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小説の神様
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小説の神様の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全58件 21~40 2/3ページ
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なんで創作()する人って創作だけがこの世の一番の苦しみだと思ってるんでしょうね? アスリート、学者、いや、市井の人々の方がよほど「苦しんで」「努力」してると思いますよ。引きこもりからは「簡単」にこなせてるように見える人たちは、さらにその上にいくべく努力してます。誰も、今いる位置に安住などしていない。そういうの、リア充とかいってバカにしてるから売れないんだよ! とにかく、すべてが浅すぎて話にならない。 金返せレベルw 小説を書くのは大変だ、苦しい、消費者は楽だな、売れてるラノベはクソだ、そんなんが繰り返されるだけ。 日本橋ヨヲコのG戦場〜とかもそうですけど、この手の作品ってどうして「誰もみたことのない素晴らしい作品」を劇中劇で書かないの? 演技を見せないガラスの仮面なんて意味ないよね? バクマンは、傑作をちゃんと劇中劇で書いてたよ? 結局、この手の恨み節の作品を書く人って「傑作」は書けないんだよね。書けないんだけど、それは世の中のせいだと思ってる。だからこういうメタ的にも滑ってる作品書いて、物書きはすごい!で自己満足。 ほかのレビューにもありましたけど、売れていて、かつ良心的で、人の心を動かす魂のこもった本なんていくらでもあります。そういう真に優れた作家に謝ってほしいわ。 あと、なんか五感がどうだとか匂いがとか偉そうに書いてたけど、全然「書けてない」よね。「双眸」という単語がすごく好きなことはわかりました(笑 まあ、「モノ書きは偉い」と思いたいワナビーの慰めにはなるんじゃないですかね。 | ||||
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小説を書く「苦悩」を訴えかけるような作品。個人的にとても心に刺さりました。 全体的に主人公の独白や自問自答が多めです。 西尾維新や伊坂幸太郎が好きで、なおかつラノベもよく読む方なら合うかもしれません。 それでも、説教臭さのようなものが前面に出るぎりぎりのライン 危ういバランスの上に成り立っている作品だと感じましたので、ダメな人は本当にダメだと思います。 この作品の主人公は一貫して暗く捻くれた天邪鬼で、魅力的とはかけ離れた主人公像となっています。 そんな主人公がすこし前向きに生きていける、そんなきっかけを見つけるだけのお話です。 劇的に成長したり何かを成し遂げるサクセスストーリーではまったくありませんので、 物語という体裁ですが、どちらかというとエッセイに近いと読んでいて感じました。 「主人公のちぐはぐな行動や捻くれた意見」が他のレビューで指摘されていましたが 全体の流れや、そもそもの主人公像を通して見るとそこまでおかしくは無いと思います。 ただやはり、主人公の好みという上では万人に好かれるキャラクターではなく、 さらにはエッセイのような側面もある作品ですので、その面で受け付けないということもあると思います。 どうしても好き嫌いの分かれる小説だと思いますので 願わくば、これから読むあなたにはフラットな気持ちで読んでいただきたい作品です。 | ||||
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星とタイトルが示す通り、私個人の感想を言えば普通でした。 とりあえず主人公の卑屈さはさほど気になりませんでしたが、しかしこの主人公は今度どういう道筋をたどったんだろう。小説を題材にしているという事で、昨今の出版不況についても切り込みを入れている今作ですが、結局その点については何の解決も得られていないわけですからね。また面白い作品を書いて、自分の小説を待ってくれている人のために作品を世に発表しようと立ち直りかけている主人公を見られましたけれど、面白ければ売れるのならこの不況はないですよね。結果的には、躓いて立ち上がった、ただそれだけのようにも感じました。 しかしまあ、書き手の心象をメインに据えてるみたいなので、そこはまあいいのかな。 | ||||
