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インスブルック葬送曲
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インスブルック葬送曲の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ピアノを学んでいた妹イザベルが心不全で死に、その死に不可解なものを感じた姉のヴェラが妹の学んでいたインスブルックに居を移して調査を開始する。時を同じくしてインスブルックでは猟奇的連続殺人の幕が切って落とされていた…。 イザベルの死とその猟奇殺人がどうかかわるのか、読者は興味を持って読むことになる。最初は身元の分からない腕だけが発見されるのだが、やがて、イザベルやヴェラと関係の深い人々が犠牲になっていく。犯人は誰なのか?ヴェラを陥れようとしているのか? 冒頭から、犯人と思しき誰かの幼い時の記憶のシーンが挿入され、怪しい人物が次々に登場し、読者を惑わせる。が、物語の真ん中辺で示されたある手掛かりによって早々と犯人の予想がついてしまう。この作品は作者のミステリー第1作だというので、まだ伏線の張り方に不慣れな部分があるのだろうか。 個人的には、登場人物にもあまり感情移入できずに終わってしまったが、クラシック音楽についての知識が豊富な著者らしく、物語のあちこちに音楽の話がちりばめられているので、その方面の音楽好きには楽しめる作品だと思う。 | ||||
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