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(短編集)
ひなこまち
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ひなこまちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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「しゃばけ」シリーズの第11作。 「ろくでなしの船箪笥」「ばくのふだ」「ひなこまち」「さくらがり」「河童の秘薬」の5話が収められている。 おもしろかったのは、悪夢を食べる獏が落語家になっているという「ばくのふだ」。アイデアが楽しく、とぼけたキャラクターもいい。 それにしても、主人公の病弱ぶりはいっこうに改善しないなあ。 | ||||
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物足りない、のは、期待値が高いことの、裏返し。 何か、もうひとひねり、もう一歩の踏み込み、が、欲しかった。 つまらない訳ではない。 読み応えがない訳でもない。 もっともっと惹き付けて、物語から視線を外せないほど、読ませる、 楽しませてくれる作品があったから、一番面白かった作品と同等か それ以上を望んでしまうのだ。 嶺々子と、若だんなの初対面も無事に済み、次は坂東太郎と会うのだろうか。 会ってほしいような、ほしくないような。 前作を知らなくても、過不足なく読める作りと展開にはなっている。 3時間。 | ||||
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作者の登場人物への愛が感じられる。 が、愛故に登場人物が多すぎるのでは? 可愛いのは分かるが、家鳴りももっと数を絞った方が良いと思う。 江戸時代に湯水のように高級菓子を妖怪に与えすぎていて、違和感がある。 初期はもっと遠慮がちだったし、リアリティかあったような。 登場人物(特に妖怪)の取捨選択をしたら、もう一化けすると思うんだけどな。 | ||||
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人形問屋平賀屋が、美しい娘ひとりを雛小町に選び、その面を手本にして雛人形を作ることに なった。さあ大変!江戸中の若い娘は浮き足立った。ここで大儲けしたのは、娘たちに着物を 売る古着屋だった。だが、悪徳古着屋が現れて・・・。表題作「ひなこまち」を含む5編を収録。 「しゃばけシリーズ」第11弾。 表題作のほかに、人間の欲にまつわるできごとを面白くそしてちょっぴりせつなく描いた「ろくで なしの船箪笥」、ばくが見た夢からひと騒動起こる「ばくのふだ」、河童がくれた薬玉で起こる 騒動を描いた「さくらがり」、ある夫婦の絆を描いた「河童の秘薬」がある。それぞれの話は 独立しているが、どこかでつながっている。微妙で絶妙なつながり加減だ。今回も味わいのある 話ばかりだったが、少々インパクトが弱いと感じたのは気のせい?仁吉や佐助の活躍もあまり なかったような気がする。とはいえ、読んでいて心がほのぼのとするのはいつもの通り♪楽しい 作品だった。 | ||||
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いつもの楽しさが、少し戻った感じ。 特に、「ばくのふだ」「河童の秘薬」は、荒唐無稽な中にも、深い?謎あり、謎解きも、弱っちいけど、人の心を感じ取れる、しなやかな、あの若旦那らしさが、良く出ていて、嬉しい気分。 唯、いつもの面々が、皆出て来るけど、一人?一人のキャラクタに見合った行動が、見られず、少々残念。 特に、仁吉、佐助の出番が少なく、色分けも平板で、活力に乏しい気がする。 個々が、物の怪らしく、心のまま、奔放に飛び回っていながら、一つに纏まっていくような感じで、また、次作に期待。 | ||||
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