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人魚の眠る家



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【この小説が収録されている参考書籍】
人魚の眠る家
人魚の眠る家 (幻冬舎文庫)

人魚の眠る家の評価: 4.11/5点 レビュー 199件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.11pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全199件 181~199 10/10ページ
No.19:
(5pt)

「天晴」

人気作家なので厳しい評価もありますが読む価値は十分あると思います。 上手く作りすぎている感はありますね。 これもひとつのミステリー作品だと思いました。 次作がとても楽しみです。 追記 東野さんって頭の中どうなってるのでしょうか?私は脳神経外科医ではありませんが気になったりします。
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No.18:
(3pt)

まずまず

脳死とはなんなのか、臓器移植の課題を考えさせられる作品です。 日本の特殊性がこの分野にもあるんですね。 楽しむだけでなく、良い勉強にもなり良かったと思います。 しかし、プロローグとエピローグの必要性が最後にならないと分からなかったのは、 自分の想像力のなさだけが原因ではないはず。 もう一工夫あったら、エピローグがもっと良いものになったんじゃないかなと思います。
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No.17:
(5pt)

子供の脳死・臓器移植・・・・考えさせられます。

東野圭吾氏の小説は、いつも世の中の人々に課題を突き付けている気がします。
社会的な問題でありながらも、大半の人が「自分とはあまり関係ないか・・」と流しているような問題を
「ちょっと考えてみてよ」と小説を通して訴えられている気になります。

この小説も重く、考えさせられるものがありました。
登場人物も決して特別な人達ではなく、それぞれの思いに共感してしまいます。
脳死・臓器移植のことも分かりやすく描かれています。
決して、他人事ではなく、いつ身近におきてもおかしくないような設定であり、読み終わったあとも
しばらく考えこんでしまい、誰かと語り合いたいような心境になりました。
ぜひ、多くの方に読んでいただきたいです。
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No.16:
(5pt)

さすがは東野圭吾

脳死、臓器移植という重い問題。 何が正しいのか、何が正解なのかわからない。 理屈では分かっていても、実際に自分の身に降りかかったらどうするのだろうと、 考えさせられた。 自分も子を持つ母として、薫子の行動に共感したり嫌悪したりしながら、 一気に読んだ。 切なくて、久しぶりに読書で泣いた。 東野圭吾作品からしばらく遠ざかっていたけれど、やはりこの作家は凄い。
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No.15:
(4pt)

東野さんの挑戦かな

人の死をどうやって、誰が判断するのか。 脳死の娘の父の意見、母の意見、家族の意見、医師の意見、他人の意見など、それぞれを取り混ぜて、果たして自分ならどう考えるかを問うている小説です。 最後は、自分がどう自分の気持ちに整理をつけるか、なんですね。 プロローグは、エピローグにつながりますが、そこに希望を込めたのは、重いテーマに付き合った読者へのプレゼントかもしれません。
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No.14:
(5pt)

仮面夫婦という見出しに惹かれて

どんな夫婦の冷酷で忍耐の泥沼な内容かと思っていたら、内容は脳死に対する命の尊厳。
さすが東野圭吾さん、最先端科学や医学の世界を難しくも素人にも理解できるように描かれています。
私も子供を持つ母であり、経済的にかなり余裕のある夫婦にしか叶えられない命の延命方法に集中力が切れそうになりましたが、子供に対する母の想いは共感でき、哀れに思い、女性はやはり感情的であって仕方がないのかなと我ながら安心しました。
プロローグとエピローグの是非がレビューで目立ちますが、私は最後心温まり、胸がきゅんとなる結末にほろっと来ました。
脳死状態にありながらも、時々現れる奇跡なのか錯覚なのか、そんな現象が、最後のプロローグにも収まっていて、そんなささやかな事が人にとって人生を左右に、生きがいとなり、思えば自分自身もそんな小さな運命的なことで、人生の分かれ道を選んできたのではないかと思いました。
脳死、という言葉は最近聞きませんね。臓器提供のカードも、昔ほど病院でみなくなったと思います。
社会に脳死の理解を広げ、再確認させてくれる本だと思います。
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No.13:
(5pt)

The 小説

読んで良かった。 読書ってこういうことだと思う。 考えたり悩んだり泣きそうになったり救われたり。 東野圭吾だからこそ、社会的問題をエンタテインメントしながら、読者に問いかけ考えさせる素晴らしい読書体験でした。
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No.12:
(4pt)

考えさせられる1冊ではあるけれども

とても考えさせられる1冊でした。 ただ東野圭吾さんだと、どうしてもミステリーを期待してしまうので、そうではないという前提で読むべき1冊です。
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No.11:
(5pt)

重いのに面白い、東野作品の真骨頂

「お屋敷」にボールを取りに入った少年は、車椅子の上で眠り続ける少女を発見する。目を閉じたままの少女は、まるで人魚のようだった。

冒頭から一気に引き込まれる。ネタバレは最小限にとどめるけど、設定だけは説明しないとレビューにならない。本作のテーマは、「死とは何か」。
事故で脳に障害を負った少女を巡って重層的な人間ドラマが展開する。
最新科学の知見を取り入れてストーリーに生かすところは、東野の本領発揮といったところだ。とても興味深く、勉強になった。
安手の難病小説なんかだと、患者の親族はただのモブキャラだ。
ところが本作では、娘が不幸に見舞われた夫婦は哀しいくらいに普通の男と女だ。
人間性をしっかり描けるからアイデアも生きてくるんだな。