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高校2年生の売れない作家が苦悩し、そこへ売れっ子作家の女子高生が転校してきて……という話です。 正直なところ、主人公が暗くてジメジメしていて最低です。 自分の小説が売れないから、とはいうものの、あまりにも後ろ向きで、ひねくれすぎています。彼が呪詛のように吐きだすモノローグも、重ったるくてやっていられません。ですから、ちっとも主人公に感情移入できない。 ほかにも、人物の心理の流れが唐突に不自然に変化して、ついていけないところがあったりしました。 ……と、これだけ嫌なところがありながら、それでも、なんとか立ち上がった主人公の次の言葉がすてきで、それに免じて、おまけで星4つをつけました。 (引用はじめ) 「僕は……。少しだけ、思うんだ」 俯いて、成瀬さんに答える。 「小説は……。きっと、願いなんだと思う」 (引用おわり)(334ページ、3~5行) 小説家の卵であるとか、イラスト志望、漫画家志望など、クリエーターを志す人は一読して損のない本です。 逆に、その他の人にとっては、重ったるいだけの本かもしれません。 | ||||
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初版から何度も繰り返し読んでいます。 主人公のネガティブ思考の表現が終盤まで続くことに対する読者の不満が、色々なところでレビューされているのをよく目にします。 つまり主人公が作中で述べる売れる作品論通りなんですよね。そこまで見越して書かれていたのかと考えると鳥肌が立ちます。 人間が書けてなさすぎる、凄く面白い表現だと思いました。そのくらい常識はずれな人物が現れないと主人公の変化はあり得なかったでしょう。 | ||||
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書けない書けないという主人公がどんなに愚痴を言っても、あ なんで周りの人が助けてくれるのか終始わかりませんでした。 | ||||
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主人公2人は、いずれも高校生の小説家。 ふとしたことから共作にとりくむことになるが、しかし、それぞれに悩みを抱えており、なかなかうまくいかない。そのあたりの葛藤と苦しみと悩みが、これでもかというくらいに描きこまれている。というか、この小説のテーマそのものが、小説家のつらさを伝えることにあり、正直ちょっと頑張りすぎなんじゃないかというくらいの重苦しい吐露が続いていく。 まあ、相沢ファンなら……。 | ||||
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産みの苦しみが描かれていました。 そして現代の出版業界に対するメッセージのようなものがあったり、この作品を読んだ後は作家さんのことを応援したい気持ちになりました。 二人のこれからの行く末が気になります。 | ||||
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なにげなく本を手にとっている読者側からは見えない側面が見えて興味深かったです。 一冊の本になる過程はなんとなく想像はつくのですが、制作している間のことはまったくわからないので 作家さんたちは本当に苦悩しながら頑張っているんだなぁと思いました。 考えてみたら、作品の数々はまず第一段階に、執筆者のアイデアから生み出されるものなんだなとハッとしました。 本という完成された形からしか出会えない私には、制作から完成に至るまでの工程が見えなくて 作品という物語からしか作者の方の伝えた内容とか作風を感じることができません。 編集者さんと試行錯誤しながらボツになったりいいと思っても世にそんなに受け入れられなかったり、ただ楽しいだけじゃない。産みの苦しみがあるんですね。 これを読んで好きだなと思った本や作家さんをますます応援したくなりました。 | ||||
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主人公の『売れる小説』についての持論が薄っぺらい」のではなく、 「主人公がそういう持論を他人にまでぶつようになった経緯の描写が薄っぺらい」んだと思います。 まあ、それによって前者もうすっぺらくなってるわけですが。 というか薄っぺらいどころか、そうなった経緯が見当たらないんですよね…。 ある意味テンプレトラウマを流し込んだだけなんですよ。テンプレが悪いわけじゃないです。 テンプレだからこそ、何故そうなっちゃったかは説得力を与えて書くべきです。 そこがまったくといっていいレベルで無かった。 ストーリーラインはぐいぐい読ませるし、評価されるのはよくわかる面白さはあったと思うのです。 主人公の性格も許せるし、ご都合主義的展開も別に全然気にならないのですが、 上記の点だけは、はっきりとおかしく、しかもそれがストーリーに大きく食い込む設定なものですからどうにも。 「物語上の心情描写として不自然なところを放置された」感覚と言えばわかるでしょうか。 皮肉なことに、そういうところに妥協しない人物たちが書かれたはずの物語なのに、これはない、みたいな。 もっとちゃんと書けたと思うんだよなあ。大筋は面白かっただけにつらい作品でした。 | ||||
