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小説の神様
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小説の神様の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全58件 1~20 1/3ページ
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端的に言うと読んで良かった作品でした。 なぜ小説を書くのか、誰に向けて小説を書いているのかを大事に描かれています。 前向きな気持ちになれる、そんなエネルギーを貰えた作品です。 他レビューで多く拝見される「主人公が売れる小説の持論が薄っぺらい」についてですが、彼が現実に打ちのめされていて、表面的にしか物事が見れなくなっている現状を表しているのかなと感じました。 ただ、流石に主人公を痛くしすぎだとは思います。読んでいて不快な気持ちになる所もありました。 この物語を必要とする人、必要としない人がいると思う。 必要としない人からしたら嫌悪するだろうし、話の展開に面白味を感じないだろうなと思います。 | ||||
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何のために人は表現し続けるのか。楽しいことだけじゃない、苦しいことだって悩みもがくことだって沢山ある。それでも伝えたいことがあるから、自分に誰かの中に残り続けるものがあるから、人はきっと表現することを辞められないのかもしれません。言葉を紡ぐことの面白さ、奥深さ、美しさ、そしてその可能性の拡がりを教えてくれるそんな一冊でした。 | ||||
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とどこおりなく手元に届きました。 ありがとうございます。 | ||||
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いちおう、ブックレビューなので、これから読むかも知れない方々への邪魔にならない程度に。 (1)読むと面白いかも と思う人 主人公がプロ作家から脱落しそうで藻掻いている高校生の設定なので、物語を書いている人には面白いかも。 ヒロインが対照的に売れっ子の女子高校生で、文学(ライトノベル)論争を展開するところに、ニヤッとするところもあります。 後半で明暗が逆転するところは、上手く書かれているなと感じました。 物語を書かない方でも、青春モノのボーイミーツガールがお好きな方には、お勧めです。 (2)続編があるそうです wikiの引用に上げたとおり、続編が出ているそうです。 文芸部の脇役だった女の子の話も出てくるとか。 まさしく青春群像劇ですね。 お話の中にも主人公が書く小説のシリーズ化の話が出てきます。 出版社にも作者にも、シリーズ化は美味しいですよね? 数字が見込めますし。 売れ行きはどうだったのでしょう? (3)作者のこととか この本の作者、相沢 沙呼さんは推理小説がメインの作家さんのようです。 2009年『午前零時のサンドリヨン』で東京創元社主催の第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。選考委員の山田正紀は「とにかく達者な印象で、文章もいちばん練れていた。ポップでとてもいい作品」と評した。2011年3月「原始人ランナウェイ」が第64回日本推理作家協会賞(短編部門)候補作となる。 (from wiki) | ||||
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映画が良かったので本を買ったのでした。 そうしたら... 私の頭の中では小余綾のセリフが橋本環奈の声で... いや読んでいるのはオイラなんですが。 一度そう聞こえるともうそれ以外の声では聞こえてきません。 (注:本当に(脳内で)声が聞こえるわけではありません。念のため) ところが最後の最後(の方)で... 「ちゃっちゃと書きなさいよ!」 私はこの“ちゃっちゃと”が嫌いです。アニメで幼女が“さっさと”と言おうとして舌足らずで“ちゃっちゃと”言っている様が目に浮かび、そうとしか聞こえなくなってしまいます。 せっかく橋本環奈の声で脳内変換されていたのに突然アニメ幼女に変わってしまいました。 残念です。“さっさと”ではなくてもせめて“ちゃちゃっと”くらいにして欲しかったと思います。 それまで標準語で話していたのに。 | ||||
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他方は売れるか売れないか、という議論をしていて、他方は小説が人を動かせるかどうかっていう話をしていて、論点が完全にすれ違っているから噛み合うはずもない。 いつも思うが議論するなら言葉の定義を共有して、論点を絞って議論すべきだと思う。 まあ、こういうことを小説の中の感情のぶつけ合いみたいな場面で指摘するのも野暮というものかもしれないが。 | ||||
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よい | ||||
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主人公の葛藤が自分のことように、感じました。 だからそのダメな自分でも、受け入れて、信じてくれている人たちを忘れないように、とても励まされる小説です。落ち込んでいる的にお勧めしたいです。 | ||||
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実際のところどうなのか知らないけれど、この一冊から作者の熱量をすごく感じた。 どうして小説を読むのかすごく考えさせられた。 自分の心の歯車に合う小説を見つけたいと思えた。 | ||||
