■スポンサードリンク
墓標なき街
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
墓標なき街の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
百舌鳥シリーズの、特に前半の数巻は日本のハードボイルド作品群の中でも傑作なものだったと思います。しかし、逢坂剛さんは禿鷹シリーズといい、どうも長く引っ張り過ぎる傾向がある様で、ここまで来ると作品の中の人物が描写されているというより、ただ筋書きを「説明する」ために登場しているだけなのです。ですから余計な場面と余計な会話が重複し、ストーリがややこしくなり、経過がどうなっているのか解らなくなり、読むのが嫌になってしまいました。従って終局も安易でバタバタと終わってしまいます。「なんじゃい、これは?」というのが読後感です。しかも、この一冊は前に出た作品を読んでいないと、何が何だかわからないという不親切さです。これは、イカンデスと思うのは自分だけでしょうか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
百舌シリーズ第一作の「百舌の叫ぶ夜」は紛れもない超傑作のエンターテインメントだった。だが、シリーズが進むごとに作品の質は低下していき、第六作「墓標なき街」に至ってはシリーズに含めるのさえはばかられるような駄作と化してしまった。もし、前作を知らずに読んでしまった人がいたなら、気の毒としか言いようがない。前作の登場人物たちが活躍することだけが、この作品の価値だからだ。 やはり百舌シリーズは、倉木尚武の死とともに終わるべきだった。つまり第三作「砕かれた鍵」までが真の百舌シリーズだったと言えよう。倉木尚武亡き後、第四作「よみがえる百舌」では確かに倉木美希の活躍はすばらしかった。しかし、倉木尚武の強烈なキャラクターを上回るほどのものはない。個人的には、美希が大杉に簡単に心を許すのも節操がなくて嫌だった。 このシリーズ、後の作品になるほどページ数が増していくのだが、内容はそれに反比例して薄くなっていくという絶望的なシリーズだ。「あでやかな落日」などもそうなのだが、どうも逢坂剛という作家は長い作品になればなるほど、むりやり引き伸ばした中身の薄い作品になってしまう気がしてならない。 逢坂先生、主人公を殺したら完結させましょうよ、「禿鷹シリーズ」のように。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
13年ぶりの百舌シリーズということで、期待したが全くのはずれ! 逢坂さん、13年何をしていたの?もうボケてしまったの?というくらいの酷さ。 最後は続編につなぐために雑な終わり方をしているし、他の星1つの方と同じ感想です。 続編での巻き返しを期待して星2つにしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
百舌シリーズは全部読んでいるからかなり期待あり、段々、話しは思ってない方向に進んでいるがまあそれはそれで読み物として楽しめます | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
説明シーンがあまりにもくど過ぎてミステリー感もサッスペンス感もほとんど皆無。全く盛り上がらずに終わっってしまった。結末もスリル感もなくしゃにむに終わらせえた感じであった。人物の設定や物語の展開に新鮮なアイデアや面白みに欠け、著者に疲労を感ずる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
評価がすごく高かったので期待しましたが、百舌シリーズ中の最悪とかのレベルではなく、とにかくつまらない。 同じ話ばっかりしているし、進展は全然ないし。挙句、ホラー小説みたいになる始末。 信じられない方は是非読んでください。つまらないです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ドラマに影響を受けてから、百舌シリーズは「裏切りの日日」以外は全て読みました。 全てとても面白く、一気読みしたので、今回も期待して購入したのですが、正直期待外れでした。 物語の終盤まで「過去の出来事」「武器輸出三原則」「政界」の説明が何度も何度もクドイくらいに 出てきて正直ウザ過ぎです。 何べん説明すんねん!って何度も思いました。 その説明の多さのせいか、本の厚さに比べて内容は本当に薄っぺらいです。 ドラマにしたら1時間で終わっちゃうんじゃないでしょうか。 そして、最後ですが、非常に多くの謎???を残して終わります。 次の作品に続くといえば聞こえがいいのですが、私には、書くのがめんどくさくなって無理やり 終わらしたようにしか思えませんでした。本当に何もかもが中途半端で終わってしまうのです。 なんじゃこりゃ!ふざけんな!って感じです。 こんな作品なら、前作で終わらしておいてほしかった。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!