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ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女
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ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全86件 21~40 2/5ページ
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シリーズの4作目として,しかも前作の著者の死亡によって,枠組みを受け継いで書いて,それが面白い読み物であることは驚きである。ただ,気になったのは,途中,読み進めることが困難になる場面があったことである。他方,いったん読み終わると,面白さの印象が急速に薄れることである。それらがなぜかはわからない。 | ||||
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読みかえし毎にレビューを書くのはわずらわしいし、ナンセンスです。省略機能があって然るべきだ。 | ||||
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イッキ読み❗️ 久しぶりに飽きずに読みました。 スウェーデン版映画が好きなので、続編を思い浮かべながら。 | ||||
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正直、他人が執筆を引き継ぐことに違和感はあった。しかしいざ頁を捲ると、そこには登場人物達が息を吹き込まれて活躍する姿が!リスベット登場の匂わせ方など、実にワクワクさせられる憎い演出。ストーリーのテーマも練り込まれており、文句なく楽しめる作品です。 | ||||
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ラーソン亡き後、まさかこのレベルの続編が実現しようとは、嬉しい驚きである。 存在だけ匂わして、ずっと気がかりだった第3のキーパーソンも登場し、役者は揃った。 やや丁寧すぎるほど各登場人物の背景を描写して、上巻の前半はやや散漫となったが後半は一気に読んだ。 下巻を開くのが待ち遠しい。 下巻の感想は下巻で書くとしよう。 | ||||
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上巻の途中から、やっとリスベットも登場し、物語は進んでいく。 各人物の視点から時間をダブらせて描かれる形式にも慣れた。 ラーソンの継承者は、過去の出来事や人物の動機などを、第3者の想像として描く手法を巧みに利用して読者を説得している。 主人公が語り部達と接触することなく物語が進んでいくという難しいシチュエーションをうまく処理している。 ただ、クライマックスで時間をダブらせる手法が勢いを削いだ感があり、カタルシスがなかった。 それでも、ラーソンのミレニアムも、「ドラゴンタトゥの女」以外は、終わり方がスッキリしなかった印象があるので、この新生ミレニアムは成功したと思う。 補足だが、翻訳で、成人が「まるでお母さんのように感じた」と供述するシーン(上巻)があり、下巻にも同様な記述があったが、「母親」でよかったのでは。硬派で進んでいる物語が、その表現でカクッと肩透かしを食わされたような違和感を感じて残念だった。 | ||||
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巧妙に且つ、緻密で複雑な背景が、アカデミックな手法を駆使していて現代のグローバル化の脆弱性を良く捉えていて、飽きさせない。 しかも、各種公的機関の腐りきっている側面を示唆して所は、共感する所さえある。 背後に「現代の組織的な詐欺事件に通じる所や、堕落しきっている組織、汚職まみれの公的機関の実態」を如実に捉えていて、現代社会現象の歪んだ面を表現していて、同感する所も多い。そういう中で複雑な絡みを表現されており、テクノロジーも最新技術に相通じる面もしっかりと捉えており、読みだしたら。止まらなくなる作品である。 | ||||
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前の作者の死亡を受けて、別の作者による続編ということで、あまり期待しなかったが、最後まで面白かった。 かなり前作までの研究をしたらしく、出てくる人物の性格や個性、テーマとしての性と暴力、幼児虐待、家庭内暴力などの人権問題などを、うまく配置している。 また、リスベットの行動や、ミカエルの雰囲気も、前作と同じ感じで、よかった。 量子コンピューターの話や、リスベットの妹の登場や、なぜかマーベルのワプスとかいう話も、うまく織り込んでいる。なんか、この作者の職人技のようなつくりかたは、それこそ人工知能を使ってコピーしたような感じでうまい。 この作者で、このままいってもらいたい。 またリスベットは、 前作のようにオートバイで走り回るよりも、今作品のようにBMWの方がいいみたい。オートバイだと家出娘が、暴走族の特攻隊長になったみたいで、あれで背中に日本刀を背負ったら、マーベルの主人公になる。 | ||||
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ミレニアム5が本屋に平積みされているのを見て、慌てて読み始めた。 2015年12月の初版を買っているので、2年ほど放置をしていたということになる。 スティーグ・ラーソンでなくなってから、どうも説明調のフレーズが多く、微妙な違和感を感じて放置していた。 ただ、この帯には「全世界8000万部突破」とあって、「5」の帯には9000万部とあるので、「4」もかなり売れたということになるのかもしれない。 改めて読み始めると、ストーリー展開が遅くて薄味だが、ファンの最低限の期待には応えているのではないかと思う。 悪い本ではないのだが、新しい展開を創造するために、会話の形をとって、新しい人物像やストーリーが説明されることに、かなり辟易してくるし、これでテンポというかリズムが悪くなっている。 ただ、何にせよ、続編が発刊されること自体は、リスベットという稀代のキャラクターが生き続けることになるわけで、名作であれ駄作であれ、続くことが悦びだ。 なお、4のオビには、「ハリウッド映画化決定」とある。寡聞にして知らないが、映画化は実際なされたのだろうか。 | ||||