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冒頭早い段階でオチがわかります。 ぶっちゃけヒロイン?の持つ問題も書かれてるので、何の驚きもありません。 想定どおりに話が進み、主人公の講釈を何度も読まされ、予想通りのオチになる。 そんな物語でした。 後輩に対して売れる本を熱く語るのはいいのだけど、そもそも後輩は作家になることも本で飯食ってく意思も表明していない。「小説の書き方を教えてくれ」と教えを請うたら「小説の売り方」を延々説明 主人公のおかれた立場から一度くらいは語ってしまうのはわかるのだけど、何度も何度もしつこい。 後輩相手だけでなく、ヒロイン相手にも何度ラノベ談義してるんだよ。 同じシーンを繰り返しすぎ。テキストの量1/3で同じ内容かけるんじゃないかな。 添削も推敲もされてないのか、主人公の思考として描かれている文章が”」”で終ってる。 作者が文章に起こす段階で思考と発言を混同しちゃってる。 自分のような日陰の人間は要らない 自分が関わることで素晴らしい物語を壊す その後の酷い行動を許容してもらうための予防線が多すぎる。 これらの言葉をそこかしこにばら撒く必要があった物語。 ラノベをコミックやユーチューブなどと同じように、別ジャンルの娯楽として考えられない作家が恨み節をぶちまけてるようにしか見えんのよね。そのくせ、そこかしこにラノベに影響されたであろう言い回しがある。 高校生である必要あった? 内容そのままに、主人公の愚痴を半分以下にまで減らし、テキストの量を大幅に減らせば凄く面白くなるかも知れない。 そういう意味では、限られた時間で表現しなくてはならない映画の方が売れるかも。 | ||||
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創作モノには多かれ少なかれ「馬鹿な大衆に受けるものとはちがう『本物』を作る主人公」みたいな傲慢さがつきまとうと思いますが、それが極まった作品です。 売れない作家の主人公が大して面白いと思えないライト文芸が売れて自分の小説が叩かれてばかりの現状に「自分は感性がおかしい」と嘆きます。 でも本当に素晴らしいのは主人公の作品である、というのを前提にこの作品は進行します。 美人編集も美少女作家も妹も後輩も友人もみんな主人公のファンです。叩く馬鹿はネットの向こうにしかいません。 別に異なる価値観を受け入れろとまでは言いませんが、例えば主人公が馬鹿にしてる小説のことも好きな主人公の小説のファンとか、主人公の友達だけど主人公の小説はあまり好きじゃない人とか、そういうごくごく普通にあり得る例にこの作品では触れません。 主人公の作品には読書メーターのようなサイトでそれなりの数のレビューが寄せられているみたいですが、作中で触れられているのはボロクソに貶すものばかり。 賛否両論とかのレベルではないです。 それでも作中では卓越した文章力を持っており、馬鹿にはわからないだけでわかる人には本当に素晴らしい小説なんだとわかるらしいです。 一体どういう小説なんでしょうか。 それだけ否定的な感想の方が目立つなら主人公の小説は実際に技術的な欠陥があるんじゃないか、多くの読者を楽しませる工夫に欠けてるんじゃないか。 彼らは趣味でなく不特定多数を相手に商売をするプロ作家であるにも関わらずそういう指摘はありません。 ひたすら自己憐憫に浸る主人公に都合よくできた世界です。 ここまで自分に都合のいい世界しか描かないのに作中では読んだ人を救いたいみたいなのを前面に押し出します。救いたいのは自分とお友達だけでは。自分が見えてないんじゃないでしょうか。 ここまでボロクソに言いましたが別につまらないわけではなく、そこそこには読めます。 多分作者は実際に上手い人なんでしょう。 それだけに根底の甘ったれた価値観が際立った形でした。 | ||||
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本当におもしろかったです。 食事を取るのも忘れて、一気に読み終わりました。 | ||||
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只管鬱々とした主人公の心情と、如何にヒロインが美少女なのか、この2点をこれでもかと言うくらいの記述で嫌でも分からせてくる文章が続き、正直いい気分になりませんでした。 小説家志望のわたしからすれば、こんなマイナス思考な小説家の心情が書かれた小説が売れるなら、エッセイか私小説だしたら?と主人公に言いたくなりました。年齢若いし、美人近くにいるし、話題性抜群なのでは? あと個人的にはどのキャラクターも「けれど」と言ってるのが、なんとなく作者の拘りのように見えて違和感を覚えました。ヒロインの上品な言葉遣いとしてならば、しっくりきますが、やっぱり実際の若者が丁寧に「けれど」なんて言いませんから。 同著の緑目の女の子が出てくるミステリー、気になっているんですが、この作品とどう印象が変わるのかなと思ってしまいました。 | ||||
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朝方まで一気に読みました。 まず、瑞々しい文章表現が、目・脳・心に心地よく染み込んできました。ここ数年ビジネス書や実用書ばかり読んでいましたが、小説ならではの「文章を読む」ことの至福を久しぶりに噛みしめました。華美や装飾に走りすぎず、乾きすぎず、活き活きとした感性が、読んでいて本当に気持ちよかったです。 主人公は創作に悩む小説家ですが、「葛藤とそこからの跳躍」というテーマは小説を書く人だけではなく、音楽・スポーツ・仕事などあらゆる分野に共通するものだと思います。主人公のように自己否定や自己憐憫でグルグルして泥沼にはまるパターンは身に覚えがあります。そこからどのように抜け出すのか。俯瞰して読めば本質が見えます。 たまたま映画化の宣伝を見て、軽い気持ちで読んだのですが、思いがけず胸を掴まれました。元文芸部ですが、青臭くてもいいから創作についてこんな熱い言葉を交わしたかった…。あの頃の感覚がよみがえりました。また自分のために小説を書こうと思います。 読んでよかった。この物語を届けてくれて、ありがとうございます。 | ||||
