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シャーロック・ホームズとヴィクトリア朝の怪人たち1
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シャーロック・ホームズとヴィクトリア朝の怪人たち1の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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「アーサー・コナン・ドイルの作風を厳密に踏襲したというよりも、想像力の翼を羽ばたかせた作品ばかりが集められている」と、解説で北原尚彦氏が書いている。これはかなり好意的な書き方で、ぶっちゃけていえば「ドイルに寄せる気がまったくない作品ばかり」ということだと思う。 ホームズがフランケンシュタインの怪物と競演したり、完全にスチームパンクもののストーリーだったり、まあヒマつぶしで読む分にはそれなりに面白いけれど、ホームズもののパスティーシュを期待して読むと、ちょっとビミョーかな、というのが正直な感想だ。 残念ながら、翻訳もイマイチだった。概して近年の翻訳はクオリティが高くて驚くけれど、本作は、まだこんなレベルの翻訳があったのか…という意味で驚いた。さらに、これは版元が悪いと思うが、誤字脱字も多いし、中には完全に意味不明な箇所もある。 また日本語の一人称について、ホームズが「わたし」で、ワトソンが「ぼく」なのも、なんだかしっくりこなかった。むしろ多くの読者のイメージとしては、ホームズが「ぼく」で、ワトソンが「わたし」なのではないだろうか。個人的な好みの問題かもしれないけれど。 | ||||
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いろいろな作家が、趣向を凝らしてホームズの「世に知られていないエピソード」を作り出しています。それぞれに「さもありなん」という話に出来上がっており、ヴィクトリア朝ロンドンの怪しい雰囲気もよく出ていてなかなかに楽しめます。が、残念なことにあまりに誤植が多い。 手元にあるのは、2015.9.10発行の初版本ですが、ひどいところでは1ページに2か所も、「手足を垂たしていた」「きみがすわっているが見えて」レベルの誤植が。初めのうちは頭の中で正しく変換して読んでいましたが、次第に誤植が気になって、内容に集中できなくなってきました。 原著者、翻訳者等皆の労力の集大成としてせっかく世に出る本ですから、もっとしっかり校正してください。内容はよかったがその分★を減らしました。 | ||||
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