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買ってよかったと思います。 「なぜプロとして小説を書くのか」というテーマ性と青春小説としての爽やかさが 絶妙なバランスで両立しており、非常に読後感のよい作品でした。 他の方のレビューの中に、「主人公の『売れる小説』についての持論が薄っぺらい」 という指摘がありましたが、そこについては私はあまり気になりませんでした。 物語の中で明らかに主人公の本心としては語られていなかったですし 作者もあえて作家として袋小路に迷い込んでいる主人公を表現するために 薄っぺらな売れる小説論を語らせているのかなーと思ったくらいで不快とかそういう感情はわきませんでした。 むしろそういったネットに溢れる薄っぺらな売れる小説論に固執していた主人公が ヒロインと小説を共同執筆する過程で、友人に助けられ、後輩に頼られ、自分の作品と向き合うことで 「なぜプロとして小説を書くのか」という問いに対する 彼自身の答えにたどりつくところに、私は非常に感動しました。 あえて気になった点をあげるとすれば、特に前半でヒロインのキャラクターと そのヒロインと主人公との会話が、物語から浮いているように思いました。 最後まで読むとその理由を解釈することは可能なのですが 読んでる途中は違和感が大きかったです。 ともあれ、「なぜプロとして小説を書くのか」という難しいテーマを描き切ったうえで 青春小説のさわやかさもあり、久しぶりに心から面白いと思える作品でした。 | ||||
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小説好きは是非、というレビューがあったので、物書きの端くれとして気軽に買ってみました。 作中で、低評価は心に刺さるとありましたが、あえて書きます。オススメしません。 また物書きであったとしても、全く買う必要はないと思います。 ・売れてる本が何故売れてるか、という考察が浅すぎて、感心しないどころかドン引きする これは主人公の考察だけど、メタ的にいえばプロの考察でもある。こんな浅いのか? ・周りに毒ばっかずっと吐いてるのに、美人美少女がボランティアのようにサポートしてくれる、 応援してくれるという超ぬるま湯環境で、リアルさを感じない。なんこれ ・物語の7割ぐらいは、主人公がお門違いの八つ当たりと自虐をしてるだけです ・とにかく主人公が語る成功論がペラッペラなのと、そのくせ成功に執着してるので全く好きになれません つーか「底の浅いこうすれば売れる論」を延々聞かされるのがこんなに苦痛とは思わなかった ・前半の話の大半が不要です。後半3割だけ読んでも問題ないでしょう 他の方のレビューだと、U-GOさん・ざかざかさんという方のレビューが的確すぎて、 同意しかありませんでした。それも参考にすることをオススメします エピローグで、本が売れたかどうかを書かないのは逃げだ、という意見がありましたが 自分も同意します。え?って思いました。確かに売れたらご都合主義、売れなきゃ後味悪い。 そうなるかもしれませんが、それでも書くべきだったと思います。 成功論がもっと深い洞察があるとか。主人公が毒吐いたらその分ちゃんと嫌われるとか。 主人公の執筆状況と、リア充的環境がリンクしてるとか。そういうのがあればなあ。 これ最初から主人公が、欺瞞的行動とらずに、素直に売れないから辛いってやってりゃよかったんじゃないかな とにかく、主人公が相当酷いので、これから読む方は、その覚悟をもって買うことを勧めます | ||||
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この本は酷いです。 終始、主人公のひねくれた小説に対する考えだけで後半まで引っ張っていますが、そもそもその考え自体があまり感情移入ができず、というかその情景描写が薄く理解しづらい。 (この点に関しては例えば情景描写を使ったり、視覚的ないし聴覚的な描写を使うことで主人公の感情を色鮮やかに表現できるのでは?と感じました。) またそんな主人公がある出来事でそれまでの自分の信条を翻して、あろうことか他の登場人物に小説とは何たるかを説いていました。展開が急過ぎて車酔いをしているような感覚になります。 この紙面に無理にまとめず、例えば上下巻にするなどして登場人物の行動や心理を、ただストレートに表現しないで含みや様々な解釈を与えるような表現をしていくことで解消されていくと思いました。(こればっかは作者の問題ではないですが) いずれにせよ、1000円弱払って読む価値はないですね。公共図書館などに置いてあれば借りればいいくらいです。 題材は面白いのに仕上がりが非常に残念だ。 これでは「小説の神様」も泣いています。 | ||||
