復讐の序章
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主人公は所謂007に出てくるようなダンディなヒーローでもなく含蓄のある ことを言うことも無いが・・・ 無類の暗殺者でもまだ青年で女性に対して交際へあこがれる一人の青年なのでした。 幼きころ家族を殺され叔父に暗殺者として訓練を受けそして不可能とも思われる魔王子を 追い詰めていく。後半からの緊迫感は半端無い。 その場面にまるで居合わせるような。 異世界の恒星間の移動は自分の探査船で行き来できる。ワープは裂開駆動というらしい。2巻では宇宙港があって貨物船が行き来する星もある。 銃はプロジャック。フィラメントモニターなど 異界観の描写はそこに世界が広がるようだ。 翻訳は究理院などなかなかのあてた訳語ですごいと思う。 時に残酷な描写、被害者の心理描写もボスを追い詰める様は息を呑んでしまう。 他のSF小説にある渡世描写でもないかもしれないがハードボイルドでやはり主人公には心が魅せられてしまうのです。 | ||||
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SFシリーズでは珍しく表紙のデザインが クリスティーやクイーンのミステリ文庫と 似た構図になっています。 それに驚かされました。 ただし、作品そのものはすごく静かな文章。 正直、盛り上がりにも欠けていて 「復讐ものの作品」としてはあまりお世辞に いい作品とはいえないかもしれません。 主人公は5人の「魔王子」の手により 自らの故郷をことごとく破壊されたのです。 住民は地獄を味わうこととなり… 別シリーズと同様で、主人公は 非の打ち所のないヒーローとなっています。 確かに1度のみひどい目にはあいますが、 それを糧に見事一人目の王子に迫っていくのです。 地味、というのが欠点ですね。 | ||||
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ヴァンスの作品の魅力は異世界の構築にあります。 後書きにもありますが、固有名詞の使い方が絶妙で、知らぬ間に異世界に引き込まれます。 魔王子シリーズは、主人公の復習譚で、5人の魔王子を一人一冊一殺。 誰が魔王子かというミステリ仕立てで、かつ各々が不思議な世界を作っていて、ともすればワンパターンになりがちなのに全く飽きさせません。 主人公はむしろ狂言回しでで、主役は魔王子です。 映画版のバットマンみたいに、悪役が魅力的なのです。 わかりやすい、面白い、何よりも良いSF。とりあえず、この第1作は是非読んでほしいです。 最近の重量作品と比べると素敵な短さ(第4部、5部は少し長いけど)。 おすすめです。 | ||||
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