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崩壊



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【この小説が収録されている参考書籍】
崩壊
崩壊 (光文社文庫)

崩壊の評価: 3.00/5点 レビュー 11件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

テレビ化はむずかしいか?

塩田武士さんの本です。
嶋田洋輔という市議会議長が殺された。刑事の本宮と平原優子が捜査をしていくが、だんだんと話が本宮の過去と交差していく…。
とりあえず、登場人物が最初にリストになっているのですが、これと同じように系図も欲しいところでした。
人間関係複雑ネタで、それにバブル論というか、バブルの悲惨さをからめた感じでした。
人間関係複雑ネタって、電車で通勤しつつ読むのには向いてないなぁ、と感じました。否応なく読むのが中断されるので。人間関係をいまいち掴みきれないところがあります。
キャラとしては、優子が美人で、それなりに過去があり、本宮も家庭に問題というか悩み(というほどじゃないけど)が、という人間模様がよく描かれていると思いましたが、同時に、テレビ化、映像化→儲け、というような流れを感じてしまいました。
ただ、人間関係複雑ネタでは、映像化は厳しいような気もしますが、どうなんでしょう。
文章自体は、シンプルに短文を重ねていく感じで、読みやすいです。
崩壊 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:崩壊 (光文社文庫)より
4334769497
No.1:
(3pt)

メインの材料が揃い、様々な調味料を使ったが、味付けが決まらなかった、という感じ。

何となくタイトルに惹かれ読んでみたが、今ひとつスッキリしない警察小説だった。

波山暑の刑事・本宮は捜査一課の女性若手刑事・平原優子とコンビを組み、市議会議員の殺人事件を捜査するが…

捜査の過程で次々と繋がりが明らかになる人間関係。本宮自身もその輪の中に巻き込まれるというのはする都合が良すぎるかな。

バブル前後の天国と地獄、家族崩壊と殺人事件。メインの材料は揃い、様々な調味料を使ったが、味が決まらなかった、という感じの作品だった。
崩壊 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:崩壊 (光文社文庫)より
4334769497

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