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売れない高校生作家(主人公)が、売れっ子美少女女子高生作家(ヒロイン)との共作を通じて表現者として再生していく物語。主人公は嫌になるくらいうじうじしているし、ヒロインは作中でメタ的に表されているようにライトノベルっぽい。それでも(あるいは、「だから」だろうか)、彼らの苦悩と成長が痛いほど伝わってくる。前半の伏線が綺麗に回収されて、物語が捻られたのは秀逸。心を抉られた。もう少しラブ要素があってもよかった。 | ||||
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作者の方ごめんなさい‥あまりおもしろくなかったです‥ 他の方もちらほら書かれているようにラノベ要素がよく見られます。 ラノベ自体は好きですから別にいいのですが、それにしても‥ すぐに主人公の印象が変わりました、物語の中で変わったというより、作者の書き方が変わった感じです。最初は冷たい落ち着いた印象なんですが、序盤で既にコメディ系というか、それこそラノベの俺ガイルの主人公のようでした。 中盤から後かな?元に戻りました笑 後作品の中でも描かれているように、主人公があまり好きではないので、内容も響きませんでした。 | ||||
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単純に何も面白くなかったので残念でした キャラもありきたりで殆ど印象に残りませんし、ストーリーも結局は何も解決になっていないのでラストを迎えてもSO WAHT?状態でした 具体的に書こうと思うのですが、もう頭から大体が抜け落ちてしまっているのでそれもできません これからこの本を購入しようと検討されている方がいましたら、まずはkindleにてサンプルを読まれるのが良いかと思います | ||||
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二人の高校生作家の物語です。 方や売れない作家、方や売れっ子の作家。 編集者が同じ縁で、共同で作品を制作することになります。 そこに文芸部の愉快な仲間が絡んできて、 作家の悩み、青春、恋愛と描かれていきます。 主人公の男の方は、読んでいて非常にイライラする奴で、終盤までどうしようもなかったです。 女の子の方は、キャラが著者の別作品に出てくるマツリカさんに似ていて良かったです。 このあたりのキャラ設定の好み次第ですかね。 | ||||
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苦しい思いが切々と伝わってきました。 作者の本音なども見え隠れしていたように思います。 とても興味深く読み進めました。 こてもいわゆるお仕事カテゴリになるんじゃないかな? 地味ながらの苦悩や出版側の裏側を少し覗けた気がします。 本と電子同時入手しました。繰り返しかみ砕くように読んでいくと 登場人物の熱い魂がめりめりと内部に入ってきます。 骨太な作品です。少しだけ思っていた展開と違い、そこが惜しかったです。 一度は読んでほしい小説です! | ||||
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「小説の神様」が面白かったか?と聞かれればNOだと言わざるえない。それでもこの小説に出てくる小説家の少年少女や小説家に憧れる少女が苦しみ苛立ちながらも物語を紡ぐ姿は愛おしく、読んでいて苦く痛く感じつつも僅かな光を手にする彼らの物語を美しく感じました。 ただあまりに主人公の苦しみが作者の相沢沙呼さんと重なるのがやや私小説になりすぎているなと思い星は1つ削りました | ||||
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一気に読めませんでした。主人公たちの小説を書く苦悩が読んでるこちらの心をグリグリえぐってきて同じ様に苦しくなります。こんなにも苦しい話を本を閉じては泣き、泣いては開きまた読み進めては苦しくなり、、二人の高校生作家の想いがぶつかったシーンは、なぜにここまでの感情を作者は言葉に出来るのだろうと文字通り体が震えてしまいました。よい作品に出会えました。 | ||||
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