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ナラタージュ
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ナラタージュの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全131件 21~40 2/7ページ
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| 場面描写が、想像力をかきたて、映画より良かったです。映画の後に読んだ方がいいかな。 | ||||
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| 人を好きになるのに理由も世間体もない。 全てを失ってもただ会いたい、一緒に居たい。 離れていても繋がっている、通じ合っている感覚がある。 こんなに心から想える人に出会える事は一生に一度の運命だと思う。 今の自分の恋愛と重なり、ひたすら涙が止まらなかった。 泉の気持ちは私と一緒だ。 本気で彼の事を愛してる。 つらくて、苦しくて、切ないくてたくさん泣くけどただ愛してる。 | ||||
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| よかった。松潤が映画に出るので慌てて読みたくなり今さらだけど買いました。 | ||||
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| どんな理由をつけてでもつながっていたかった相手って、出会えるだけでも幸せです。ひとによって衝撃やいろいろなイベントがあったりしてその恋が色づけられるかもしれないけれど、そこまで理由をつけなくても惹かれてどうしようもない、けれども何もなければそれで終わりの恋ってたくさんあると思った。同時にどうしようもない抗しがたい衝動があって火がつけられる恋も存在する。 いずれにせよ「呼吸をするように思い出す恋愛」は誰にでもできるものじゃない。それはものすごく背徳的で本当に誰にも言えない恋愛かもしれないと思うと、泉にはずっと胸に秘めてほしかったな。だから一人称の回想でいいと思ったので☆4つ。 きらきらしていて告白せずにはいられない心中をちょっと理解できなかったのが、私のせいだとおもうと年をとったのかな・・とずきっとする。 | ||||
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| とても感銘を受ける本でした。 よかったです。 実写も見たいです。 | ||||
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| 数回映画を観てから原作を購入しました。 シーンが違う箇所もありますが、映画の中の心に響くセリフは原作から引用され 映画、原作と二度楽しむ事が出来ました。気に入った映画の原作はいつも読むようにしていますが、 島本さんの他の作品も読みたくなり早速注文しました。 ナラタージュも何度も読み返しています。映画も後2度は観に行くと思います。 | ||||
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| 昔読んだ本。最近、映画化されたようなので、引っ張り出してもう一度読んでみました。 私が年を取って、あの頃より恋愛経験が厚みを増したせいか、改めて読んでみると、登場人物それぞれの気持ちが分かりすぎて、心が痛く切なくなった。 今、葉山先生も小野くんも、現実には好きじゃないけど、それでも、共感ではない何かで胸の奥がギュッとなった。 昔読んだ時は、こんな感情にはならなかったから、読み返してみて良かった。 昔読んだ方は、もう一度読み返すのをお勧めしたい、そんな1冊です。 私はとても好きです | ||||
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| この言葉が高校生の自分にとってとても印象的で強く覚えています。初めて読んだのは10年以上前ですが、衝撃を受けてしばらく手に取れませんでした。賛否が別れる作品だと思います。 今回映画化に当たって、主題歌の歌詞の中にあるこの部分が物語をすごくよく表していると思いました。 「理由ばっかり尋ねる世界で、ワケなど一つもなく恋をした 正しい恋の終わり方なんて この世でわたし わたしだけが知ってる」私はこの歌詞がものすごくしっくりきました。読んで感じた感想とすごく似ていました。結局はこういうことを言っているんだと思います。なので賛否が別れて当然だと思います。 | ||||
