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陸王
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陸王の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全267件 81~100 5/14ページ
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中小企業の一発逆転はやはり他社とは違う差別化技術。そしてそんな逆転を可能にするのは「人の繋がり」。だから世の中は面白い。みんなが幸運に恵まれるわけではないが、人を集める力は幸運をもたらすことをこの小説は改めて教えてくれる。池井戸ストーリーの爽快感はとにかく心地よい。 | ||||
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池井戸さんのつい引き込まれる爽快な小説でした。現在の我々の仕事にも参考になりそうです。TVとの同時進行で読ませて頂きました。 | ||||
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もう言葉にはできないほどいろいろと考えさせられました。 間違いなく今年読んだ本の中ではトップ3です。 | ||||
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ドラマを見てから購入したので、本の中の登場人物がとてもイメージしやすかった。 仕事に対するアツい思いが伝わってきて、自分にもこんな素晴らしい仕事がいつかしてみたいと思いました。 池井戸潤さんの小説を読むといつも組織の中での葛藤がわかりやすく表現されており、多くの方の共感を得ていることも納得できます。 | ||||
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プロ集団で能力主義の大資本外資系企業と年功序列で終身雇用、和を重んじる国内零細企業とのガチンコ対決物語。 現実社会では圧倒的な強さで前者の勝ち。弱者は踏み潰されるか飲み込まれるかで即決着する。後者に勝算があると すれば、人間関係の深さと僥倖か? 難解な漢字も言い回しもなく非常に読みやすい。また会話の部分が多く、説明部分が少ないのでテンポよくページ をめくることが出来る。なのでTVドラマ化される理由がよくわかる。ラスト手前での盛り上げ方も、マラソンの走法 のように抑制とダッシュの使い分けで大変読みごたえがあった。 | ||||
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こんな会社があったらこんな社長がいたらいいなと思う本 私もよく走るのですが陸王を履いて走ってみたい | ||||
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池井戸作品に巡り会えて良かったを心から実感した一冊。ほかの作品も多く読みましたが、この作品には驚きです。私に本の素晴らしさを教えてくれた一冊となりました。 | ||||
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中小企業の厳しさと大企業のエグさをちりばめつつも、結末は痛快です。読後はさわやかさがあり、思わずジョキングしたくなります。 | ||||
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いきなり廃業社の中古ミシンをもらいに行く場面から始まる。苦しいなあ、足袋製造業界。 人のつながりと、誠意と努力を続けるたくさんの姿に涙腺が緩む。不屈の姿勢を支えるのは夢だ。 結果なんかどうでもいい。アメリカ式の「結果にコミットする」かどうかなんかじゃない。夢のために挑戦し続けることが美しいのだ。 それと、作品全体を長すぎる感じにしないように、省略した部分がうまい。このボリュームで描き切ってるものね。 テレビドラマもいいよー。 | ||||
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池井戸潤お決まりのお話展開。それでも?それだから?面白い!テレビドラマになってますます売れるのでしょうね。 | ||||
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社長と社員、トレーナーと選手本当の信頼関係があるからこそどん底から立ち直れた。力で潰そうとしても強い絆には太刀打ちできない | ||||
