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雨の日も神様と相撲を
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雨の日も神様と相撲をの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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タイトルを見て面白そうだと購入したが、奇抜なストーリーで楽しく読めた。 | ||||
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私は小説を読むのが苦手で、すぐに飽きてしまうのですが独特な世界観と平行で起こる話の展開、最後まで飽きずに読めました。 兄弟にすすめられて読み始めましたが、他の城平京さんの作品は私にはくどく感じてしまって1番読みやすく分かりやすくワクワクしたのは雨の日も神様と相撲をでした。 最近は漫画化もしているみたいですが、私個人の意見的に、絵柄的に小説の絵柄でやってほしかったです。 | ||||
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事故で両親を亡くし、とある田舎の村で暮らすことになった少年が、成り行きで村の「神様」であるカエルたちに「相撲」の指導をすることに。その上、謎めいた死体遺棄事件の真相も推理することに。 カエルに仕える巫女的な少女との交流が良い。ケロケロ可愛いカエル様たちも好きです。 | ||||
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マガポケで漫画版を途中まで読み、早く結末が知りたくて購入。 すがすがしい読後感が得られた。 目次の次のページに「少年少女青春伝奇」と書かれているとおり、青春物。 しかも悪人がでてこない。敵意や憎しみではなく恐れといった表現がでてくるが、 正にこの物語の一端を表現している。 おすすめです。 | ||||
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淡々とした妙に冷めた相撲が上手い男の子が出てくる。強いんじゃなくて上手い(笑) 身体が小さいからそれがコンプレックスで自己評価が低い。とても魅力的な男の子なのにね。真夏が好きになるのも分かるんだけど、彼にはピンとこないみたいで、そういう所も可愛らしい。殺人事件は起りますがほんのオマケ程度。それよりも主人公とお嬢さんと相撲とカエル達の謎が面白いです。オススメ。 | ||||
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マガポケでこのマンガの無料分を読んだのが最初です マンガが面白かったのですが、後半失速するマンガは買いたくないので今までは完結してから買うようにしていました 今回は原作があるのでまずはこちらを購入 結果、買った甲斐がありました 大きな綻びを見せずに風呂敷を広げ過ぎずエンディングまで見事でした。 相撲の決まり手などの話が出てきますが、相撲に詳しくなくても普通に楽しめます | ||||
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「スパイラル〜推理の絆〜」から城平先生のファンになった自分。 一番好きなのは、小説版 スパイラル〜推理の絆〜「鋼鉄番長の密室」 この作品も城平先生の作品の中でも、かなり好きな話になりました。 読み終えて、「全部が全部丸くは治らないかもしれないけれど、自分が持っているもので前向きに頑張ろう」という気持ちになれる一冊。 | ||||
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伏線は物語に飲まれると見えず、然りとて落ち着くところは童話であり、とっぴんからりのぷう。 | ||||
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虚構推理13巻で漫画版1話を読んで、すぐさま漫画1巻を買って、そのままこの小説版を読みましたが思わずどっぷりはまってしまいました。 相撲に全く興味がなかったため発売当初は読もうとしませんでしたが、相撲を使った舞台での登場人物や話の展開に魅力が溢れて、非常に引き込まれました。1話の段階で主人公と関係ないところで殺人事件が起きて「え、必要なの?」と思いましたが、キレイに完結していて読んだ後さっぱりしました。 城平京の小説は小学生の時にスパイラルの小説を読んで以来でしたが、虚構推理の小説版も読もうと思います。 | ||||