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| 10年以上前にこの本を読んだ時、「ナラタージュ」と言う聞きなれない言葉と共に、強烈なインパクトを受けた作品として記憶に残りました。 今回、映画化されるということで、改めて手に取りました。 「ナラタージュ」と言う言葉が、映画用語で「回想劇」の意味だということは、その時初めて知ったのですが、主人公が過去を引きずりながら、過去の思い出を回想しながら現在を生きているということで、今ではこのタイトルがぴったりと嵌まっている気がします。 特に、男女の関係については、現在の相手と共に過去の相手も心の底では繋がっている、そんな気がします。 比較するとかそういうことではなくても、いろんな習性の中に残ってしまっているということはあるだろうと思います。 主人公のような強烈な恋愛でなくても、そうしたことはありうると思います。 現代の様に、コミュニケーション手段が発達してしまうと、過去は現在に蘇りやすくなっているように思えます。 その手段に意図的な終焉をしない限り、いつでもコミュニケーションは復活します。 昔の様に、電話もなく手紙でしか連絡の手段がなければ、過去が蘇るチャンスは少ないでしょう。 蘇っても、それは記憶の断片でしかありえません。 しかし、現代にあっては、過去が蘇ることは可能です。 しっかりとした「終焉」を心に刻んでいなければ、復活は十分にあり得ます。 それだけに、現代の男女関係はむつかしいのかも知れません。 結婚生活をいつ過去が脅かしてくるかわかりません。 そうした過去をある程度共有した結婚生活が必要かも知れませんが、非常にむつかしいことの様に思えます。 でも、人間が生きてゆくには、過去との妥協が必要に思えます。 いつまでも過去に縛られていれば、未来を築くことはむつかしいと思います。 過去ー現在ー未来と、自分の中では連続していても、相手にとっては過去の自分でしかありません。 長い人生の中で人間は成長します。 ですから、早すぎた恋もあるでしょうし、遅すぎた恋もあるでしょう。 でも、それを容認して人間は生きてゆく他ない。 そんなことをこの本は言っている様に思えます。 | ||||
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| 主人公の闇、登場自分たちの歪みは、実は最近話題になっている『発達障害』によるものではないかと、個人的には思っています。 生きづらさを抱え、今現在も、もがき苦しんでいる人たちに、私自身、島本理生さんの作品は重要な意味を与えてくれると、信じています。 遅くなりましたが、私自身自閉症スペクトラム障害の当事者です。 | ||||
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| "今でも呼吸するように思い出だす" という、冒頭の回想シーンで引き込まれていく。 たまらない。 好きなってしまった者の強さや弱さが、痛々しいほどに伝わってくる作品。 そして、 静謐さと烈しさ、ストーリー描写の美しさと想い合っていてもなお、現世では交われないというもどかしさがアンバランスに同居している。 登場人物たちの若さは、各々の歴史やバックグラウンドを内包した、瑞々しく人間らしい感情幅のある青さが残り、それもまた、この作品の魅力のひとつ。 葉山先生のズルさと抑えられない気持ちの抑えようが、数年ぶりに読んでみて、すこし、痛々しかった。 初読みしたのは、確か18か19のとき。 主人公の女の子に近い年齢だった。 当時は、葉山先生のどうしようもないズルさが印象的だった。 言ってみれば、浮気とか不倫紛いなもの。 時が経ち、葉山先生に近い年齢になって思う。 "仕様がなかった" "どうしようもできなかった"んだって。 出会ってしまったら最後、 嫌いにはならないし、なれない、 心だけじゃない、全身に相手の全てが刻み込まれて、それは記憶以上の記憶になっていく。 忘れたくない、忘れられない、 それはもう、自分の一部と化したものだから。 彼女の心の移り変わり、 変わる感情と変わらぬ感情は、何度読み返しても心が動かされます。 | ||||
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| 簡単な文体ですが心理描写が細かく、さらっと読める作品です。 前半に比べて後半は駆け足の展開でした。 工藤泉は葉山先生の何が好きだったんだろうかと、思うほど葉山先生は10歳歳上の男性としての包容力も思いやりも何も無い。 高校生の時に困っていた泉に優しく接していたのは、自分の不安定な心を埋めるため。 若い未成熟な女子に思わせ振りな言葉に、卒業の時にはキスをして。 そんなに美人でもない泉には、忘れることが出来ないのが分かっていて、手を出す悪くて弱い大人になりきってない葉山先生。 結局、別れられない妻とのことも進まない、泉のことも好きで求めてしまう、すべてを後回しにしてただ時を重ねる葉山先生。 泉が付き合った小野君は少し独占欲が強いけれど、泉の心の中の葉山先生の影を不安視していたなら仕方ない行動ともいえる。 恋に恋している時期に好きだと思った人をここまで引きずるものなのか。 柚子ちゃんのエピソードはとても重いけれど、それに対してはさらりと受け流せるのが怖い。 泉は結婚したら新しい生活に前向きであって欲しい。葉山先生はエゴイストだから。 映画は原作とは違うラストになりそうなので、そちらも楽しみにしている。 | ||||
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| この方の描く主人公は、ふらふらしてる、という印象があるけれど、ちゃんと生きている人間という気も同時にする。 男性はダメなヤツなんだけど、今の時代に合ってるのかもしれない…(^_^;) | ||||
