愛という名の病
- ロマンス (120)
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主人公の医者の元に自分の母が主人公の昔の愛人だったという青年が訪ねてきて・・・というお話。 レビューは書いてませんが(いずれ書こうと思っています)このマグラアという作家作品は結構読んでおりますが、他の著作と同じように非常に企みに満ちた恋愛小説で、その愛も親子愛、友情愛、子弟愛、そして異常な愛という風に描かれていてこれぞマグラアの真骨頂と思わせる読み応えある異色の愛の小説になっております。主人公が青年に「おまえは」と語りかける叙述も特異な雰囲気を醸し出すことに成功しています。なお、宮脇孝雄氏の訳者あとがきが本書について深く冷静に考察しており本書を読み解くうえで必読かと思います。もうちょっと古い時代に書いていたら異色作家扱いされていたかも。 先述の訳者あとがきによると、この後マグラアは作風の幅を広げて別の傾向の作品もものしているそうですが、そちらも是非読んでみたいので翻訳して欲しいですね。この人とエリック・マコーマックはもっと紹介してください。 マグラアらしい異色の恋愛小説。機会があったら是非ご一読を。 | ||||
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マグラアの長編第3作目で、発表時期は『閉鎖病棟』の前、『スパイダー』の後にあたる。内容としても、ちょうどこの2作品の橋渡し的な場所に位置づけられると思う。前半の抑制されたダークなラブ・ロマンスから、一転して語り手の「信頼の置けなさ」が本人はそうとは気づかぬまま顕わになる後半への展開は見事。 | ||||
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