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いい青春SF だなぁと。 | ||||
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実は買ってからそこそこの期間積んでました。 裏表紙のあらすじや帯のアオリから「ああこんな話書くのは城平先生に違いない」と謎の納得を覚えるも、 相撲という個人的にいまいち食指が動かない題材からか手を出さずにいました。 しかし読後の今だから言えますが、城平京ファンなら手に取るべき素晴らしい作品です。 相撲を通じて神話・伝承に沿ったファンタジーな事象に巻き込まれつつもあくまで論理的にそれらと向き合っていく話です。 一応のミステリ要素やミステリ要素とは別にどことなく不穏な要素があったりしますが、 基本は淡々としつつも傍から(読者目線から)見ると奇妙な情景描写に一種のこういうコメディかと思えるような可笑しさがあります。 この作品と同時期に発表された城平京原作の天賀井さんは案外ふつうという漫画がありますが、 あとがきでコメディを志向したと言われてる天賀井さんより本作の方がよっぽど面白おかしいと私は思います。 ちなみに本作と天賀井さんですが、発表時期が近いのといい狙ってやったのではと思う程様々な要素が対照的です。 気になる方は是非ご一読を。ぶっちゃけ作品単体だと人には勧めにくいですけど… 城平作品の多くでどんな形であれ主要人物が運命に翻弄され対峙する様が描かれていますが本作も例外ではありません。 しかし本作は運命に向き合った末の結末、読後感が良く爽やかという点で城平作品ファンに是非お勧めします。 ハッピーエンドなのかどうかは読んで確かめてもらうとして、 少なくとも私は酒を仰いでおいおい泣きながら語りたくなるような「名探偵に薔薇を」や「スパイラル」の溜飲が下がりました(妙な書き方してますが私は2作とも大好きです) ミステリ要素もあることにはあるのですが青春小説と評す人が少なからずいるようにミステリファンでなくとも読みやすいという点で城平京入門にもおすすめです。 | ||||
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この作者さんの作品は「虚構推理」(講談社タイガ文庫)くらいしか読んでいません。 でもって、「ええっ!こんな推理小説ありかぁ~っ!」てな感じで「他にどんな作品があるのかな?」との思いから この本をとった次第なのですが・・・ お伽噺の世界(日本昔話風)に迷い込んだ少年の奇想天外な冒険の物語、を現代風にアレンジしたお話・・・そういえるのではないかと思います。なにより、相撲をとるカエルにキチンと説明がついているのが凄い! 最終章、ラスト1行で物語が締められているのも、見事! | ||||
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内容については書きませんが、相撲の話と並行して、著者の本業であるミステリーとが上手く進んでいきます。 非常に読みやすいテンポで話が進んでいき、読者に対する程良いどんでん返しもあり、ラストは非常に綺麗に締められます。 その読後感が非常に爽やか。モヤモヤも全くありませんでした。 著者の他の作品(スパイラルや名探偵に薔薇を)とは違うテイストではありミステリーとして読むと少し違う感じはしますが、読んで損はしない小説です。 | ||||
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私が城平京氏を知ったのはまだ若かった頃、スパイラルという漫画でのこと 氏の作品は論理と合理と乙女で構成されている、と勝手に思っていた この作品はどうかというと、結果としてやはり上記の通りであった 中盤から終盤にかけて殺人事件が物語に絡んできたときは、執筆途中でミステリ作家病をこじらせたかと疑ったが 最後にきちんと本筋への橋渡しとなった 流石である そして最後の展開、途中やや匂わせているのかと思って読み進めたが概ね予想通りだった しかし氏の乙女チックにはやはりニヤリとさせられてしまう巧さがある | ||||
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神様相手に徹底した合理主義で関係者の利害を調整して落としどころを決め、それを実現して見せる。すごいね。見事なヒーローものに仕上がってる。 神事とはもともとそういう機能を果たす「装置」であったのだが、うまく使えるかどうかも結局は運用する人間の力量ということ。2018年1月にこれを書いているが進行中の某公益財団法人の醜悪さとは好対照なのも印象的。神と言葉を交わすことができる意味についても「千年万年リンゴの子」と好対照。 | ||||