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| 島本理生さんは、多分、長編に仕上げたい気持ちが強かったのでしょうが、前半は、もっともっと短くしてもよかったかも。 後半になって、狂おしい「思春期引きずり」年代の女の子の気持ちが渦巻き、その点は、普遍的なものを敢えて描いたそうだけど、心情細やかに描かれていて、引きずり込まれます。 読み終わった途端、「ああこれは、二十数年前、独特だと、日本国内でも話題になった映画、フランス作家での論客女性マルグレット・デュラスの名作『ラ・マン(愛人』の映画版に影響されているな、と思いました。『ナラタージュ』の中で、主人公と高校教師の関係は、不毛の関係だし、たとえ環境的に不毛の関係でなくても前に進めない関係、だけど、終わってみて、純粋な関係だったと分かる、終わってみてだからこそ分かる、そこが、多分、作者の一番言いたかったこと、『ラ・マン』の映画版と共通してます。 映画『ラ・マン』は、私はじめ、同世代のあの頃の女子が密かに共感出来ていた映画。懐かしいものに再会した気分がします。 | ||||
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| まるで作者の体験をまるごとそのまま、本にした様に感じる作品です。嘘いつわりもなく事細かに、ですのでこの部分は要らないかな?と感じるさせる所まで。 高校生時代に、二人に何があったかが詳しく語られていないことが、なおさら読者の想像を掻き立てて、興味をひかせていることになっていると思います。 読む価値はあります。 | ||||
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| すごく好きなお話でした。 特に後半になるにつれ内容が濃くなる感じで、読み応えがありました。 普段、小説でクライマックスを超えたあとの数ページをつまらないと感じることがありますが、最後の一行まで大切に楽しく読めました。 島本理生さんの小説の見所の一つとして、男性の登場人物が魅力的ということが挙げられると思います。このナラタージュに出てきた男性もとても魅力的でした。 ただ、すこし人物についての描写が多すぎて、読みながら疲れてしまったのが残念でした。 こんなに長くなくてもいいのではと思います。 でもだからこそ、人物についてよく知ることができて、最後まで面白かったんだと思います。 追記なんですがナラタージュというタイトル、 そういう手法で組み立てているからってタイトルにしなくてもと思っていましたが、彼女のことを言ってるみたいです。彼女の人生を映画に例えたら、そうなるんでしょう。一生繰り返し思い出していくんでしょう。 そう思ったらいい話だったなと思います。 | ||||
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| ※若干のネタバレを含みます 映画化するというので覗いてみたら、表紙に惹かれて購入してしまった者です。 なんともミーハーな購入の仕方ですが、購入して大正解。 ゆっくりゆっくり、現地点で計3回読みました。 最初は、葉山先生は最終的になぜあのような選択をせざるを得なかったのだろう、と不思議に思っていましたが 読む回数を重ねるごとに登場人物がよりリアルになり、文中に記載無い彼らの考えまで推測できるようになってきました。 単純に葉山先生が奥さんを愛していた、というのはもちろんですが、 私は泉と葉山先生がお互いに「2人でいてもこれ以上の成長はない」と感じていたのではないかと考えています。 事実、泉はその後に本当に自分を深く包み込み、愛してくれる人を見つけています。 葉山先生からしたら本望でしょうが、女にとってはどうなのだろう。再度気持ちが向いてしまうことはあるのでしょうか。 | ||||
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| ほとんどの島本作品を読んでいますが、記念すべき1冊目ということで思い入れがあります。 このレビューを見ていて、もしかして映画化がきっかけで手に取っている方も多いのかなと、新たな島本ファンの広がりに期待し、そして 作品の、おだやかな中にも痛々しい疼きのようなものを感じ取ってくださることを願います。 私は主人公が電車に飛び込もうと決意していた場面、葉山先生がちょっとした行方不明になる場面、 後輩が生死をさまよう中、秘密を打ち明ける手紙の場面など、 なぜか『死』を連想する場面が強く印象に残っているのですが、そういう読み方をする読者は少ないかな・・・ この作品に限らず、島本作品が映像化?そんなことできるのかな?というのが本音。 人間の、痛々しい、手で触れたら壊れてしまう、でも触れたらその感触からは離れられない、 ある人には理解され、またある人には毛嫌いされ、そんな『キズ』のようなものが表現されるのか。 本作と映画は、少し別に考えたほうがよさそう・・・ | ||||
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| 大変綺麗な状態で迅速に配送されました。映画の帯が付いていると尚良かったです。 | ||||
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| 読み始めてすぐから、これから話がどう展開していくのかが気になって、最後まで一気に読んでしまいました。ラストで、切なさがこみ上げました‼ | ||||
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