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(アンソロジー)
甦る名探偵
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甦る名探偵の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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収録作品 霊魂の足 / 角田喜久雄 銃弾の秘密 / 鬼怒川浩 不思議の国の犯罪 / 天城一 雪 / 楠田匡介 三月十三日午前二時 / 大坪砂男 うるっぷ草の秘密 / 岡村雄輔 歯 / 坪田宏 犠牲者 / 飛鳥高 名作『高木家の惨劇』にも登場する加賀美捜査第一課長のメグレを思わせる温かい個性が印象的な「霊魂の足」、チェスタトンのような形而上学的な面白さを感じる傑作「不思議の国の犯罪」、複雑で機械的な犯行トリックの興趣と異様な犯罪心理が絡み合う大坪砂男作品、以上の三作品はやはり別格。そして「雪」はかつてトリック解説本などで頻繁にネタにされた密室ミステリの古典的短編。 その他はいささか人工的に過ぎるトリックと古風な文体の作品が目立ち、あくまでマニア向けな内容であるのは否めないが、大戦後の日本ミステリの黎明期に大いに試行錯誤した当時の作家たちの情熱、これが現在のエンターテイメントの主流となった日本ミステリの礎となった事実を偲ばせるアンソロジーだ。 | ||||
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