第四章「本を読みに来る人」が異彩を放つ。事態を別の視点から眺めるという趣向だ。
どう見ても善意の行動なのに悪口の対象になるという事実が、いかにも現代日本らしい。いつからこういう風潮になったんだろうね。
終盤のクライマックスは、なごやかな団らんシーンから始まる。まさに血も凍る展開で、読むのが辛い。スリリングな盛り上がりは圧巻である。

小さな突っ込みはあるけど、ネタの核心に触れるので書きません。どのみちその程度で本作の価値が下がるわけでもないし。
重くて深い問題をエンタメとして昇華する手腕に脱帽した。現役作家でこんなことが出来るのは作者だけだろう。傑作です。
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No.10:
(2pt)

もうそろそろ能力の限界ではないか?

東野圭吾の著作の一番の良さは、「映像的表現に伴う読みやすい言葉使い」だと、個人的には思っている。 それは今回の作品にも当てはまり、ほぼ一気に読めた。 ただ、内容が問題である。 もうこれはミステリーではないし、ストーリー展開もつまらない。 はっきり言って、東野圭吾は、作品のレベルがどんどん低下している。 これは、宮部みゆきにも言える。 両者とも、そろそろ能力の限界かも知れない。 最近の新進気鋭のミステリー作家たちの方が、よほど読み応えがあって面白いと思う。
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No.9:
(1pt)

がっかり

読みやすいだけで、平凡な内容でした。 母親にも、全く感情移入できませんでした。 また、母親のことを周りの人間達が、ちやほやし過ぎているのに、違和感を感じました。
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No.8:
(5pt)

今年読んだ中でもベスト!

非常に読み応えのある1冊でした。 バイオエシックスに興味があり、いろいろ読んできましたが、小説ならではの切り口に感動しました。 警察官との絡みが圧巻です。 (ネタバレになりませんよね?)竹内基準の問題点も改めてわかりました。 答えの出せないおもしろさがありました。
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No.7:
(1pt)

あまりにも期待裏切る作品。

久々に読みましたが、かつての東野ワールドを全く感じさせない平凡なストーリーでした。 何故に、今脳死なんだろう。 そろそろネタぎれ? 作家としての限界なのだろうか。 うーむ残念。
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No.6:
(5pt)

最後まで読んで欲しい作品

看病しているつもりが見守られていた。 そういう心の準備を経験している人としていない人でこの作品の感想は変わるかと。 残念ながらすでにそんん経験してしまった自分は終盤、涙が止まらなかった。 これはとち狂った母親の話ではない!
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No.5:
(4pt)

パンチは弱いが考えさせられる

東野圭吾にしては、パンチが弱い。 ミステリーと呼ぶ要素もあまりない。 謎が謎を呼ぶ、そういうタイプではないからだ。 しかし、この作家が書くと人の命とは何か、という根源的問題が、ここまで色濃く鮮やかなドラマとして描かれることを思い知る。 娘を持つ母として、自分ならどう考えるか。 自分の命に代えても惜しくない一人娘をどう生かすか、作中の母の狂気に胸が詰まる思いで読んだ。 考えさせらる。
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No.4:
(5pt)

素晴らしい

最近の東野圭吾作品に読者は厳しいね。 どう考えても傑作ですよ。 読んで良かった。 「時生」や「手紙」あたりと並べても遜色ありません。 子供のいる人は是非。 心揺さぶられますよ。
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No.3:
(5pt)

ミステリ色を求める必要なし。大傑作です。

「脳死」という概念が取り沙汰されて以来、答えの出ない問題となった「人の死」ということについて、文学の力で一つの形を示した大傑作だと思います。もちろん、それは、一つの「形」であって、「答え」ではないことも、作品はしっかりと語っています。
様々な考え方が、相対化され、押しつけがましくもなく、理屈がましくもなく、力を持って迫ってきます。
第五章の後半は、今までの読書体験の中でも、指折りに迫力のある忘れられない場面となりました。
この作品をミステリーかどうかとか、今までの東野ワールドとは異なものとか、そういう観点で、評価するのは違和感を覚えます。
「死」「母の愛情」「家族」という問題について、考えさせられる圧倒的な文学だと思いました。
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No.2:
(4pt)

「脳死」を巡る家族の物語

脳死状態となった患者の家族は、どう理解し、患者の状態を受け入れるのか。 特に自らの子供ではそうだが、脳死=死と受け入れがたい家族の実情、感情の揺れ動きが、リアルに描かれています。 薫子の娘・瑞穂へ包丁を向けるシーンは、圧巻。
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No.1:
(2pt)

申し訳ないが・・・

申し訳ないがこれも期待外れだった。 前作(ラプラス・・・)よりはまだましだった。 なぜだろう、この人の作品はつまらなくなった。 名前で売れるんだね。 きっと。
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