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何者
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何者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全279件 141~160 8/14ページ
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主人公と同じく、就活に奔走する友達を俯瞰して見ているつもりで物語を読み進めていました。肩書きばかりにこだわる人、自分は人と違うと思い込んでる人、がむしゃらに頑張る人等々あーこういう人いるよね、といった気分でどこか上から見ていました。 ところが最後、見事に自分のボロが露呈してしまう。触れられたくない所にズカズカ踏み込まれ、恥ずかしさと情けなさが込み上げてくる。 冷や汗をかきました。 小説の作り方が本当に上手い。 | ||||
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一人に共感するのではなく、様々な登場人物に共感し、どの登場人物にも自分自身が内包されている気分になる。 | ||||
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今現在 浪人1年目19歳で読みました。この時期は受験勉強w!ですが、最近 大学受験に対していろいろとモヤモヤがたまり、爆発しましたw!そこで、勉強をやめて、まる2日ずっと予備校で『何者』を読んでいましたが………そうか この主人公は自分そのものだ……w ラストの場面は自分自身が小説の中に吸い込まれた感覚に襲われました。大学に入ると必ず訪れる… 就活。全くそれを経験したことの無い19歳にも衝撃を与える作品です。 | ||||
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ちょうど、登場人物たちと同じ年代ということもあり、「感情移入しやすい本やな〜。」と思いながら読み進めていた。特に主人公の、他人のSNSや、言動に対しての冷静な(冷めた)、考え方などは、私自身が普段SNSなどを見て感じることと酷似しているように思った。それだけに、読了後の衝撃は非常に大きかった。怖さというか、自分自身がなにか悪いことをしてしまったかのような罪悪感が沸き起こってきた。 この本の評価が高いのは、私と同じように主人公に感情移入した結果なのか。それとも、また違った登場人物に感情移入した結果なのか。それぞれに様々な考え方、習慣があるため、それはわからないが、もし仮に、多くの人が主人公と同じような考えをもっているのだとしたら、私は、世間に対してさらに恐怖を感じてしまうだろう。 | ||||
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映画を見てから購入した。 映画に比べ、登場人物の心情が明確に表されており、映画を見た人も楽しめる作品だと思う。 | ||||
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映画を見て気になり読んでみたがとてもよかった。映画では語られなかった魅力が詰まっている。この本に出会えてよかった。 | ||||
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なんとなく、軽い感じで読める。特に何かすごいと感じたところはないかな。 | ||||
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読了:2016年81冊(10月6冊)★3.5 現在、映画上映中の『何者』。就活×SNS協奏曲。自分が就活した時(もう7年前…)も同様な状況があった。当時のSNSはmixiであったが、就活状況を頻繁につぶやく人は全てブロックしていた。SNSがより発達した今、同じ状況でもう一度就活したらもっとストレスが溜まりそうだ…。本書では登場人物のtwitterの投稿と並行して物語が進行する。 本書見せ場は、瑞月の“内定祝い会”かな。個人的にはこんなものしない方がいいと思うが、案の定修羅場が訪れる。理香は祝いつつも、イヤラしくネチネチ攻める感じに現実味があって良い。いるいるこういう人。 そういった今風のキッチュな話題が本書の根底ではない。本書ではまさに『何者』を題材にしている。学校の自分、バイト先の自分、就活先の自分、友達前の自分、SNSの自分、、、色んな部分で人は“何者”かを演じている。本書を読み進めながら、自分の中に潜む“何者”を戒めつつも、自分の前にいる“何者”も、腹の底では何を考えているか分からない…そういった怖さも改めて考えされる一冊であった。 ───これまでの人生で何度も経験してきた試験のように、数学ができなかったから、とか、作文で時間が足りなくなったから、とか、そんな分析すらさせてもらえない。就職活動において怖いのは、そこだと思う。確固たるものさしがない。ミスが見えないから、その理由が分からない。(p.183) 著者:朝井リョウ(本書で直木賞受賞) 発行:2015/6/26 | ||||
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自分はアラフォーだが、現代の若者の深層心理がよく描かれていて勉強になった。 でも二十歳前後の自分を振り返ってみても、twitterはなかったけど、いつも誰かと勝手に争って勝手に勝った気になったり、勝ってにまあ認めてやったりしていたかもな。そういうことをしながらやがて自分自身を見つめて素直に生きられるようになっていった。 これは推測だが、作者は拓人タイプの観察者で、それであの展開はどMなのかよと思った。打ちのめされる清々しさみたいなものも成長には必要かもね。 | ||||
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そこで、僕自身のツイートを振り返って思うのはそこで、僕自身のツイートを振り返って思うのは | ||||
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自分自身をいろんな角度から見た気分。 たくとや理香に似ていた。 汚い部分をいつもずっと持っていて読んでる途中変になりそうだった。 | ||||
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ネットのない時代には、発露することのなかった人間の本性が、大変興味深く書かれています。 | ||||
