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黄昏の彼女たち
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黄昏の彼女たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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身勝手で浅はかな二人の女の言動にライラします。 それに耐えられる方は読めばそれなりに面白いと思います。 | ||||
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サラ・ウォーターズの本は最初の「半身」が翻訳されて以来、熱心なファンで翻訳される都度、読んできました。 一番おもしろかったのが「荊の城」で、波乱万丈の物語で、もう夢中になって読みました。 翻訳が良いのかもしれませんが、どにかく文章力の優れた作家です。 「夜愁」「エアーズ家の没落」とだんだん純文学の傾向が強くなり、ミステリー・サスペンスを期待している人には、ちょっとがっかりでしたが、それでもじっくり書かれていて、ディテールがすごいです。 最新作である本作を読んで、上巻の第1部は、ちょっと読み通すのがしんどかったですが、第2部から、物語が動き始めてラストに向かって、もう一瀉千里という感じで、白熱化してきます。 舞台はたぶんロンドン郊外の住宅地で、フランシスという娘さんと母の二人暮らし、時代は第一次大戦の後の時代、でもあまり時代を感じさせるような風俗は書かれておらず、現代と思っても不思議ではない、そんな感じです。 母の夫とか、兄弟は戦争で死んだらしく、残された家で食べて行くために下宿人を募集し、バーバー夫妻、レナードとリリアンという人が入居し、一つ家に4人が暮らす生活が始まります。 最初は仲の良い夫婦のように見えて、交際が始まりますが、だんだんそうでもないような空気が立ち込めてきて、そして事件が起きます。 これから先は言えませんが、女性同士のエロイ場面が出てきて、私など唾をのみました。 その辺の描写は素晴らしいです。 でも、これをミステリーと言えるかとなると、ちょっと疑問でした。 謎解きも一切ありません。 普通の物語です。 よくありそうな話です。 途中から「ああ、そういう話ネ」と思いました。 それにしても、上下2巻で800頁は長すぎる、もうちょっと何とかならないか、と思いました。 特に前半の背景説明と、プロローグは長すぎる。 何度も、放り投げようと思いました。 | ||||
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Kindle版でも何故か上下2冊に分かれているわけですが、とりあえず上巻のみの感想を。 作者をご存知の方は、どのように物語が進むのか、大方予想がつくのではと思います。大きな展開があったりで、ハラハラする場面も多く、結構面白いと思います。 | ||||
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