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何者
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何者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全279件 81~100 5/14ページ
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たくさん心に響いたメッセージはあったが、特に、格好悪くてもがむしゃらに自分をさらけ出すことの大切さを改めて感じさせられた。 「十点でも二十点でもいいから、自分の中から出しなよ。自分の中から出さないと、点数さえつかないんだから。これから目指すことをきれいな言葉でアピールするんじゃなくて、これまでやってきたことをみんなに見てもらいなよ。自分とは違う場所を見てる誰かの目線の先に、自分の中のものを置かなきゃ。何度も言うよ。そうでもしないともう、見てもらえないんだよ、私たちは。百点になるまで何かを煮詰めてそれを表現したって、あなたのことをあなたと同じように見ている人はもういないんだって」 | ||||
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就活を経験してきたので 共感できるところがたくさんあった。 たとえば、ほかの人を批判的に見たり ほかの人の内定を心の底から喜べなかったり、、、 でも、この本を読んでそんな自分を客観的に見れた。ダサかった。 いやな汗があふれ出た。 プライドは大事だと思う。 プライドがなく弱い自分をへらへら笑っている。そんなのはカッコ悪い。 だけど、その奥にあるものが大事なのかな。 弱い自分を認め、良い自尊心をもち、泥臭く生きたい! | ||||
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みんなのいろいろな感情がわかって面白いかったし友達とは?と思わされました。 | ||||
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『何者』読了後にレビューを見にきましたが、☆1のレビューが付いていたことに驚きました。 「こんな面白い作品だったのに☆1かよ!?信じられない!」という驚きではなく「この作品の内容を知っていて☆1かよ!?すごい度胸だ!」という驚きです。 『何者』を読んでもなお、【何者】は現れるみたいです。 ◆ 就活生は勿論のこと、SNSを使う人にとっても、きっと何か考えさせられる作品です。「自分は何者なんだろう?」一度でもそう思ったことがある人に是非オススメしたい一冊です。 | ||||
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自分とも重なる部分があり読みながら色々と考えさせられました。 今まで読んだ数々の本の中でトップレベルでおもしろかったです。 | ||||
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まだ自分は就活やってないけど就活するときはこの本のこと思い出そうと思います また、SNSを使った話は初めて読むので新鮮でした とても面白かったです | ||||
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現在20歳前後の者です。 読み終わった後、なんとも言えない感情になりました。気持ち悪い、だがこの気持ち悪さがこの小説のすごいところだと思います。 物語に起伏がないという意見がありますが、そういうものを求めるなら朝井リョウは向いてないと思います。ミステリー小説でも読んでればいいんじゃないでしょうか、とにかくそれはお門違いです。 あるいは確かに年配の方には分かりづらいネタかも知れませんね。SNS世代だと特に面白く、リアリティが怖いほど感じられるかと。 若い世代は特に衝撃を受けると思います。自分は正直、この作者が大学在学中にデビューし、かなりの若さでこれを書いたことに衝撃とともに悔しさを覚えました。そんな1冊です。 | ||||
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本書は物語としては面白いしギョッともさせられるが、就活生が読むべき一冊とは言い難い。 学生の本分は勉学であり、勉学とは究極の観察だ。学外に稚拙な成果と行動力を求めるなら、 進学しなければ良いし、中退こそ花というものだ。 理系の感覚で言えば、15-18歳で職業を選択するのに比べて文系の21-23歳くらいで、 いまだ方向性がないのは、はなばた遅い。文系学部を潰して、職業訓練か専門学校化して 実践を多用した教育に転身すべきでは、という指摘もわからないでもない。 社会に出てしまえば、競争環境のないところで、ゆうゆうと仕事をすることもあれば、 暗黙のうちに談合関係を構築することだってある。