(短編集)

宇宙探偵マグナス・リドルフ



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初公開日(参考)2016年06月
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宇宙探偵マグナス・リドルフ (ジャック・ヴァンス・トレジャリー)

2016年06月24日 宇宙探偵マグナス・リドルフ (ジャック・ヴァンス・トレジャリー)

ある時は沈毅なる老哲学者、ある時は知謀に長けた数学者、しかしその実体は宙を駆けるトラブルシューター、その名もマグナス・リドルフ!魑魅魍魎の異星人たちを相手に、白髪白鬚の老紳士マグナスの超思考が炸裂する痛快無比な宇宙ミステリシリーズがついに登場。ミステリからファンタジー、秘境探検に海洋冒険、さらにはハードSFまで、ヴァンスのヴァラエティに富んだ世界が堪能できる連作全10篇収録。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.00pt

宇宙探偵マグナス・リドルフの総合評価:8.91/10点レビュー 11件。Eランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

とてもつまらない。

時間の無駄。

わたろう
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.10:
(5pt)

古さを全く感じさせない作品

主人公は白髪白髭の数学者であり、哲学者でもあるマグナス・リドルフという老人で、本書はリドルフが優れた頭脳をフル回転させて、宇宙のバラエティに富んだ10の惑星で発生したトラブルを、鮮やかに解決する活躍を描いた10篇の短篇集だ。

マグナス・リドルフは一見紳士だが、金儲けには目がなく、トラブルを解決する中でちゃっかり自分の懐を温めるし、侮辱された場合にはしっかりお返しするところも面白い。

本書を読み始めてすぐに僕の大好きなジョージ・R・R・マーティンの「タフの方舟」に似ていると思ったが、後書きを見てびっくり。ジョージ・R・R・マーティンはマグナス・リドルフの大ファンで、この作品を愛するあまり自分なりのマグナス・リドルフをものにしたとあったからだ。自分は最新SFと思って読んでいて違和感がなかったので、1940年代に書かれたにも拘わらず全く古さを感じさせないことにも驚いた。

こうなると著者の他の作品も読むしかないと思った。
宇宙探偵マグナス・リドルフ (ジャック・ヴァンス・トレジャリー)Amazon書評・レビュー:宇宙探偵マグナス・リドルフ (ジャック・ヴァンス・トレジャリー)より
4336059209
No.9:
(5pt)

久しぶりのジャック・ヴァンス

昔、魔王子シリーズにはまった。
 ヴァンスのSF推理物って、中学生の頃に読んだ「SF九つの犯罪」というアンソロジーで一本読んだだけなんだけど、その話に出てきた探偵の短編が10作もあると聞いてさっそく購入。
 マグナス・リドルフは頭脳明晰で贅沢趣味で上品で意地悪だけど、浮き沈みが激しくて投資の失敗で借金まみれになるのも日常茶飯事な、トラブルシューター。颯爽とした快男児ではなくて、物腰柔らかな切れ者の白髪で白鬚のお爺さんだ。
 安楽椅子探偵っぽいお話から、自ら潜水スーツを着て海に潜ってミサイルをぶっ放されたりするお話まで、色々なトラブルを、上品なお爺さんが知性を武器に飄々と解決していくのだ。実にカッコいい。
 争いは好まないが、やられたらきっちりやり返すのもいい。意地悪老紳士。
 けっこう乱暴な結末の話もあったりしたけど、作中にヒントは提示されていて結末で解答にいたるところが、きちんとミステリーしている。
 ミステリーの雰囲気といい、SF感といい、表紙絵の石黒正数さんのイメージがぴったりだとも思った。
 どの話も面白かったけど、「ユダのサーディン」と「呪われた鉱脈」が好きかな。そうそう、中学生の頃に読んだことがあったのは「とどめの一撃」というお話だった。これも面白い。
 さあ、次は二巻目のファンタジー「天界の眼 切れ者キューゲルの冒険」を読むとしよう。
宇宙探偵マグナス・リドルフ (ジャック・ヴァンス・トレジャリー)Amazon書評・レビュー:宇宙探偵マグナス・リドルフ (ジャック・ヴァンス・トレジャリー)より
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No.8:
(3pt)

宇宙探偵と銘打ってるが探偵小説ではありません。

リドルフは探偵じゃなくてトラブルシューターか香具師といったところですね。
推理物ではありません。
解決法もなんかインチキ臭いのばっかりだし。
そのインチキ臭さがいいという人もいるかも知れませんが、
最後のメルカトル図法なんかはできるなら技術として確立してるだろ。
探偵という先入観が邪魔しました。
宇宙探偵マグナス・リドルフ (ジャック・ヴァンス・トレジャリー)Amazon書評・レビュー:宇宙探偵マグナス・リドルフ (ジャック・ヴァンス・トレジャリー)より
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No.7:
(5pt)

痛快な冒険ストーリー

宇宙探偵とありますが、推理モノじゃありません。

主人公のマグナス・リドルフは超が付くほどの天才で、異星人や惑星の特異な性質を利用して依頼を解決していきます。
面白いのはこの主人公、性格が悪い!
依頼は鮮やかに解決するのですが、めっちゃ根に持つタイプで、ちょっとした仕打ちを何倍にもしてやり返します。
作中で「復讐の酒ほど甘美な美酒はない」と言っているように、マグナス・リドルフは復讐が生きがいみたいなところがあり、わざと依頼人を挑発して、自分から敵を作るような節もあります。
まあ、ほとんどの登場人物は嫌な奴ばかりなので、マグナス・リドルフにやっつけられて爽快なラストを迎えるんですけどね。

惜しむらくは、マグナス・リドルフ自体については、ほとんど語られず過去も謎のままな所です。
あらゆる事件を解決する知識と頭脳をどうやって手に入れたのか。
マグナス・リドルフシリーズはこの一冊で完結しているようですが、もっと続きが読みたかったですね。
宇宙探偵マグナス・リドルフ (ジャック・ヴァンス・トレジャリー)Amazon書評・レビュー:宇宙探偵マグナス・リドルフ (ジャック・ヴァンス・トレジャリー)より
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No.6:
(5pt)

ヴァンスの人の悪さが大爆発!

一見温厚そうな老人だが実は宇宙一のトリックスターである事件屋マグナス・リドルフを主人公とした連作短篇集。長篇の魔王子シリーズにも見られた作者の人の悪さが爆裂している。短篇であるだけに、そのインパクトは凝縮されて凄まじい。この人の悪さは昔噺に登場するトリックスター吉四六さんに通じるものが有る。
最初に纏められた作品集には最初の二話が外されており、後に刊行された完全版で漸く全話揃って日の目を見たのだとか。本書はその完全版の翻訳。最初の二話は良く出来たSFミステリで、まだ主人公の菱の悪さはあまり見られない。日本では宇宙探偵としているが主人公自身は金に困るとトラブルシューターで稼いでいるが、どうやら本職は資本家、いや山師らしい。
宇宙探偵マグナス・リドルフ (ジャック・ヴァンス・トレジャリー)Amazon書評・レビュー:宇宙探偵マグナス・リドルフ (ジャック・ヴァンス・トレジャリー)より
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