闇に待つ顔
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タイトルの<闇に待つ顔>とは? <魔王子>レンズ・ラルクはなぜ軽石で出来た月を巨額を投じて掘り返すのか? 敵の会社を乗っ取るべく株券を集めまわるガーセンとか、惑星ダー・サイのページから漂よってきそうなエキゾチックな描写とか、 家まで買ったのにヒロインに振られるガーセンとか、色々と読みどころたっぷりなんですけど、 この作品の素晴らしさはラストシーンにあります。こんな壮大でバカバカしく、それでいてスカっと爽やかなオチはないでしょう。 しかも仕掛けを用意したのは敵であるレンズ・ラルクですが、「その気持ちわかるぜ」とばかりに引き金を引いたのは我らが主人公ガーセンなんです。 よっぽどある人物にお前の顔なんか見たくないって言われたのが腹立たしかったんでしょうねぇ。あとヒロインにも。 忘れられない読書がしたいなら、この一冊をどうぞ。 | ||||
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著者の文章は基本的に静かな部類の文に入ります。 なので悪く言ってしまいますと、地味。に尽きるのですが、 今回、この4巻目はガーセンの成長と葛藤が見て取れる良書となりました。 今回の相手はレンズ・ラルク。 他の魔王子とは違い麗しい外見とはまったく無縁の 醜いそのものの魔王子です。 しかもどうやらかの男はある場所にとんでもないことをやってのけようとしますが… (征服欲と取れます) 今回も一筋縄では行かない相手で 一度はいいタイミングまで言ったものの 相手をつかみそびれてしまいます。 ですが、ガーセンは復讐に燃えた修羅ですので… 今までとはちょっと違った感じ。 ページ数も多くなってしまいますが さほど苦にはならないはずです。 | ||||
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ヴァンスの傑作、魔王子シリーズでも一番のお気に入り作品。 人類が銀河全体に拡散入植し、惑星単位で異なる文化を形成している世界で、『魔王子』と称される犯罪貴族たちに挑む復讐者の物語……なのですが、魔王子のキャラクターと惑星毎の文化が秀逸なので、主人公の活躍よりそちら側が気になってしまう作品。 ある惑星で、魔王子の一人が大金を投じ、何かを行っていると聞いた主人公が、その事業を妨害、乗っ取る事で魔王子を誘き出し、殺そうと考えるのですが、実はその事業は……。 表題の意味が明かされるラストシーンは、実に素晴らしいものです。 | ||||
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