接待攻勢で丸め込むみたいなこともないわけではない。 昨今は新技術により、いくつもの職業と企業が消えてなくなりつつあり、パフォーマンスがもっとも高くなる、 好きなことを仕事にしていくという発想力が、もっとも求められている(あるいは仕事を好きになるか)。 学外ばかりを問う採用時の質問の異常さ、大学で勉強しない日本風土、入社後の人材流動性の低さ、 そして新技術の台頭、景気回復による売り手市場への変容や働き方改革までをも、 本書は織り込めないし、織り込んでいるわけではない。 学外の活動については、留学とか、バイト、サークル、部活での役職など、既に画一化しており、 ハードルが上がっただけで、個性的とはいいがたく拘束時間が増えて息苦しさが増しただけだ。 昨今では問題児やADHDな人こそ、最高の才能であるとすらいう人もいる。 つまり精々10時間程度の採用試験では人の将来まで判断できないのだ。 来た順番に採用して、結果を見て、ダメなヤツはどんどん切っていくのが正しいのかもしれない。 大学の4年間をそういう時間にしてしまえば、何かが変わると思う。 採用の現場からいうと、それっぽい理由で採用するのは、責任が問われないようにする採用者側の都合の話である。 直木賞を受賞したのは、就活制度を言い当てたからではなく、その波間に漂う学生の心情を見事にえぐり出したからに 相違なく、無意味だと気付きながら、学生カーストもしくはヒエラルキーに最適化しそこなった者達への突き刺すような 共感がそこにあったからだろう。同調圧力に同調しない、それが「騙されない社会人」になることです。 主人公よ、気に病む必要はないよ。 | ||||
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朝井リョウさんの作品は、全く説明がありません。なので、すべて説明してもらわないとわからない人には向かないかと思います。「それで?結局何が言いたかったの?」となります。 この物語は、「解釈はそちらでどーぞ!」というかんじで、恐らく読む側の心情で受け取り方が変わるでしょう。就活真っ只中の学生には「もっと謙虚に生きなければ!」など。 私には桐島〜と同じように「カッコ悪くても好きなことやってるやつが結局1番幸せ」と受け取りました。烏丸が1番かっこいい。 | ||||
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内容は良かったです。速読で読んだんですがね。朝井リョウさんの本は初めてでしたから、又、Amazonさんに頼むかもね。 | ||||
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久しぶりの読書で直木賞受賞作のこの本を読んだ。 現代の若者らしいメタ視点に立つことの痛々しさを教えてくれる。 作中の彼等と同い年くらいの私にとっては、とても痛く辛い物語だった。 朝井リョウさんの書く物語をいくつか読んだことがあるが、時に説教臭く感じることがあった。 そして、ラジオなどでは道化になりながら確信をつき、作者としては素直であり、必死である。 そんな朝井リョウの中の人を分割したような話だった。 まさに朝井リョウそのものであると感じました。 傑作です。 | ||||
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就活生になる前に読んでおいた方がいいと周りからゴリ押しされて読みました。 う〜痛いほど、分かる。そーいう人いる、そーいうこと思う、という点が随所にあります。 大学生には絶対に読んでほしい本。 謙虚になって就活に臨みたいなと思いました。 | ||||
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2017年度の就職活動を行い、現在は社会人1年目です。 意識高い系就活生はわたしの大学にもいました。 そして、そいつのことを影で笑っている人もいました。 意識高い系就活をするのはわたしはとてもいいことだと思います。 わたし自身少し意識高い系就活生だったのでそのように思うだけかもしれませんが。 意識高い系を見て笑っているのは決まって、就活なんて適当にやればいいと言っている人達だったのを覚えています。 就活をまじめにやらないことがかっこいいと思っていたのかなとも思います。 本書に出てくる登場人物のように裏アカを作ってつぶやいていた人が居たかはわかりませんが、もしつぶやかれたとしても気にしなくても大丈夫ということを忘れないでください。 もし、就活する方が気になって読まれるのでしたらしっかりと参考にして自分に嘘をつかせないようにしてください。 | ||||
