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砂星からの訪問者
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砂星からの訪問者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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舞台がだいぶ未来の話で、すでに人類は太陽系から離れた先で生命体と交流がある世界が舞台。 主人公は職業カメラマンなんだけど、特別な能力があるわけでもないが運と度胸でなんとかなる。 出会う宇宙人が猫型というか猫そのもので、とても可愛い。 主人公が持ち運ぶカメラに住みついてる?高度AIの女性も可愛い。 水生宇宙人も可愛い。 難しい用語や設定もあるけど、気にせず読み進められる。実写映画やアニメ化しても面白いと思う。 日本だと実写はショボくなるかな.... | ||||
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「ディープブルー」の続編である。猫型異星人フィーリアンの襲来を受けて、石塚とポーシャのコンビが大活躍する。 石塚は成り行きでフィーリアンの捕虜ンールーの世話をすることになった。 前作に登場した二種類のエイリアンも面倒な連中だったが、今回は輪をかけて厄介だ。 フィーリアンは高度な科学力を持っているのに、行動が幼稚で社会的に未熟な印象を受ける。この矛盾は全編を通しての謎だ。 軽快なアクションと話の通じないカルチャーショックの面白さは健在である。相手があまりに猫的なので、猫好きとしては嬉しい。 価値観の相違は、エイリアンだけでなく地球人の一部の対立という形でも現れる。 「邪魔なら排除しろ」というのもひとつの考えだが、主人公はあくまでも「傷つけず、落としどころを見つけて和解する」ことにこだわる。 甘いといえば甘いのだが、「敵はとりあえず殲滅」一点張りのアメリカン軍隊SFなんかより、はるかに共感できる。 終盤の真相解明は鮮やかだったが、前作の意外性には及ばない。ストーリー的にはまだ途中という印象なのだが、第三部はあるのだろうか。 超越者(播種者)というのは宇宙SFではむしろ使い古されたネタなので、面白くなるかなあ。小川さんなら大丈夫かな。 | ||||
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SFというよりジュブナイルって感じですかね。 実は彼の書く長編はからっきし面白くないのです。 でも、短編や中編で時々馬鹿みたいに面白いSFを書くので、 一巻ものだと、ついつい期待を込めてかってしまうのですが結構裏切られます。 彼の作品で今のところ買っておかないといけないのは以下。 「老ヴォールの惑星」 「時砂の王」 「青い星まで飛んでいけ」 以上。 | ||||
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小川先生の書かれる物語は大好きです。 が、このシリーズに関しては、んん・・・どうなんだろ?と思います。 地球外生物との恋愛ってどうなんですかね?あんまり面白いテーマでは無いと思います。 | ||||
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前作はしっかりまとまっていて、小説としても良くできていた。 ドーン・シーダーの存在は匂わされていたが、今回からはその存在が主軸になってきている。 そのせいか、前作ほどファーストコンタクトもののテーマの相互理解に行き着かない。 ルイタリ人が登場するのも、そこら辺の不足を補うためかも知れない。 次巻以降に期待。 | ||||
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この本の最初の方で見開きページを使っての前巻のあらすじが、一応ありますが、前巻の題名もなく少々不親切ねえ、と思いました。一巻は臨機巧緻のディープブルーという本です。念のため。 今回タビトが出会うのは猫型異星人。一巻よりもロマンスは無いけれどスリルはあった。相変わらずエリカさんやリー提督はカッコいいよ!カメラ{じゃない姿の時もあるけれど}のポーシャも元気で素直で読んでいて気持ちいい。 しかし読後感がイマイチ・・・すっきりしなかった今回。なぜだろう? 空っぽなオスたちが悲しい?いや、それで良しと言う態度なフィーリアンが悲しい?願いを叶えるって、やりすぎるのって実は残酷なのでは?「いいよ」って叶え続けるのって、それって本当の愛なのか?など、色々考えさせられた。 ラストに取って付けたように黎明の播種者の話が出てくるのも「わざわざここまで書かなくっても読者は{あれ?もしかして}って気が付くのではないか」と思った。書かない方が粋だったかも。 あと、気になったのは、オスの子猫は仕舞われちゃうんだねーと言う事。読後に本を閉じて「ぼのぼのくん。しまっちゃうおじさん、本当にいたよ。グワールデンっていう名前なんだってさ」と、つい、つぶやいてしまいました。おしまい。 | ||||
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カラスウリ星系から帰還し、沖ノ鳥島星系で羽根を休めていたタビト属する第5艦隊は正体不明の猫型異星人と遭遇する。 彼女らの意図は何か、そして、タビトは再び異星人との共存の道を模索する。 そして見え隠れする「黎明の播種者」とはなにか。 猫型異星人に寄り添うAI 人類側のいくつかの勢力も絡み合い、実に厚みのある展開となっている。 もはや、小川一水の才能に嫉妬するレベルだ。 今回の異星人は単に外見が猫に似ているというだけではない。 性格も猫そのものだ。 著者自身も愛猫家であることから、愛猫をモデルにしたのではないだろうかとさえ思わせる。 このシリーズ今後も続きそうである。 | ||||
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判型(ノベルス→文庫)などは変更になりましたが,実はシリーズの二作目となる本作. その前巻同様,異種族との邂逅を軸に,『見る』,そして『知る』ということが強調され, カバーイラストにも描かれている,猫の姿を模した異星人とのやり取りが描かれていきます. その相手の振る舞いは好奇心旺盛で気まぐれと,まさに猫そのものといったところで, 時に見せる可愛らしい姿には,いつの間にか主人公ともいい雰囲気にと思わせておいて, 実は相手の思いは…と,これまた猫らしい(?)笑うに笑えないラストには思わず苦笑い. また,序盤は少し重ためも,新しい種族とコミュニケーションを図る様子には胸が躍り, 惑星をはじめ,相手の一族をめぐる文化や歴史が明かされる終盤に掛けての流れも丁寧で, それまで曖昧だった謎の存在や,奇妙に感じた関係が繋がっていく気持ちの良さを覚えます. なお,物語は『始まり』を求めて広がっていくようで,そちらに迫るこれからはもちろん, 『次の出会い』の方にも期待は膨らみ,これからが楽しみなシリーズとなってきた印象です. | ||||
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天冥の標も佳境に入って、当面SF新作は出ないかと思っていたので素直に嬉しく、楽しめました。 表紙と説明文だけ読んで「青い星まで飛んでいけ」のようなハードSF寄りなのかと思っていましたが、 実際には以前朝日ソノラマ文庫より発売された「臨機巧緻のディープ・ブルー」の続編で、 登場人物同士の掛け合いがメインの軽妙な語り口の作品でした。 異星人の容姿や性格描写などはさすがで、 これまでの小川作品の典型的なキャラクターを異様な身体構造の異星人に割り当てるというのを超えて、 どこか筒井康隆などの不条理SFのような、新たな境地が見えてきたようにも感じました。 情報力が戦闘力と直結する戦いという煽り文句でハードルが上がっていたのに、実際の作品がライト指向だったこと。 続編というのをはっきり示さない売り方にがっかりしたので星4つです。 小川一水ファンなら買って損はないです。面白かったですよ! | ||||
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1巻からのキャラも登場するので読むなら1巻からがおススメです | ||||
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読みましたが、まぁすんなり読めました 、ちょっと無理やりキャラクタ作ってる感じかしたのですが、楽しめました。 続編なら続編と記載して欲しかったです、次前のやつ読ませて頂きます。 ネコ好きは読んで良い(笑 | ||||
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