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崇徳院を追いかけて
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崇徳院を追いかけての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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満足しています | ||||
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本屋でタイトルだけ見て手にして、初めて鯨統一郎氏の作品を読んだが、選択ミスだと感じた。会話主体なので余白が多く、あっという間にページが進み読み終わるが、その分内容が薄い。殺しの理由、必然性に対する描写が弱く、トリックと言えるほどのトリックもない。サプライズ的な要素もあるが、どうしてもB級な感じがする。なんだか素人が書いたような作品に思えてしまう。殺された女性がいつ京都に向かったのか、読んでいて時系列が矛盾しているようにしか思えず、いらいらする。崇徳院と西行の関係についての考察が読みどころなのだろうが・・・他の方のレビューを見ていると、このシリーズの他の作品は面白いようなので、それらを読んでから読むほうがいいらしい。本作品から始めると他の作品に手が伸びることはなさそう。 | ||||
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早乙女・宮田シリーズの長編ミステリ。時系列的には、『新・世界の七不思議』と『新・日本の七不思議』のあいだに位置する 京都と大阪・奈良を舞台に、崇徳院と西行がからむ物語となっている。現代の事件に、歴史上の謎がまぶされており、二重写しでストーリーが展開されていく。そして披露される大胆な歴史推理。 登場人物同士の関係性にも大きな進展があり、シリーズをずっと追ってきたひとは必読だろう。 ただ、読みごたえという点でイマイチ。相変わらずの鯨作風だ。 | ||||
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2人の距離が近づいた経緯が初めて明かされる!ちょっと嫉妬するキャラクターがいるのは秘密だ。 | ||||
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西行法師は待賢門院璋子への恋心が原因で、待賢門院の子の崇徳院に心を寄せ、崇徳院の復讐を企てたそうです。 後白河も待賢門院の子じゃないかとかいったらダメだから! 後白河よりも先に西行が死んでいることも禁句だぞ! 『邪馬台国はどこですか?』シリーズ4作目。時系列上は『新・世界の七不思議』と『新・日本の七不思議』の間に位置するストーリーですが、宮田といい、静香といい、こんなキャラだっけ?と首を傾げるような変わりよう。うーん…… 本編の方は2時間サスペンスドラマの脚本をそのまま小説化したような印象で、通勤電車の中なんかでも苦にならないでさくっと読めますが、冷房の効いた場所では寒くなりそうなシーンもしばしば。偶然なんだか計画通りなんだか、人間関係があり得ないくらいにすいすい繋がっていきます。いくらなんでも宮田と京子の京都駅の出会いは偶然ですよね……? 歴史の謎解き展開は最後の30ページ程度。『邪馬台国は~』の路線を期待するとがっかりするんであります。 | ||||
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『新・世界の七不思議』と『新・日本の七不思議』の中間にあたるエピソードで 宮田六郎と早乙女静香が親密になるきっかけとなった物語です。 前作から時間を置いて書かれたので 著者としても思い入れがあるシリーズなのが良く分かります。 男女の機微や人情を描くのが苦手な著者なので、 その辺については目をつぶりましょう。 事件が猟奇的になってしまうのもこの著者の特徴なので諦めましょう。 でも、グロさはかなり抑え目ですし、 よく問題視されるエロシーンもさらっとしていて、 これらからも、著者が思い入れがあるシリーズを きちんと書こうとしているのが伝わります。 用意した謎解きにはやや無理があるのも相変わらず。 崇徳院と西行については 専門書を読んで勉強したい気にさせられました。 前作のファンなら読んでみて悪くないと思います。 | ||||
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バラバラ死体トリックだけは面白かったし、早乙女静香と宮田六郎の「その後」にも興味があったから☆は付けますけどね。、崇徳院の祟りを現実的に解釈したかったのかもしれないけど、「歴史の謎」としてもストーリーとしても無理がありすぎる気がします。 | ||||
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ノリが、昭和の本格スピリットがない頃のメロミステリみたいになっています。キスシーンとかめっちゃ古い感じで、笑えばいいのか流せばいいのか、ギャグなのかなんなのか判然としません。宗教団体を圧倒的、原始的、絶対的に悪と決めつけている点も昭和臭です。崇徳院の秘密も、短編ならそれなりに感心したでしょうが、長編を支える力はありません。デビュー作に比べると超パワーダウン。ガッカリ系ミステリーです。せっかく楽しみに購入したのに、どうしてくれる。そこはほら、評価が割れても末に買わんとぞ思う。 | ||||
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全盛期?の著者なら短編の一ネタレベルのアイデアで長編にしたせいか、スカスカで退屈。もともと描写力のおしなべて低い人なので、トリック部分以外の登場人物の会話や平常動作に本当にリアリティがないし、面白くもない。泡坂妻夫のようなアイデア主体のミステリならこの欠点も気にならないが、このネタ程度では読者の苦痛にしかならない。あとがきにあったが、これだけ売れる作家になったのだから、「生き残る」ではなく、「名が残る」作品を目指して欲しい。 | ||||
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「邪馬台国はどこですか?」がとても面白かったので、その後の「新・世界の七不思議」「新・日本の七不思議」も読んだ。 どれも面白かったが、第一作の「邪馬台国はどこですか?」に比べてどんどんトーンダウンしてる感は否めなかった。 ただ、これはシリーズのスタイル上仕方ない面もある。 いままでにないような歴史解釈を持ち出して、早乙女静香と宮田六郎が討論するというスタイルなのだが、歴史上の出来事という制約があり、あまりにも荒唐無稽な珍説は採用するわけにもいかず、それなりに説得力のある大胆な説がそうそうあるわけでもないだろうから。 そういう意味で、このシリーズもネタ切れでおしまいなのかなと思ってたら、長編となって本書が登場。 長編だとどういった展開になるんだろうと思って購入したのだが、正直期待外れだった。 歴史上の謎を解くというスタイルは継承しているのだが、それと並行して現実の殺人事件も解くという展開なのだが、どっちも中途半端で面白くなかった。 崇徳院の呪いの正体という歴史上の謎と、西行を信仰する新興宗教団体がらみの殺人事件という現実の事件。 それに早乙女と宮田の恋愛を絡めてストーリーが展開する。 このシリーズ好きだったけど、もういいかなっていう感想。 やるならまだ従来の短編スタイルの方がいいけど、正直もうビックリするような歴史ネタがないと思う。 本書だけなら★二個だけど、既存の作品が面白かったから★三個。 ちょっとガッカリした。 | ||||
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