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(短編集)
天体の回転について
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天体の回転についての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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この方の作品集は初めて読みましたが、 ホラーとかスプラッターが得意な作者さんなんですね。 苦手な方は注意しましょう。 全体を通しての感想としては 詰まらなくはないけど、格別面白くもない、です。 どこかで読んだような、見たような、既視感のある作品が多く感じました。 あと全体に漂うB級感は作者さんの持ち味ですかね? ファンの方には申し訳ないけれど、雑誌のページを埋めるための作品。 メインにはなれない、表紙は飾れない作品たちだと思いました。 | ||||
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テーマは良いと思いますが、表現方法が私の好みにはちょっと合わなかったのが残念。 そういうのが多い作家さんだったのですね。 知りませんでした。 テーマは基本、古典的なSF系なので楽しめます。 表現方法は好みの問題かな。 | ||||
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グロテスクホラーを得意とする著者のSF短編集。表紙はライトノベル風だが挿絵はないので、気になる人はカバーを外せば問題なく読める。 全体的に理論は素晴らしいものがあるのだが、起承転結があやふやだったり。人物造形が固まっていなかったり、結末が唐突だったり予想しやすいかで、物語としては残念なところも多い。 8編の短編が収められているが、どうも前半の物はつまらなく、後半の物は面白く思える。最初の数編を読んで嫌になってきても、後半から読んでみるのを薦める。 以下、各編のネタバレを抑えた感想。 『天体の回転について』 本書で唯一萌え要素のようなものがあるが、刺身のツマ程度なので気にする必要はない。 作中で展開される科学理論はわかりやすく興味深いが、物語性やキャラクターは極めて薄い。 『灰色の車輪』 本書収録作の中で一番駄目。正しい理論が物語を引き立てず、展開は陳腐の一言。 ロボット三原則を引用しているのに、内容は旧時代のフランケンシュタイン的ロボット物へ逆戻りしてる。アシモフに対する侮辱に思える。 『あの日』 SFコメディとして秀逸。展開と結末は唐突だが気にならないレベル。 これを読まなかったら危うく本書を投げ捨ててるところだった。 『性交体験者』 ありがちなグロテスクSF。すぐにオチが読める。 『銀の舟』 ここからがらりと変わって良作ぞろいになる。 ファーストコンタクト物として見事な出来。展開にうならされる。 『三〇〇万』 これもファーストコンタクト物。異星人とのギャップが巧みに描かれている。 某作品のパロディとしてニヤリとさせてくれるのも上手い。 『盗まれた昨日』 同一性をテーマにした作品。科学が物語をしっかり支えており、着目点がいい。 『時空争奪』 「川は河口から始まる」という一般常識と違った知識が、大きなスケールの物語に発展する展開が素晴らしい。 パロディとしても楽しめる。本書で一番のお勧め。 | ||||
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小林泰三らしい、ライトSF全開の短編集です。 書こうと思えばバリバリのハードSF長編も書ける氏ですが、 あえてこの路線でいくところが、小林泰三たる所以ですね。 専業作家ではないくせに、結構なペースで発表してくれる のもファンとしてはありがたい限りで、数多くいるSF作家 と一線を画す作風は価値を一層高めています。 コレという作品はなかったかもしれませんが、初心者にも お勧めの良作です。 しかし、この表紙はダメでしょう。 作者本人はどう思っていらっしゃるのか・・・ | ||||
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う〜ん サイエンスフィクションの魅力を科学に立脚するトリックに求める者としては、 サイエンス分は、冒頭の表題作以外やや薄めと感じます フィクションとしても、オチが弱い作品が多いかなと 小林泰三らしいと言えば言えるので、ファンにはお勧めかも | ||||
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表紙で買うのを躊躇してしまっている人がいるかもしれませんが 小林泰三が得意とするSF短編集で成り立っていますのでご安心を。 個人的には・・・ 男女の力関係が逆転した「性交体験者」 異星人と人類の戦いを描いたSF「300」 小学生の女の子と中年男の記憶が 入れ替わってしまう「盗まれた昨日」が好きです。 いずれも小林泰三らしい作品だと思いました。 | ||||
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