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全体としてはファンタジー。しかし、無理矢理にミステリ要素が押しこまれている。 相撲と蛙が支配する村に引っ越すことになった少年が主人公だ。こう書いただけでは意味不明に見えるが、奇抜なアイデアをうまく使い、相撲と蛙にまつわる蘊蓄もおもしろく、ラスト直前のどんでん返しには感動させられる。 ただ、殺人事件は凡庸で、完全に不要だったと思う。 また、最後のエピローグ的な箇所は本当に蛇足もいいところだ。物語をぶちこわしにしていると思うのだが……。 | ||||
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体格に恵まれないが、培った理論と戦術によってかなりの相撲の実力を持つ主人公が、カエルを祭り、相撲こそが価値観の最上位にあるという奇妙な村へ転校することになる。 彼はそこで土地神であるカエルの声を聞くことができる少女に依頼され、カエルに相撲を教えることになり……。 という、センスオブワンダーに溢れたボーミーツガール相撲小説。 根性ではなく理論によって勝ち進んでいくスポーツ小説としても読めるし、主人公とヒロインの少女との関係性が進展していく様も、甘酸っぱい青春小説としてとてもいい。 ただ、作者がミステリ畑出身のためか、ストーリーの中に挿入された殺人事件のエピソードがあるのだが、そこに大きな異物感を感じた。 この殺人事件のエピソードが挿入されることにストーリ上さして大きな意味も感じられないし、このエピソードだけ他の部分との温度差が大きく違和感が強い。 相撲、土地神のカエル様、ボーイミーツガール、という三つの要素が見事に溶け合っている中で、殺人事件のエピソードだけが油のように浮いており、またその謎解き自体もミステリとしてはとても小粒。 更に、超常的な存在や能力が登場するミステリが避けては通れない「事件は一応解決したものの、作中では描かれなかった別の超常的なものごとによってこの事件が起こったというのが真相である、という可能性を否定しきれない」という疑念がノイズとなってしまう。 とは言え全体的にはとても優れた青春小説。 突飛な設定さえ受け容れられるのならとてもおすすめ。 | ||||
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東京で両親をなくした高校生が主人公。女子と見間違うくらい優しい顔立ちと中学一年生位の身長と体格。 でも超相撲好きな両親の影響で本格的な教育を受けたお陰でたぐいまれな相撲理論と知識を持っています。 彼が引き取られた叔父の住む地方の農村は何故か村を挙げての相撲好きで、カエルを神様と崇めています。 ある日彼は神様に使えるかんなぎの家の娘に家に招かれます。その庭ではカエル達が二本足で立って相撲を取っており、中でも負け知らずの外来種のイチゴヤドクカエルに雪辱を果たすため自分達の相撲の指導を要請します。 まあこう書くと児童書かメルヘンチックなよくありそうなYA文庫か。。。。と思う方もあるでしょうが、意外に相撲や神社の神様への知識もしっかりとした書き方だし、相撲の技や勝敗への心理戦を踏まえた駆け引き、マジメにカエルの生物学的な特長、関節や骨格などを相撲の取組や技の適用などに興味深い切り口で描写してるため、結構馬鹿に成らず真剣に読んでしまいます。 良い意味でのマジメさが児童書風の物語設定を民俗学ミステリっぽい読書の印象に変えてくれているところが新鮮です。相撲で言うと突っ込むに突っ込めない小兵の相撲巧者みたいな処がある本ですよ。 | ||||
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論理的思考の主人公が相撲(アクション)殺人事件(推理)、ヒロインとのかけ合い(ラブコメ?)、そして舞台となる村とカエルの秘密(神秘性)に、「かかわりたくないなぁ」と思いつつ関わっていく、そして読み終われば全ての出来事に納得し、もう一度すぐさま読みたいと思わせるまさに城平京氏の得意技を惜しみなく披露している一冊。 小説としての完成度も非常に高いので、 ある意味、城平京氏の作品を見た事がない方にこそ見てほしいと思います。 | ||||
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アニメ化がたのしみです。 相撲に対する深い造詣と愛でしょうか。 | ||||
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