■スポンサードリンク
翼ある闇
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
翼ある闇の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
会社の後輩に薦められて買ってみたが、途中で断念した。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
小説に無理があるのは必然だか、これほどあるとあまりにもご都合主義すぎる。突っ込みどころが満載。そのためかどんでん返しがあっても驚きよりもそう終わったかという感覚。文章というか文体が読みづらく、頭にすっと入らなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ここまでダークな探偵、なかなかいませんね。ワトソン役の友達?がいつか殺してやる、と本気で思うほど、結構ひどいことしますが、それが笑えます。確かに推理力は抜群なのでしょうが、事件を解決するためには、新たな犠牲者が出ることなどなんとも思わない。そして、なんとも歯がゆいのが、肝心の最後が描かれていないことが多いこと。え~ここで終わり??ということが多いです。だから本格推理小説が好きな方、はっきり結末が知りたい方(普通はそうだと思うんですけど)には不向きなのかもしれません。それでも読んでしまうのは、メルカトルの魅力なのかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こういう推理小説を読み込んだ人達なら楽しめそうなしょうせつは自分に合わないのだなと気付きました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1991年に発表された、麻耶雄嵩のデビュー作品です。 麻耶雄嵩の作品は常に賛否両論ありますが、 この作品も発表当時は賛否両論が巻き起こったと記憶しています。 以下、感想を。 1探偵が2人も登場する贅沢なストーリーでありながら、 それほど難しくない密室の謎が2人とも解けないのは納得できない。 エラそうにしてる探偵の方は思いきり真相から外れていたし、 もう1人の探偵の推理に至っては超科学的なものばかりで苦笑しかしない。 まあ、この作品を通じて、「名探偵」という存在を否定しているのかもしれませんが。 主人公が解いたあの密室の謎は、もしかしたら推理小説に あまり接したことのない人の方が、見抜けると思う。 2本のカギのうち、1本は密室内にあった、密室に抜け穴もなし、 なら、真相はもうわかると思うんだけど、名探偵2人もいて、 比較的簡単に見抜けるその可能性にも言及しないとは・・・ まあ、これは著者の意図的なもので、推理小説に詳しい人ほど 逆に見抜けない、という逆説的仕掛けになってるんだろうと思うけど。 21で述べたような密室の謎のような根本的な欠陥があるにもかかわらず、 出てくるガジェットは推理小説に通じている人だけがニヤリとできるものや、 推理小説に詳しい人でも、さらにとびぬけた幅広い教養をもっていないと 意味の分からない記述・台詞があって困る人は多いと思う。せめて注釈でもあったらいい。 ただ、教養のひけらかしというのは若書きの証拠でもあるので微笑ましいとも思う。 3某推理作家の作品群の名前を知らないとわからない核心も読む人を選ぶ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
わたしには合いませんでした。 麻耶作品初めてで、レビューも中々だったので読んでみましたが、 う〜ん・・・難解なんですかね? 全体的にどうも納得がいかず、「はぁ〜(やられた)!」となりませんでした。 最後のどんでん返しも胸くそ悪いというか・・・ メルカトルってどんな人だろうと思って読んだらほぼ出てこないし。 疲れる作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