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前3部作のファンで、作者の死を非常に残念に思っていました。4が出たことも知っていましたが、なんとなく食指が動かないままだったところ、文庫になったとのことで購入。 上巻〜下巻まで一気に読み終え、そのスピード感とおなじみの登場人物の活躍、そして他人の作品をこのように発展させたラーゲルクランツの手腕に感服しました。特にIT/AIの知識はすばらしく、国際的な展開にもワクワクしました。ほかのレビューでもおっしゃっているように、これからさらに新たな展開が始まっていく序章のような作品だったと思います。 一方で、やはりラーソンのような登場人物の心情の細やかな描写や情景の表現はなくなり、当然ですが彼の不在をあらためて実感しました。たとえば、ミレニアム2(上)の冒頭にあったグラナダで嵐と対峙するリスベットの描写。冗長という批判もありましたが、あのような本筋とは離れながらも、それによってキャラクターが立体的に浮かび上がってくるような文章が好きでした。 と、いろいろ書きましたが、徹夜小説としてのおもしろさは十分だったと思います。レビュータイトルでは「迷う」としましたが、おそらく、5も読むことになるでしょう...! | ||||
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がっかりするのが心配で読んでいない方、大丈夫です。 がっかりさせません。 | ||||
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多くの読者が不安に思うであろう 「4は作者が違うんだから、テイストも違うでしょ」 という不安は驚くほど少なく、今まで通り痛快なサイバーミステリーとなっています。 不安に思っている方にはオススメしたく星5にしました。 1~3までを書きあげ、すばらしい世界観を生み出した作者スティーグ・ラーソン氏は亡くなりましたが 4以降の構想を残していたと過去シリーズの解説で見ました。 しかし、この4は残念ながらその構想を再現したものではなく、まったく別の話を遺族から発注されたとのこと。 知らずに読み終わりましたが、そんなことを感じさせず、良質ミステリーを楽しむことができました。 正体の想像もつかない悪組織へ挑む二人の主人公。 リスベットの大胆不敵な性格とITテクニックによる打開と、 ミカエルの記者としての人脈や機転による追求。 私はこれがミレニアムシリーズの礎だと思っているので、その点で大満足しています。 若干、今までのシリーズよりも切なさが弱めで、著しい性暴力等が控えめなので、その辺のパンチが欠けるとも感じたのですが 1~3までを引き継いだ新生ミレニアムとして良い出来だと思うし、リスペクトが感じられて、 「5は発売次第、文庫待ちしないで買おう」と思える作品でした。 映画の完成も楽しみです。 | ||||
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読んでいて腹が立ってきたらどうしようと思っていたけれど、杞憂に終わりました。 英紙Guardianによると、経営に行き詰ったスウェーデンの出版社がデイヴィッド・ラーゲルクランツに続きを書いてほしいと要請したのだそう(ラーソンとラーゲルクランツの交友関係は謎)。ラーソンの長年のパートナーだったエヴァさんは、婚姻関係になかったため続編について何も口出しできなかったようで、彼女にとっては不服な事の成り行きになっているみたいです。 そんな裏事情もありますが、とにかく読ませる本! 展開に勢いがあるので、2冊でもまったく長く感じない。もっと盛っても良かったとすら思った。それについてはスティーグ・ラーソンもそれほどがっかりしていないんじゃないかな。 ラーソンの書いた3部作と異なる点と言えば、彼の3部作には男性の支配的な文化を否定するフェミニズムをすごく感じたけれど、今作はそんなふうには感じなかった。あとなんとなくリスベットの人間らしからぬ有能ぶりに、若干辟易してしまうかな。ばかばかしいほどのヒーローぶりが、可笑しいけど読んでいて気持ちいい。 今月、次作『The Girl Who Takes an Eye for an Eye』の英語版が刊行しました。これでラーゲルクランツが富と名声を築いていくのは、なんだか抵抗を感じるけれど、されどやっぱり続きが読みたい! | ||||
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オリジナルの作者が亡くなったあと、別の作者が新たに書いたとは思えないほど、違和感無く素晴らしい作品。 | ||||
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原作者が故人となってしまったことを知らないまま読み終えた。 読んでいても登場人物に違和感はなかったし前3部作同様に面白かった。 ただそれだけです。細かいことを気にせず楽しめば良いのでは。 | ||||
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ブランド物のコピー商品に手を出すような気がして、読むか読むまいか逡巡していましたが、リスベットにまた会いたいとの誘惑に抗しがたく、結局手に取って・・・一気読みでした。 ラーソンと比較して批判的評価が出るのはやむをえませんが、私としてはむしろ登場人物の下半身の緩さに食傷気味だったので、その辺をカットし、ラスト近くで脇役ププランスキーの初々しい恋愛を描く本作に好感を持ちました。 本筋ではいつものハッキングと肉弾戦に加え、サヴァン症候群の少年を守るという王道的ストーリー展開でまったく飽きませんでした。 リスベットの異母兄弟はたくさんいるので、この調子ならミレニアム10まで敵役には困らないかもしれませんが、さすがにマンネリ気味なので同族相食むはそろそろやめてほしいという気もします。いずれにしても、シリーズ復活万歳です。 | ||||
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3までのファンを失望させない内容。著者が変わった知っていても、全くそれを感じさせず読み進められる。というか、むしろ、3までを強く意識して書かれていて、今までの登場人物がでしゃばりすぎず、しかししっかりそのままに出てくるのが嬉しい。 | ||||
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一気に読まないよう大事に大事に読んだ。勿体ないからね。スティーグラーソンが甦ったかのような感想が先ず一つ!リスベッドに再会出来て嬉しいのがまた一つ!とにかく、面白かった。絶対おすすめです! | ||||
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おもしろかったー! もう会えないと思っていた魅力的な登場人物達に再会きました。 作者が違うという違和感は私には感じられませんでした。 次作も楽しみにしています。 | ||||
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上巻で感じた「久しぶりのミレニアムだ」という興奮は、下巻になって正直落ち着いた。視点が次々かわる描写法もあまり感心しなかったし、すべてのことが終わったカタルシスもだいぶ控えめ。本自体の密度はこれまでの3作と比べてだいぶ落ちる。 ただ、これをスティーグ ラーソンのミレニアムの4巻目ととらえるのではなく、この作者の新ミレニアムの第1巻ととらえて。つまりは次に期待して、星4とする。 | ||||
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