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登場人物達は、皆、裏表があるような性格ですが、主人公の拓人や理香に嫌悪感を抱くというよりも、むしろ切実さに胸が詰まった。 自分も、10年ほど前に新卒で就活していた際は、大学3年の10月から就活を始めたにも関わらず、初内定は大学4年の12月という有り様で、しかもその会社には行きたくなかった。結局、就活は続行し、1月に別の会社から内定をもらうまで続けたが、周りは4月や5月で決まる中、大学院を勧められたりしてかなりキツかった思い出があります。 自分も拓人のような内向的なタイプでしたが、やりたいこと=向いていることではないことや、募集人数にも上限はあるので、向いていても自分より向いている人が居れば落ちることなどを踏まえ、業界を絞りすぎないことや、卒業まで猶予はあるのだから、通年募集している会社などにも目を向けて、卒業まで諦めないというスタンスで挑むといいのかと思った。振り返ってみると、新卒の頃は、自分で自分の価値を高くつけすぎていて、難しい会社にも挑みがちであったように思う。 何者で初めて朝井リョウの作品を読んだが、人間の複雑な感情を文章化できる感性や表現力、予想のつかない構成はすごいと感じた。拓人達が30歳くらいになり、実際に結婚や子供の有無などと向き合っている姿も見てみたいと思った。きっと就活以上に苦労しているんだろうな、と笑。 | ||||
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就活の話です。 自分が何者なのか特に学生のときよく考えました。その答えは今でもわかりませんが、自分をさらけ出してカッコ悪くても生きていけば、人生何とかなると思います。 | ||||
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朝井リョウさんの若者目線の話。 就職活動時の不安と、若者の仲間意識、薄っぺらい友達の描写。 誰しも就職活動で、世の中への不安と、仲間=競合という、 社会への一歩を歩み出す葛藤。 この辺から、利害関係が出てくる友達が出来てきて、 本当の友情が失われていくのかもしれません。 | ||||
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この本を読み切って、身をつまされる感覚を持たない人はどれくらいいるのだろうか。 物語を通して、文章は主人公の主観に沿って描かれていく。 演劇の脚本を手がける観察眼の鋭い主人公は、周囲の人間のささいな行動から、その人物の弱みや考えていることを汲み取ってしまう。 就職活動という「何者」かにならなければならない決断をせまられた状況で、主人公がアイデンティティとして求めたものは... 自身を相対化すればするほど、自分と数多の他人との境界がどこにあるのかわからなくなって、深みにはまる。 まだ企業で働いてもいないような学生がもてる真のアイデンティティは、精々人間関係くらいのものである。それも結局本人がコントロールできない、生まれ育ちによるところが大きいのではないか。 現に登場人物のミヅキは、コントロールできない人間関係の不和によって自分の進路選択を真に納得できない形でせざるをえない状況になってしまっている。その他の登場人物も、みな核となるアイデンティティが見つからないことにもがき苦しんでいる。 運良く心から選択したい進路を見つけることのできる人はまれだ。そうでない人は、これからそれを見つけるしかない。 しかし、進路を見つける機会を手に入れるには、進路を心に決めた何者かに擬態しなければならない。そのジレンマに大勢が悩む。 その状況下で、この小説の主人公は、周囲の人間を俯瞰して、「自分は周りの人間とは違う」ことを確認することで、非常に後ろ向きなアイデンティティの輪郭を形成する。 それが巧みな話運びによって衆目に晒されることで、部分的にでも主人公のひねくれた考え方に感情移入していた読者自身に潜む「何者」が、同時に浮き彫りにされたような感覚を覚える。 現代を生きる人間の内面の歪みをあまりに的確にとらえているので、自分のこととして考えすぎる人にはお勧めできないかもしれない。 私自身は、最後の数十ページで「他人にどう思われようとも、何者かを目指して行動し続けることが悩める人間の正しい姿である」という、厳しくもポジティブなメッセージを感じ取った。読後感は爽快とはいかないが、様々なベクトルでの感動があった。 | ||||
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小泉進次郎さんが読んでいたので興味がありました。 若者の就職活動の現状がわかる。ツイッター、FacebookなどのSNSが増えた現代は、昔と違った就職活動だなと感じることができる。 若者の自分が「何者」なのかを問いつづけるのは、昔も今も変わらないという感じもあります。 就職活動2年前くらいの学生にオススメです。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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スラスラ読めるのに、所々に伏線があって計算されている。最初と最後の一行が良い。 | ||||
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