連続殺人が起きてると知ってる中で、みんなあっさり殺されすぎだろとか 警察が常駐していてこんだけ殺されるって、お前ら警備くらいできないのかよとか そういうのはたぶんお約束って奴なんだろうし、そこまで気にはならない。 作中で多用される抽象的な会話の雰囲気も、個人的には結構好き。 事件も、たぶん最後ら辺の真相とか、ミステリを読み漁ってる人たちには面白いんだと思うし そういう知識がない俺のような素人が読んでも、笑い所は多々あったし飽きずに読めた。 しかし胸糞悪い。 罪もない少女を助けられる状況で見殺しにした奴が大勝利とか、無理無理どうやっても受け入れられない。 そりゃ世の中にはその手のオチのは腐る程あるし、今まで読んできたこともあるけれど、それでも嫌いなものは嫌い吐き気がする。 さらに個人的な感想を述べると、兄妹の妹をゲットするなんていう所業を行ったにしては、初対面から惚れるまでの過程がさっぱりわかんねえよ。抽象的なイメージだけを読んで、なんとなく感覚で納得できる事柄じゃないよそれは。ふざけんなよ温厚な俺だってさすがに怒るよこれは。兄妹関係は冗談で書いて良い事と悪い事があるねんど 糞作。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
学生の頃の海外ミステリーを読み漁っていた時期だったら拍手喝さいしたかもしれない。 社会派の小説とかも読むようになってからだと、この小説の内容はコントにしか思えない。 「ありえね〜」とか言いながらニヤニヤして読むのが、こういう小説への正しい対処の仕方なのだろうか?などと思うのだが、残念ながらそういう見方をしても面白いとは思わなかった。 麻耶雄崇さんが学生時代に書いた作品なので、まあこんなものか?という感じがしないでもないが、トリックだとか意外な犯人だとかどんでん返しばかりに気が行き過ぎているような気がしてしかたがない。 ミステリーおたくである作者が、ミステリーおたくのためだけに書きましたという作品だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読みにくいです。何故読みにくいかといえば、ペダンチックな内容を含みながら丁寧な解説は殆ど無いこと、神話や寓話を用いて人物の性格や役割なんかに言及するあたりも知識無しではさっぱりわからない。自らの無知をひけらかすのを承知で言うが、概略でいいから解説が欲しい。そうすればこれほど苦痛な読書を強いられることなく、心地よい時間が生まれただろうにと思う。意味不明な会話も多いし、出会って何日もしない癖に相手の心の内を読み取るかの離れ業を成し遂げたり、「彼(女)はそんな人間ではない」と知った風な口をきくあたり「あんた何様だよ」と思わず突っ込まずにはいられない。さらに、所々論理が破綻している。特に探偵木更津の論理はミステリ小説を下地とした凡そ現実的な解法とは言えないメタ論理を駆使しているあたり、物凄くマニア向けだと感じる。「首を切断する理由の多くは被害者と加害者の入れ替わりだ」なぞ、世間一般の論理では到底現れてこないものだろう。しかも、二言目には「多くの例外を含む」などと矛盾したことを言い出す始末だ。これ以外にも、相当へんてこな論理が詰まっている。はてさて、名探偵木更津は一体何者なんだ?著者の思考を介して物語を誘導する所謂”神”なのか?はたまた、読者をミスリードするための舞台装置なのか?もしかすると、単なるミステリ馬鹿なのかもしれない。何れにしろ、この人物が上手い具合に物語を混沌としたものにし、読者を騙してくれる事は間違いないだろう。物語終盤には、思わず噴出してしまうような推理も見られ、前半より断然面白いものになっている。しかし、日々ミステリに浸かって生きているような人間で無い限りは、この作品の中で披露される推理には疑問符しか浮かばないだろう。いつか古典名作といわれるミステリ作品を開いたとき、思い出し笑いでも出来たらいいなと思っています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本で小気味よいのは、「探偵の推理は絶対である」という暗黙の了解を裏切ってくれる点である。小栗虫太郎ばりの、暗鬱感ただよう館の雰囲気もまあまあだ。最後には恐らく誰も予想出来ないであろうすさまじい(笑)どんでん返しが用意されているが、どうも現実ばなれしており「反則だろそりゃ」の感を否めない。個々の人物も極めて影が薄く、「人間が描けていない」などと通りいっぺんの文句は言いたくないが、やはり読み応え、インパクトを弱めてしまっている要因として目についてしまう。巷では結構評判がいいようだが、何のことはない、凡作である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
片方の名探偵はまったく関係ない事象を無理やり順番のつながりを無視して見立てだと大騒ぎするしもう片方は、銘探偵と称するだけで何の活躍もしないし作品は小栗虫太郎の安易な模倣にしか思えないしと人を選びますね私は「黒死館殺人事件」が読みづらかったのと同様この本もものすごく読みづらかったです | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!