夢幻の書



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初公開日(参考)1986年06月
分類

長編小説

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夢幻の書 (ハヤカワ文庫SF―魔王子シリーズ 5)

1986年06月01日 夢幻の書 (ハヤカワ文庫SF―魔王子シリーズ 5)

ガーセン生涯の怨敵、5人の〈魔王子〉もいまやハワード・アラン・トリーソング1人を残すのみとなった。いまこそガーセンは、この神話と醜聞に彩られた悪の風雲児の息の根を止め、復讐の本懐を遂げねばならない。偶然見かけた一枚の写真に、トリーソングと覚しき人物と、宇宙を震撼させる彼の計略を感じとったガーセンは、すぐさま行動に移った!奸智にたけたトリーソングを罠にかけるべく、ガーセンは配下のコズモポリス社を隠れ蓑に、一世一代の大芝居を打ったのだが…SF界きっての名匠が17年の歳月をかけ綴りあげた、彫心鏤骨の華麗なる復讐劇全5巻、堂々完結!(「BOOK」データベースより)




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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.2:
(5pt)

ある意味では非常に泣ける一冊

ネタバレしますので、気になる方は無視の方向で。

中盤が最高なんですよ。
最後の<魔王子>ハワード・アラン・トリーソングはかつて夢見がちな虐められっ子で、
同級生たちにさんざん酷い目に合わされてきたらしいんですよ。
30年経って、その復讐をするんです。
地元で開かれた同窓会にたくさんのヤクザみたいな部下を連れてって、同窓会を乗っ取って、
自分が受けた虐めを何倍にもひどくしたような暴力を、かつての虐めっ子たちに振るうんです。
屈辱的なあだ名をつけた奴には焼き鏝でそのあだ名を刺青したり、「ケツを冷やしてろ」って言った奴には氷の椅子に座らせたり、
犬に追い掛け回させたり、禁酒主義な音楽の先生に酒をしこたま飲ませてヴァイオリンを演奏させたりと、それはもうやりたい放題。
私はこのシーンを読みながら笑いつつ、同時にホロリと涙が溢れそうになりました。
その気持ち、分かるぜトリーソング。
パッとしない虐められっ子が地元を飛び出して、大人になって成り上がって、金と暴力をたっぷり身につけて、肩で風を切って同窓会に参上して、
積もりに積もった恨みを晴らす・・・もうね、泣けますよ。
しかもこのトリーソング、実は大きな秘密がありまして、それはタイトルの<夢幻の書>が彼の・・・おっと、流石にこれは言えません。
この<夢幻の書>もある意味では泣けるポイントです。
いわゆる中二病を経験した方なら痛いほどトリーソングの気持ちが分かると思います。

この<魔王子>シリーズは、5人の魔王子たちこそが主人公だとよく言われますが、
<夢幻の書>を読んでその通りだなぁと思いました。面白い!
夢幻の書 (ハヤカワ文庫SF―魔王子シリーズ 5)Amazon書評・レビュー:夢幻の書 (ハヤカワ文庫SF―魔王子シリーズ 5)より
415010669X
No.1:
(5pt)

最後の復讐

最後の相手は魔王子の中でも
非常に謎の多い相手であるトリーソングという男。
そんな彼は、1枚の写真の発見により
その正体が見えてきます。

ただ、最後の相手だけあります。
早々簡単には尻尾は見せませんし、
強いで定評のガーセンですらその尻尾をつかんでも
1度仕留め損なっています。

タイトルはこの作品の途中で出てくる
トリーソングに関わる品物です。
これが元ですべてが進んでいくことになります。

今回もマドンナがいます。
でも今回はちょっと特殊だったりします。
それは読んでからのお楽しみ。

文章は総じて地味なので
ハラハラものを期待する人には向かないかも。
夢幻の書 (ハヤカワ文庫SF―魔王子シリーズ 5)Amazon書評・レビュー:夢幻の書 (ハヤカワ文庫SF―魔王子シリーズ 5)より
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