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損得勘定のない人間味あふれるランニングシューズ作りを始める「こはぜ屋」が利益優先の大企業「アトランティス」や嫌味な貸し渋りを続ける銀行に一矢報いる姿は読んでいて痛快! 怪我をした茂木選手の葛藤、新規事業を始めるも資金繰りに悩む宮沢社長、就職活動が決まらず焦る大地、シューフィッターとして真摯に選手と向き合う村野、自己破産するも死蔵特許となったシルクレイを使い大儲けしたいと考える飯山。 どの登場人物も魅力的でその人物の苦悩がはっきりとわかる。 効率や目先の利益ではなく、人間付き合いを大切にすることの大切さ。 また何かを変えるための『覚悟』を教えてくれる、そんな小説。 「たとえ失敗しても、一生懸命にやった仕事には何かが残る」 2017.11.4 読了 | ||||
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他のレビューにも書かれている通り、最後はバタバタで内容の薄いものとなっている感があるのが残念です。 | ||||
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ドラマの初回に心打たれて、すぐに読み始めました。何度も繰り返される挫折とそこから這い上がる姿に役所さんを始めとしたドラマ演者の方の姿を重ね…何度も込み上げるものを押さられない素晴らしい作品でした。 物語中、何度も登場人物に掛けたかった一読者としての叫びが、ここ一番の瞬間に茂木選手の心から発せられた時…満足は極みに達しました! | ||||
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おもしろいですね。ストーリー展開の浮き沈みもあり、でも最後は水戸黄門のようなエンディングは痛快ですね。 | ||||
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初回を観て直ぐに続きか知りたくなり購入。普段読むのが遅い私が2日だ読了。すぐに作者の他の本読みたくなりました。 | ||||
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ドラマ化のため、もう一度読み返したのでレビューしたいと思います。 人との繋がり、絆、生きていくことへの絶望とそこから這い上がる底力、明日も懸命に生きていくんだという情熱。血が通っているかのように生き生きとした登場人物たちが織り成す躍動感。 そして、気持ち良いくらい徹底した勧善懲悪、絶望から光を見せてまた奈落へ落とす、一体どうやって陽の光をこの人達に与えていくのだろうか?そのめくるめく展開に疾走感を覚え、物語に引き込まれます。 魅力的な登場人物たち、悩みながらも凛と背筋伸ばしてまっとうに生きる姿にグッときました。 良縁 、信頼、感謝、礼儀、カネよりも大切なもの 、老いも若きも、熱い男たちが格好いい。場面場面に心が動く。 夢に目標に向かう孤高のランナーが「陸王」をまとい羽ばたく情熱ストーリー。いち押しで、おすすめです。 | ||||
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余りに切実で身につまされて読んでいるのが辛かった。 足袋、という判りやすい斜陽産業で描かれているけど他人事でない。 顧客の減産、加工機械の陳腐化、作業内容のオンリーワン化(この機械でしか作れない) 後継者の不在、融資貸し渋り、まったくもって他人ごとではない。 読んでいくと色々な出会いと援助、妨害、幸運、悪運が交錯する。 池井戸さんの物語は善悪がはっきりみえるようになっているので判りやすいが 現実はもっと複雑で敵と味方はクルクル入れ替わる。 しかも こんなやる気のある経営者はそうザラにいない。 あなたの会社をみてごらん、あなたの社長は社員守るので銀行と喧嘩する社長だろうか。 皆の生活と会社の未来の為に必死に戦う社長だろうか、困難に立ち向かう社長だろうか。 そしてあなたの会社に後継者はいるだろうか。 古ぼけた会社の後継者になりたい若者なんて超希少種だ。 後継者不在中小企業数127万社(2017年 日経調査) これが現実 陸王自体は勧善懲悪で最終的に足袋屋さんの勝利で終わる。 多くの読者様は悪役の所業に「あいつらひどい奴らだ」とののしり スカッとする展開に「やった!」と快さいを上げるだろう。 あくまでドラマ、作り話、他人ごととして、だ。 この話を「他人ごと」でいられる人が本当に羨ましい。 余談 陸王にモデルはなく完全創作という話だけど似ている企業さんは知ってる。 その会社はスリッパを作っていたが客の発注終了やネット通販の無理な要求で経営が傾いた。 そこに縁あって話があったのが高齢者、障碍者用の靴の製作依頼だった。 まったく池井戸さんの物語を地で行くような苦労を重ね いまや高齢者、障碍者用靴のトップ企業になった。 このような経営者、企業も皆無ではないがそうそう目の前にあるものでもない。 興味のある方は「徳武産業 あゆみシューズ」で検索してみてください。 | ||||
