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あかんべえ
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あかんべえの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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好きな作者さんですが今作はちょっと読むのに時間がかかりました あまり興味をそそられなかったのですが・・ 面白いは面白いと思います | ||||
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読み始めたらなぜか、上巻がなかなか読みたい気力がわかなかった 下巻になってようやく話がまとまってきて加速しました 終わってみれば面白かったです | ||||
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成仏できずにお化け・妖怪になり世間を騒がしたが最後は成仏し消えていった。 お化けの世界と現実の世界を面白く描いた傑作だった。 一般文学通算2364作品目の感想。2019/12/20 18:20 | ||||
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江戸の小料理屋を舞台にした人情もの。幽霊は出るわ、呪いの話はあるわ、さぞやドロドロしたホラーものとのイメージがあるかもしれないが、中身はある純水な少女を主人公にしたとても温かい物語。 5人?のお化けさんはそれぞれが由来があり、何らかの未練があるが、それがだんだんと解けてくる。「あかんべえ」の謎が解けて全員がその真実を知ったときからも実にいい。登場人物に真の悪人がおらず、善人ばかりであったとても読後感の良い作品でした。舞台がちょっと古いけど(お化けがリアリティのある時代)、時代小説嫌いの私でも読めました。 | ||||
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上下纏めて扱う.主人公おりんとお化けさんたちとの交流はユニークだが,何故お化けたちが続々出現するような場所(こともあろうに曰く付きの寺の墓場跡)に料理屋をつくる必要があったのかの説明が(この著者にしては不思議な程)不満足である.そうしてお化けたちが去ったあと,店がおりんが成人するまで何とかやって行けたのかが不明である.つまり,メインの怪異譚の前と後との説明が欠けているので,長編(実はフォントが大きくてページ数ほどの読みでがない)と言うより長めの短編と言う感じを受ける.この著者の言葉が美しい江戸東京下町言葉なのですらすら読めるのはいつものことだが,これほど構成上の不満を覚えた作品はこれが始めてで,いささかがっくり来た.さらに,おりんだけがこの屋敷に出るお化けたち全部を見ることが出来るのはなぜかは謎ではなく,始めのあたりでヒントが与えられているのも,構成上の問題と言えよう.残念. | ||||
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『模倣犯』以降の宮部みゆきさん、少し、売り物のストーリーテラーとしての力量が少々低下しているような気がするのは自分だけでしょうか・・・・? 金持道楽のお化け比べで散々大迷惑を蒙ったはずのふね屋の後日談はいつの間にかどっかに消えうせ、ふね屋に集う気のいいお化けさんたちと、シリアルキラーだった住職を巡るエピソードにて大団円を迎えてしまい、おりんの父親である、ふね屋の主人と女房が如何に近所の風評なんぞに挫けず、ふね屋を一流の料理屋にしていくか、或いはこれからしていくのか、という上巻で散々、引っ張っていた筈のテーマがいつの間にか、お化けさんたちの生前のエピソードに置き換えられてしまっています。 ついついいつもながらの情感たっぷりのラストのセリフや地の文のテクニックにほろほろと惑わされそうになりますが、よーく冷静に考えると、開店早々にケチのつきまくったふね屋の後始末はまだ少しもついてないんですよねぇ。いいのかなぁ、これで・・・。 | ||||
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小説中に出てくる扇歌の都々逸、 「あきらめましたよ どうあきらめた あきらめきれぬとあきらめた」 がわざとなのか 「あきらめましたよ どうあきらめた あきらめられぬとあきらめた」 となっています。 作者の意図なのかどうか知りませんが、扇歌の作ったとおりに引用して欲しいです。 これを読んだ人が間違って覚えてしまいます。 | ||||
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宮部さんの時代ミステリーが好きで、毎度新刊が出る度に読んでいます。他の方も書いていますが、今回の話は少し他のものとは違うと感じました。他の作品に比べ、常にお化けという非現実的な存在が登場しているためファンタジー要素が強いと思います。あと、私は10代で主人公のおりんと比較的年も近いせいか、おりんの幼さが気になりました。しかし、話は面白いし、他の宮部作品よりも読みやすいので、どなたが読んでもたのしめる作品だと思います。 | ||||
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一気に読めました。主人公のおりんの「お化けさん」という表現など、結構可愛らしさもあって、おどろおどろしい場面なども楽しく読めました。が、しかし・・・すこし散漫な印象が残ってしまったのがとても残念。何故だろう?ページ数から言えば適当なのかも知れないですが、登場人物が少し多かったのでは。長坂主水助や勝次郎は良い味を出しているので、もっと書き込んでほしかったし、お梅・おみつ・おつたの後半は少し唐突に思いました。お化け騒動も、回数が重なると盛り上がりのピークがどこだか・・・そしてふね屋はこの後どうなのか、かなり不安。『ぼんくら』や『初ものがたり』のような、連作短編だともっと楽しめた気がします。他の作家さんなら星5つでしたが、宮部みゆきのファンだからこそ!あえて星3つで。 | ||||
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宮部さんの他の時代物と比べても遜色する内容ではないが、ちょっと間延びしてる印象を受けた。これがぎゅっと凝縮されて短編集のなかの一話なら、もっと良かったような気がする。登場人物はみんな個性的で、読んでいて飽きることはないが、何度も繰り返されるような場面もあったりして、もうちょっと短くまとめた方がすっきりしたのではないかと感じた。 | ||||
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