夢幻の書
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種別
長編
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あらすじ
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評判
夢幻の書の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
夢幻の書の総合評価:
10.00/10点 レビュー 2件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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中盤が最高なんですよ。
最後の<魔王子>ハワード・アラン・トリーソングはかつて夢見がちな虐められっ子で、
同級生たちにさんざん酷い目に合わされてきたらしいんですよ。
30年経って、その復讐をするんです。
地元で開かれた同窓会にたくさんのヤクザみたいな部下を連れてって、同窓会を乗っ取って、
自分が受けた虐めを何倍にもひどくしたような暴力を、かつての虐めっ子たちに振るうんです。
屈辱的なあだ名をつけた奴には焼き鏝でそのあだ名を刺青したり、「ケツを冷やしてろ」って言った奴には氷の椅子に座らせたり、
犬に追い掛け回させたり、禁酒主義な音楽の先生に酒をしこたま飲ませてヴァイオリンを演奏させたりと、それはもうやりたい放題。
私はこのシーンを読みながら笑いつつ、同時にホロリと涙が溢れそうになりました。
その気持ち、分かるぜトリーソング。
パッとしない虐められっ子が地元を飛び出して、大人になって成り上がって、金と暴力をたっぷり身につけて、肩で風を切って同窓会に参上して、
積もりに積もった恨みを晴らす・・・もうね、泣けますよ。
しかもこのトリーソング、実は大きな秘密がありまして、それはタイトルの<夢幻の書>が彼の・・・おっと、流石にこれは言えません。
この<夢幻の書>もある意味では泣けるポイントです。
いわゆる中二病を経験した方なら痛いほどトリーソングの気持ちが分かると思います。
この<魔王子>シリーズは、5人の魔王子たちこそが主人公だとよく言われますが、
<夢幻の書>を読んでその通りだなぁと思いました。面白い!