のターゲットが現在の救われないいじめられっ子や虐待児に向けて書いたとしても何かしらの希望を 持たせた終わり方にするべきだったと思う。 さらに恋愛小説+SFでありながら完全に分離していたというのが事実。 正直、読者にとって虫の罹患者を精緻に描くシーンは退屈。 この作者は評判が良いと聞いていただけに本当に残念。 今後は慢心せず質を向上させて欲しいです。 | ||||
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「たかが寄生虫の話なんて知るか。」私は友人との帰路の途中にその本に出会った。その本を手にとりプロローグを読み終え、第1章という文字で綴られた空白のページを目の前にした時、私は本を閉じ、無我夢中でその場にいた友人にその本を熱く語り、勧めていた。たかが数ページ読んだだけなのに、何がそんなに私を突き動かしたのか未だにわからない。しかし私は、きっと、『初めて本に惚れた』のだ。 | ||||
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冬、暖房の効いた部屋で、コーヒーやお茶を飲みながら、本を片手にゆっくり時間を過ご肢体ですね | ||||
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人を本当に好きになるっていうのはこういうことをいうのだろう……。確かに寄生虫が話の中心にあるけれど、本当のテーマはもっと普遍的で、それは依存でも何でもない、美しいひとつの支え合い……純愛なのだろうと思った。傑作。 | ||||
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