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(短編集)
失われた探険家
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失われた探険家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ゴシック的なホラー作品やSF的な寓話なども悪くは無いのだが、 語り手の精神的な歪みを描いた作品や犯罪を扱った作品が とても真に迫っていて面白いと感じた。 著者の父は精神医ということであるが、なるほどなと思った。 特に心に残ったのは、語り手の語る物語の最後になるまで、 奇妙な出来事だとか、語り手の周囲の人々に非があるように思わせ、 真実が判ってくるうちに、語り手の妄想や病んだ心に気付き、 最後にあっと驚かされるという手法の鮮やかさと怖さである。 例えば、『もう一人の精神科医』の語り手の精神科医によると、 同僚の精神科医がかなり異常で問題のある人間に思えるが、 実は、本人が一番恐ろしい人間であると判るラストにはぎょっとした。 | ||||
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