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『』『』『』など数々の大ヒット人気ドラマの原作を手掛けるベストセラー作家・池井戸潤! 池井戸さんといえば、銀行、企業、町工場を舞台(得意)にした作品に定評があり、今回は創業百年ののれんを守ってきた老舗の零細足袋業者「こはぜ屋」が、近年、時代の流れにより売り上げが減少し、資金繰りに頭を悩ませていた社長・宮沢紘一(演:)が会社存続のためにこれまでに培った技術を活かして新製品のシューズ「陸王」の開発に奮闘する物語だ。 池井戸さんの作品的には『』に近い内容だが、老舗の足袋業者がシューズに目を付け、裸足感覚を追及したランニングシューズを開発しようとする内容が面白い。 『下町』でもそうなのだが、新商品の開発に取り組もうとすると当然ライバル業者が存在するワケであり、本作では大手スポーツ用品メーカーであるアトランティス日本支社が「こはぜ屋」の前に立ち塞がるのだ(また、アトランティスのやり口も分かりやすいくらい露骨な嫌がらせをする)。 本作では、物語のキーマンとなる3人の人物が印象に残った。 一人目が「こはぜ屋」宮沢紘一の息子・宮沢大地(演:)だ。大学を卒業しても就活に失敗し、家の家業の手伝いをするも仕事に身が入らず文句の多いダメな男だが、新商品の開発にあたって大地も関わることになり当初は消極的であまりしたくなかったが、開発に関わる飯山の仕事ぶりを見て徐々に物作りに興味を示し、仕事の取り組む姿勢が変わったところがよかった。最初の方は上手くいかなかった面接の場面でも物作りの情熱がアピールできて仕事や面接を通して大地の成長が描かれているところが上手だなと思いました。 二人目が「陸王」に必要なソール(靴底)の開発特許を持っているシルクール社長・飯山晴之(演:)だ。倒産させて行方をくらます身の飯山だがもう一度自分の特許で一攫千金を狙おうとするので「こはぜ屋」に対して非協力的で心を閉ざしていたが、宮沢社長を初め、「こはぜ屋」の従業員の家族的な温かみや商品開発に対する熱意に触れ、「こはぜ屋」の元で「陸王」プロジェクトに参加する事になった。 当初は飯山も打算的なイメージで「こはぜ屋」が窮地に立つとそのまま優位な方に乗り換えるのかと思ったが、最後まで「こはぜ屋」を見捨てずに自身の身体を悪くしてでもなんとかやり遂げようとする情に厚い男なのだ(特に352頁と479頁の飯山の発言は必見!)。 三人目がかつての栄光のランナーであったダイワ食品の茂木裕人(演:)だ。茂木もかつては箱根駅伝の有名選手であったが、故障からスランプに陥り、大学時代のライバルであり、実業団のトップランナーとして輝くアジア工業の毛塚直之(演:)に差をつけられ、忸怩たる思いを募らせていたが「こはぜ屋」が開発したシューズ「陸王」によって茂木自身も挫折から立ち上がって再生する物語でもあるのだ。 他にも「こはぜ屋」の商品開発に好意的に興味を示して情報提供してくれるスポーツショップ経営者・有村融(演:)や「こはぜ屋」の窓口で親身になって協力する埼玉中央銀行の担当者・坂本太郎(演:)、元はライバル企業のアトランティスに属していたが、上司の打算的な方針に嫌になってひょんなことから「こはぜ屋」のシューズ開発に加わることになったランナー思いのシューズマイスター・村野尊彦(演:市川右團次)、窮地に立たされた「こはぜ屋」に支援しようとするフェリックス社長・御園丈治、…など。 池井戸さんの作品の特徴として登場人物が善玉(主人公側)と悪玉に二極化されており、主人公に立ち塞がる(もしくは邪魔をする)立場の人物としてライバル企業のアトランティス日本支社営業部長・小原賢治(演:)や取り引き先の埼玉銀行の支店長・家長亨(演:)が登場するのだが、悪玉の描き方がステレオタイプになってきたので読後感にカタルシスが得ないというのが正直な感想だ。 先に挙げた登場人物たちの挫折からの再生という点では見事に描いているのだが、悪玉の描き方が粗雑になった感が歪めないのでそのあたりはもう少し工夫してほしいと思います。 追伸……本日から放送されるドラマ『陸王』も楽しみにしています。 | ||||
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TBSでドラマ化される原作。 実際の会社をモデルにした老舗零細企業の生き残りを賭けた闘い。 埼玉県の老舗足袋屋が、売り上げ低迷の起死回生を図る為に、ランニングシューズを手掛けることに。 ノウハウが無い足袋屋に、シューフッターが加わり実現化し始める。 常につきまとう資金難。 メイン銀行との付き合いも池井戸作品では、欠かせない。 怪我をして出遅れたランナー、特許を持つ破産した中小企業の社長、折々に人との出会いがあり、ランニングシューズは出来上がっていく。 大手シューズメーカーの横やり、原材料調達の道筋を絶たれるなど、幾多の苦難を乗り越えていく姿に感動する。 爽やかな読後感。 | ||||
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