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崇徳院を追いかけて
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崇徳院を追いかけての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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早乙女・宮田シリーズの長編ミステリ。時系列的には、『新・世界の七不思議』と『新・日本の七不思議』のあいだに位置する 京都と大阪・奈良を舞台に、崇徳院と西行がからむ物語となっている。現代の事件に、歴史上の謎がまぶされており、二重写しでストーリーが展開されていく。そして披露される大胆な歴史推理。 登場人物同士の関係性にも大きな進展があり、シリーズをずっと追ってきたひとは必読だろう。 ただ、読みごたえという点でイマイチ。相変わらずの鯨作風だ。 | ||||
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「邪馬台国はどこですか?」がとても面白かったので、その後の「新・世界の七不思議」「新・日本の七不思議」も読んだ。 どれも面白かったが、第一作の「邪馬台国はどこですか?」に比べてどんどんトーンダウンしてる感は否めなかった。 ただ、これはシリーズのスタイル上仕方ない面もある。 いままでにないような歴史解釈を持ち出して、早乙女静香と宮田六郎が討論するというスタイルなのだが、歴史上の出来事という制約があり、あまりにも荒唐無稽な珍説は採用するわけにもいかず、それなりに説得力のある大胆な説がそうそうあるわけでもないだろうから。 そういう意味で、このシリーズもネタ切れでおしまいなのかなと思ってたら、長編となって本書が登場。 長編だとどういった展開になるんだろうと思って購入したのだが、正直期待外れだった。 歴史上の謎を解くというスタイルは継承しているのだが、それと並行して現実の殺人事件も解くという展開なのだが、どっちも中途半端で面白くなかった。 崇徳院の呪いの正体という歴史上の謎と、西行を信仰する新興宗教団体がらみの殺人事件という現実の事件。 それに早乙女と宮田の恋愛を絡めてストーリーが展開する。 このシリーズ好きだったけど、もういいかなっていう感想。 やるならまだ従来の短編スタイルの方がいいけど、正直もうビックリするような歴史ネタがないと思う。 本書だけなら★二個だけど、既存の作品が面白かったから★三個。 ちょっとガッカリした。 | ||||
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