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(短編集)
終末のフール
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終末のフールの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全41件 41~41 3/3ページ
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なんだか、読んでいて星新一の『声の網』を思い出しました。 マンションの住人が連続して主人公になっていくという設定の共通点があります。 「3年後に世界が小惑星の追突によって、滅んでしまう」という世界の、とあるマンションに住む人々の物語です。 世界が終わりを迎えるということは、8年前に発表され、それから5年間は混乱した人類による暴動やらが起きていて、それが一段落した段階での物語。 映画ならば破滅が決まったときの人々の混乱を描くか、その破滅の瞬間を描くでしょう。 伊坂さんならその時期は外して、ある程度小康状態になったところを描くか、結局は破滅しなかった世界のどちらかを描くかだな、と思いました。 自分のなかの伊坂さんの世界とある程度一致している内容でした。 伊坂作品によくあるように、ある作品の主人公と他の作品の主人公がちょっと会話をしたり、関わったりします。 まあ、それが伊坂作品の良さなのですが、ちょっと今回のは個人的には展開の予想が当たりすぎて残念というところがありました。 そういった意味で星3つです。 | ||||
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