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ここのレビューがこの作品が伝えたかったことを物語っているように思う。 十人十色の解釈があり、感想がある。 中にはつまらないと本を酷評する人だっているだろう、だけど読み終わったあとに素晴らしかったと笑みが零れた人もいると私は思う。 私は後者、本当に面白かった。 この物語の登場人物達は物語を愛しているからこそ真剣で、それが全てなんだと思いました。 私は何度でも読み直したいと思える作品でしたが、受け取り方はあなた次第。 どうかあなたの心で感じて、読んでみてください。 | ||||
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「小説の神様」購入のきっかけは、相沢沙呼先生の「霊媒探偵城塚翡翠」を読んだことです。「他にはどのような本を書いていらっしゃるのだろう?」と、先生が描く他の本を読んでみたくなったのです。 青春小説というジャンルに対して、自分の好みではないという印象が強かったので、正直、「面白いとは思えないだろう」という先入観がありました。 一気に読み切って、その先入観が覆された結果になりました。 主人公とヒロインの会話の面白さは、西尾維新先生の化物語を彷彿とさせられ、テンポよく笑わされます。 何より、小説を書いている身の上としては、「なぜ小説を書くのか?」という問いに対してもがく主人公たちの姿と、彼らが出した結論に、とても勇気づけられました。 私はこの作品、大好きです。この作品に関わった人たちに、感謝したいと心から思えるほどに。 買って良かった。相沢先生の他の作品を読むのが楽しみになりました。 | ||||
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いろいろ酷評されてるけど自分的には好き | ||||
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こんな美しい終わり方をする小説、久しぶりに見た 本当に美しい物語 最初から最後まで、美しい物語 こんな意見を見ました「なんで創作()する人って創作だけがこの世の一番の苦しみだと思ってるんでしょうね?」 小説を書く人、絵を描く人、歌を作る人、ならわかると思いますが、 何か作るためには、自分の身を削らなければならない。自分の内面にあるものを傷付けて見える形にする。これはすごく苦痛な事なんです。精神を病む人もいる。 だから、感動するものができる。 ここは理解して欲しい所です | ||||
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どうもこんにちは。 感想は上記の一言、ただそれだけです。 ヘタレの主人公、まるで精神異常者のようなモラハラヒロイン、 それを取り巻くテンプレモブ、まるでひと昔前の典型的〇○ラノベそのままで、 全然進展しないストーリー、煮え切らない主人公の態度に本ッ当イライラさせられました。 一昔前のラノベなんて、クズヒロインに暴力振るわれたりモラハラ発言されることを 随喜の涙を流してされるがままという真性の変態(マゾヒスト)の巣窟でしたが(作者も読者も) そこから一歩も出てないどころか好き好んでそんな〇○に留まっているという もう情けないをも通り越した、あまりにも酷い低能さに眩暈がする想いです。 「二極対立形式」にするならば、主人公はもっと血の気が荒く(作家故の不安定さ) ヒロインの言葉をリアリズムでガンガン論破し 常に「舌戦」を繰り広げるコトを物語の主軸にするべきですが、 実際はただされるがまま、流されるだけというどうしようもない体たらく。 こんなヤツの描いた小説が面白いわけがありません。 だから売れないのは当たり前で、作中のレビューそのものがこの小説に当てはまるという事ですね。 だからはっきりいいます、「読んだ時間返せ」「作者は小説家をやめるべき」 「主人公に作者が透けて見えるので不愉快」「こんな〇○出版すんな!」 以上! | ||||
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ライトノベルだということでずいぶん厳しい評価がされているようだが、小説に限らず表現者というものはいつも苦しんでいるのだと思う。ミュージシャンでもスポーツマンでもアイドルでも、広い意味では表現者だ。彼らは血のにじむような努力と幸運によって現在の地位にある。そこまでになるには並大抵の苦労ではなかっただろう。 さえない主人公を美少女が助けてくれる、そんなことが現実にはあるわけがない、とおっしゃる方もいる。ちょっと考えて欲しい。「美少女」とは主観が作り上げる幻想で、客観的な「美少女」は存在しないのではないだろうか。その彼が「美少女」だと思った少女が「美少女」なのではないか。バックナンバーの「高嶺の花子さん」を聞くとそのあたりがよくわかる。「花子さん」を勝手にどんどん美化している。でも、それが若さであり若者の特権ではないだろうか。客観的に見たら普通の少女でも、恋する男子からしたらとんでもない美少女なのだ。その彼女が一緒に小説を書こうと言ってくれる。苦しいけれど、書くという作業がとても楽しくなる。表現する者にだってそれくらいのご褒美があってもいいのではないだろうか。 | ||||
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