■スポンサードリンク
風景を見る犬
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
風景を見る犬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
那覇エリアを中心に話は展開するが、ディープでダークな描写が重たかった。 壺屋とか首里を舞台にディープだけどおだやかな描写のほうが柴田らしい展開となった気がする。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
舞台は沖縄の売春宿が並ぶ界隈.著者が沖縄に移住してから書かれた作品だそうで, 面白い豆知識をはじめ,本土との間にある問題や沖縄自体の暗部も語られるのですが, 分かりやすすぎるというのか,外側,いわゆるナイチャー(内地人)視点の近いようで, それらがメインでないとはいえ,取り上げた割には物足りなさの残る扱われ方に感じます. また,多くが持っているであろう,『おおらかな土地』というのが悪目立ちしており, 方言などから穏やかな空気は伝わりますし,自然や料理の描写は魅力的ではあるものの, 事件の後始末については,おおらかというよりは『いい加減』という印象を強く抱きます. 加えて,話の流れも良く言えばゆったり,逆に言えばやや間延びしているようにも映ります. 多くの美女に囲まれる主人公という,著者のファンであればおなじみの展開にしても, 相手は内地の人ばかりで,売春宿のおネエさんも含めて地元の女性が関わることはなく, せっかくの土地や舞台となる町の様子が,今ひとつ活かし切れていないようで残念でした. 事件の真相にしても,その背景や決着に偶然や都合の良さがあるのは否めないところで, それらがひっくり返される後日談も唐突,謎解きがどうこうという内容ではありませんが, どこから導かれたのか,そしてそのまま青春っぽく閉じられることには違和感が拭えません. | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!