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「やっと誰かが言ってくれた」。そう言う思いに包まれました。私自身も2年前に「今の就活」を経験したものです。この物語は「今の就活」にピンポイントでフォーカスされているので、少しでも世代がズレると極めて退屈な物語になると思います。ターゲットはスマホ世代の今の22歳〜27歳くらいでしょうか。 | ||||
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自分が主人公と同じ感じで後半きつかったです。ほんとすみませんでしたと土下座したい気分です。 何もしてない自分に気づいてました。人を見下したくて仕方ないことも気づいてました。悪口言う理由がほしくてあら探ししてました。他人に気づかれなければいいかな~♪って逃げまくってました。頑張ったことないくせに人をバカにする最低人間はこの私です。ほんとに申し訳ありませんでした。 これ読んで何か変わるよ。とかでなくて、油断してるとこ隠し撮りされて全国放送された気分になれますよって感じです。途中までは余裕こいてヘラヘラ読んでたのに。もしかしてこれが狙いか? 叱ってくれる人がいない人は読むといいかも。 | ||||
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長々と感想を書きたいものだが、文章力のある方々が書いてらっしゃるので簡潔に。 就活は1人でしましょう。 | ||||
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読んでて気持ち悪くなりました。 登場する人物の心境も分かってしまいましたし、読んでて恥ずかしくなることもあったからです。 どの登場人物の考え方も、自分も突き抜けて考えていたらこうなっていたかもしれない、と思える性格でした。所謂”痛い人間”というのでしょうか。 隆良のように斜に構えていた時期もありましたし、主人公のように冷めた目で人を見てしまうこともありました。 自分が真に受けない方が良いと思うのは、この物語の人物描写は、現実的に見えるようで非現実的であると思うからです。 現実はここまで酷くないと思います。 考えてる人は本当に人間関係や進路について考えてますし、考えていない人は全然考えていません。そこに良い悪いも無いです。人の生き方ですから、他人がどうこう言えるものではないと思います。 誰も他人の心境なんて、話してみなければ分からないものです。それに対して、他人を疑ってしまっても答えは出ないですし、拗らせてしまうこともあります。 この本は露骨に人の嫌な面が出ていますが、人はここまで醜くありませんし、例え醜かったとしても弁えているところはしっかりと弁えています。皆、完全な人間ではないし、それぞれのベクトルを持って生きているわけで、みんな矛盾を抱えながらも生きていると思うし、何が正しいというものはないと思います。 この本を読むことで、人間不信になってしまうことは避けた方が良いし、「自分は自分、他人は他人」ということを考えた方が良いです。 あくまで「こういう考えもあるんだ」というように捉えた方が良いと思います。 色々言いましたが、この本を読まないほうが良かったとは思いません。 知らないよりも知っている方が経験として分かることができているので、勘違いして不意に相手を傷つけることは少なくなると思うからです。 この本は凄いです。 多くの若者に響くのではないでしょうか。 | ||||
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朝井リョウさんの「桐島」はあまり合わなかったけど、これは面白かった!あまり長くないし、読みやすい。SNSを使う世代なので、ギクッとすることが多くて、大きなドキドキはないけれど、終始どこかハラハラするような、そんなお話。 映画化のキャストも、自分が想像してた通りで、楽しみ。 | ||||
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自分は就活未経験で社会人になったし、大丈夫だろう!客観的に読めるだろう!そう思って軽い気持ちで読んでみた。 わかるわかる、痛い、痛いよね、カッコ悪い。 知ってる、こういう人いるいる。 というか自分もこういうところある…。 う…無理。 なにこれ、無理無理、えっウワッ!? アッーーー という間に、素っ裸にされて、路頭に放り出されて、すげーカッコ悪いじゃん。でもそれでいいんだよ。 みんな一人で立つのに、足をガクガクさせて、これでも精一杯なんだよ。 自尊心を保つために、誰かに肯定してもらわなきゃ生きていけない…。 この作品に出会えて良かったと思うし、読んで欲しい人が周りに沢山いる。読んで自分と同じようにのたうち回って欲しい。 自分はこれを読んで、自分のツイッターアカウントを消してしまいました…。 恥ずかしくて耐えられなかった。 まさに拓人そのものだったから。 もう少し時間が経ったら、カッコ悪い自分とちゃんと向き合ってあげたい。 滅多刺しにされながらも、自分を好きになってあげよう、と前向きになれる、そんな作品でした。ちょっと不思議な心地です。 | ||||
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本当の自分と、こうありたい自分、かけ離れていると自分が一番分かっているのに、 誰にも知られたくなくて足掻いちゃうよね。 で、ますます、距離が広がっていくという…自分にも思い当たるフシがいっぱいの話。 | ||||
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何より、こんなに次々と読み進めることができた小説は初めてでした。 自分は30台のサラリーマンであり、就活してた頃からはもう10年も経過してしまってますが、それでもあの頃の想いが思い出されました。 そして多かれ少なかれ、登場人物の考えの全てが自分にもあった想いだったりして、あーあんなこともあったなぁと思いながら読んでて、クライマックスでリカに一気に今の自分のことを言われてるような展開になって、さらに読み進めるスピードが速くなってしまいました。 自分はSNSには疎く、ツイッターはやってないし、Facebookも登録してる程度ですが、それでも拓人みたい気持ちになるときも結構あるし、リカの説経は読んでて耳が(目が?)痛かったです。 | ||||
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